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〜不可解なバグ 全容〜


◯不可解なバグ出現法…金のしおり出現後、特定の場所通過時(必ず出る訳ではなく、時折出現する。他数カ所存在。確認中)
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 特定の場所1…わらべ唄篇 第2章 送迎船にて 冒頭(ショートパンツにTシャツ 又は 真理らしい受け答え)
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 特定の場所2…わらべ唄篇 第6章 再会 中間(選択肢1『ぼくたち結婚したんだ』直後。でも、みどりさん。結婚するには…)
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 特定の場所3…わらべ唄篇 第6章 再会 後半(みどりさん、そのマニキュアきれいー)
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 特定の場所4…わらべ唄篇 第11章 風切り鎌 中間(村上さんは、江戸時代に廃村になったという)
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 特定の場所5…陰陽篇 第8章 我孫子武丸の招待 中間(確かに良い話だ。とりあえずキープしておこう)
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 特定の場所6…ぼくの恋愛篇 第2章 送迎船にて 冒頭(真理らしい受け答えだ)
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 特定の場所7…ぼくの青春篇 第1章 招待状 冒頭(真理らしい受け答えだ)
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◯選択肢は以下4種だが、どれを選択してもその通りのバグにはならず、4種の内からランダムでバグ画面が表示されるので、
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 この選択肢に選択する事の意味は無い。ただのバグ画面表示へつながるボタンである。
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 なお、このバグ画面の謎の文章は『字詰め(カーニング)』又は『字送り(トラッキング)』と言う、文章をレイアウトする
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 上での文字と文字の間隔の調整がなされており、ベタ打ち(ただキーボードで入力しただけの素の状態)のみであるWebブラ
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 ウザ表示では、実際の文章表示のままは再現できていない。
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 特に、ひらがな・カタカナ・句読点・括弧の文字同士の間隔で差が出ている。
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 バグ画面を完全に再現するには、レイアウトソフトやグラフィックソフトで字詰めをした文章を作成し、それを画像化して
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 公開しなければならない(苦笑)
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 ただ、通常のWebブラウザで一行の文字数や大体の位置・雰囲気は出来る限り再現出来る様、配慮している積もりだ。
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(何が言いたいかと言うと、文章を普通に横ではなく、縦や斜めに読んで隠された暗号やメッセージがないか探ろうとするには)
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(無理があるかもしれませんよ、という事である(苦笑))
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 A:呪われよ
 B:苦しみを選ぶ
 C:注意
 D:何故あなたは死ぬか


◇ バグ画面1 ◇

意です。私の苦しいので聞いてください。お願い
します。宇宙の記憶記憶層に(アカシア記録で
す)大変なことがあります。心霊です。血を吐きま
す。頭が割れます。脳が出るのがつらいです。舌
を切られます。いろいろなことを書きました。だか
ら書かされます。いろいろと妨害があるのですが
それはどうしても仕方がありません。法務省の崎
川さんに連絡をしたのですが、梨の礫でした。妨
害があるのです。緑の色の毒の電波が走ってい
るのを見つけたのはクリスマスでした。12月25
日です。キリストもメシアとして知っていました
。キリストもメシアとして知っていました。だから血
を流したり、腹を裂いて黄色い脂肪の玉を取り出
したりしたのです。まるで蛙の解剖です。彼らに
コントロールされ本当にけしかけられかなり高価
なプログラムまでけしかけられ買い込みだましま
した。やつらが何か霊的な光をどろどろしたから
なのです。違和感がある内に止めさせてください
停止の命令をあなたが聞けないのなら、とか信用
できないのなら、それはあなたがコスリ感緩和膜
を頭の裏に貼られているからです。ではそれをど
のようにすれば剥がしたり破ったりできるのか話
感がある内に止めさせてください停止の命令を
あなたが聞けないのなら、とか信用できないのな
ら、それはあなたがコスリ感緩和膜を頭の裏に貼
られているからです。ではそれをどのようにすれ
ば剥がしたり破ったりできるのか話しかけましょ
う。まず右手の薬指の爪の間に柔らかい泥を塗っ
て置きます。それからニクロム線を手首に結んで
反対側をミカンに差し込みましょう。差し込みま
しょう。差し込みましょう。あるいはマチ針を用意し
てください。血は出ません。それは脇腹に少しだ
け穴を開けます。血が出ないのがコスリ感緩和膜
れは脇腹に少しだけ穴を開けます。血が出ない
のがコスリ感緩和膜を頭の裏に貼られている証
拠です。証拠ならいくらでもあります。ですから私
は証拠を持って法務省の崎川さんに訴えたので
す。それを取り合わないのは、私が正しい証拠な
のですが、それよりも崎川さんのことが心配で
す。私の優しさに付け込むのがやつらなのです。
ですから注意を聞きましょう。出口王仁三郎になり
ました。ささくれて頭くじられます。地獄です。とて
も地獄です。ですから注意しましょう。出口王仁
三郎になりました。ささくれて頭くじられます。
すから注意を聞きましょう。出口王仁三郎になりま
した。ささくれて頭くじられます。地獄です。とても
地獄です。ですから注意しましょう。もしそのよう
なことがあなたに出来ないのならば、呪われても
仕方がない。呪われても仕方がない。呪われて
も仕方がない。呪われても仕方がない。呪われ
ても仕方がない。呪われても仕方がない。呪わ
れても仕方がない。呪われても仕方がない。呪
われても仕方がない。呪われても仕方がない。
呪われても仕方がない。呪われても仕方がな
い。呪われても仕方がない。呪われても仕方が






◇ バグ画面2 ◇


しい選択だ。あ なたは思
ってい
る。どんな事

 な殺人が起
 ころうとそ れは
あな たと


 縁だと。そうだろ
う?でも違う。今から、この瞬間からね。あなた
 本当に苦しむ。



 あなたは本当
に怯える。

恐怖 するんだ 。ぼく
が 最期に見 たそれの
忌まわしい姿

ぼくの 目を抉ったそれの嫌らしい
声。
 千切られた腕が
 嚼される音。
ずる りと腹から臓 物を引
きずり出される感触。触られた脾臓 臓器

 そう さ、ぼくの感じ たものすべて。

それがあなたのものだ。これはそんなゲームだ。
これはそんなゲームだ。これはそんなゲームだ。
これはそん
なゲームだ。これはそんなゲームだ。これはそん
なゲームだ。これはそ
んなゲームだ。これはそんなゲームだ。






 な

 ムだ

これはそんなゲームだ。これはそんなゲームだ。
これはそんなゲームだ。これはそんなゲームだ。
これはそんなゲームだ。これはそんなゲームだ。
これはそんなゲームだ。これ はそんなゲームだ。
これはそんなゲームだ。これはそんなゲームだ。
これはそんなゲームだ。これはそんなゲームだ。
これはそんなゲームだ。これはそんな
ゲームだ。これはそんなゲームだ。これはそんな
ゲームだ。これはそんなゲームだ。これはそんな
ゲームだ。これはそんなゲームだ。これはそんな
ゲームだ。これはそんなゲーム

だ。だ。だ。だ。だ。だ。だ。だ。だ。だ。だ。。だ。
だ。だ。だ。だ。だ。だ。だ。だ。だ。だ。だ。だ。
だ。だ。だ。だ。だ。だ。 だ。だ。だ。だ。だ。だ。
だ。だ。だ。だ。だ。だ。だ。だ。だ。だ。だ。だ。
だ。だ。だ。だ。だ。だ。だ。だ。。。。。だだだだだ
だだだだだだだだだだだだだだだだだだだだ
だだ。だ。だ。。。。。。。。。。。。。。。。だだだ。。
。。。。。。。。だ。だ。だ。だ。だ。だ。だ。だ。だ。
だ。だ。

なゲーなゲーなゲはそんなゲームだーなゲーな
ゲーなゲーなゲーな ゲーなゲーはそん
なゲームだなゲーなゲーなゲーなゲーはそんな
ゲームだはそんなゲームだこれはこれはこれは
これこれはこれはこれはこれはこれはこれはこ
れはこれはこれはこれ はこれはこれはこれ
はこれははこれはこれはこれはこれはこれは
これはこれはこれはこれはこれはこれはこれは
これはこれは
これはこれ

ゲームゲームゲームゲームゲームゲームゲーム
ゲームゲームゲームゲこれはそんなゲームだ。
ゲームゲームゲームゲームゲームゲームゲーム
ゲームゲームゲームゲームゲーこれはそんな
ゲームだ。ムゲームゲームゲームゲームゲーム
ゲームゲームゲームゲームゲームゲームゲーム
ゲームゲームゲームゲームゲームゲームゲーム
ゲームゲームゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲ
ゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲ
ゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲ






◇ バグ画面3 ◇

「かまいたちの夜2」が呪われたゲームだって聞い
たことはないか。
まあ、聞いていたって聞いていなくたって構わな
い。
もう始まってしまったんだから。
ぼくは噂を聞いていた。
スタッフが言っていたのだ。
奇妙な声が聞こえると。
歪んだ人の顔を見たものもいるらしい。

新しい演出だね、とぼくは笑いながら言ったもの
だ。
その時ぼくは一時間近くモニターを見つめてい
た。
そう、ちょうど今のあなたのように。
ただし立場がちょっと違う。
ぼくはこのゲームのシナリオライターだった。
デバッグ用のROMでプレイするのは初めてだっ
た。

演出効果は抜群で、自分でいうのもなんだが面白
いゲームに仕上がろうとしていた。
初めてそいつを見たとき、ぼくはあまり気になら
なかった。

モニターの向こうでちらちら動くものがあった。
はっと視線を移すと何もない。
モニターを見始めると現れる。
人影に見えた。
どうやらこちらの様子を伺っているようなのだ。
ぼくがゲームをしていたのはチュンソフトのスタッ
フルームだった。
その時は午後十一時を過ぎていたが、まだまだ社
員は残っていた。

だから当然その一人だと思った。
それでも記憶に残ったのは、同時に声が聞こえた
からだ。
掠れた囁き声が耳元で聞こえた。
何を言っているのかはわからなかった。
はっとして周囲を見回したが誰もいなかった。
その日から人影を頻繁に見るようになった。

店のショールームの後ろに。
見上げたマンションの窓に。
地下鉄の反対側のホームに。
食事中のテーブルの向こうに。
そいつは次第に大胆になってきた。
積み上げた資料の山の間から腕を伸ばす。
部屋の扉の隙間から覗く。
閉じた本から指のようなものが現れる。
それはぼんやりと青みがかった影だった。
影を通して後ろが透けて見える。
やがてそいつらの声も聞こえ始めた。
最初に聞こえた、あの耳障りな囁き声だ。

病気だと思った。
医者に行くとノイローゼだと言われた。
心当たりはある。
「かまいたち」の納期が迫っていたからだ。
毎日毎日ディレクターに叱られプロデューサーに
怒鳴られ、プログラマーたちに嫌味を言われ続
けていた。
疲れていたのだ。
安定剤をもらってぼくは帰った。

その翌日だ。
ぼくは久し振りに女友達を食事に誘った。
その帰りだった。
ぼくたちは通りを外れてぽつんと取り残されたよ
うなプリントマシンを見つけた。
見知らぬキャラクターに挟まれてぼくは決定のボ
タンを押した。

そして出てきたプリント。
彼女とぼくの顔の間に、蒼褪めたそいつの顔が
あった。
今までと違って、表情のようなものが見てとれ
た。
その眼もその鼻もその口も、物語ることはただひ
とつ。
恨みだ。

毒液のような呪いがその顔から汗のように滴っ
ていた。
彼女が悲鳴を上げた。
それをどのようにとりなしてどうやって家に戻った
のか、良く覚えていない。

気がつけばいつもの部屋の中でテレビ画面を前
にしていた。
映っているのは「かまいたちの夜2」。
そしてぼくはさとった。
やつらの正体を。
やつらは膨大なテキストの迷宮の中の死体。
「かまいたちの夜2」で殺されたキャラクターたち
だ。

モニターの奥で何度も何度も様々な、そして残忍
な方法で殺されるキャラクターたち。
やつらがぼくに、ぼくを初めとするゲームに係わ
る者たちに復讐しようと現れてきているのだ。

「そうだよ」
声が聞こえると同時に、モニターに顔が現れた。
血塗れのそれがみどりなのか真理なのか、それ
とも香山なのか、ぼくには区別がつかなかった。
でも大勢の笑い声と肩に触れた堅く冷たい手の
感触だけは覚えている。
そして、ぼくは失踪したことになっている。

スタッフロールからぼくの名まえは消され、代わり
に入った人間の名まえだけが残された。
でもぼく自身はゲームから消えたわけではない。
こうしてここにいるんだからね。
さあ、ぼくの話は終わった。
まだ今の内ならあなたも間に合うかもしれない。
やつらの声をまだ聞いていないのなら。






◇ バグ画面4 ◇

文章はなく、一瞬だけ晴れの漁村の風景が映り、浜辺で座り込んでいる男の青いシルエットが小さくあります…。
それだけなのです(苦笑)
誰なのでせうねぇ。
漁村の風景は、底蟲村の情景や歴史を語る時に映し出される風景です。
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