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トレイニールーキー1ルーキー2フルグロウン1フルグロウン2エキスパート1エキスパート2ベテランマスターヒーロー


- + - カ テ ナ 研 究 所 - + -



 ヒーロー試験に合格し、アルド大陸のカテナ研究所にやって来たエッダ。
 爆撃を受け、街は悉く吹き飛んだと思われたが、意外にもカテナ市街の建物は北半分が原形を止めていた。
 カテナ研究所のある、元カテナ議会へと入り、エレベーターで地下へと降りて行く。

Battle Start

 研究所内はかなり荒れ果てており、至る所に機械モンスターが徘徊している。
 エッダの攻撃ではモンスターをひるませる事が出来ないので、ロックオンをしてチョコマカとかわしながら地道にポカポカと殴り続けるか、ダッシュで慌ただしく動きながら殴り続けるか、が基本的な戦い方となる。
 スキルや魔法のカードを駆使していると、ダメージの割にはCPの減り方が早いので、あまりお勧め出来ない。
 序盤の理想的な装備は羅刹の腕輪・リザードスケイル・癒しの小人。とにかく攻撃力・防御力を大幅に高めて、癒しの小人で自動回復。これなら持久戦になろうとも、CPを全く減らさず、常にHPは600のままとなる。
 但し、このカテナ研究所のボスキャラはかなりの強敵なので、終盤のアビリティカードの選び方は重要。その詳細については後述する。

<入手アイテム>
◯イントルーダ : 火炎放射器  /  ◯キャノントラップ : かたい金属・セウムカード
◯ブリキゴーレム : かたい金属・ヴィルマーユニット
◯乾いた朽木 : 石ころ・磨かれた石・透き通った石・ゆがんだ手裏剣
◯鉄の箱 : あきビン・磨かれた石・鉄の玉・ゆがんだ手裏剣



 サラク博士の研究室に辿り着くと、電源の入ったデスクライトに照らされた写真にエッダが気付く。
 ここで、エッダを動かして机まで移動するのだが、一旦バトルが中断となっているので、装備を変える事が出来る。
 ボスキャラはかなり防御力が高く、直接攻撃ではダメージを与えにくいので、ゴールドロザリオやシャイニングクロスに変えるか、又は闘争大辞典や武神の奥技書に変えても良い。その場合は、その高めた能力を活かせるアビリティに忘れず変えておく事。

『サラク博士の研究日誌のようだ。読んでみますか?』
『読む』

1月28日『理想への始まり』
かねてより構想中の新エネルギーシステム『聖杯』の開発を迎えることができた。
開発中に妥協したり、信念を曲げないよう、ここに基本構想をまとめて置く。

開発につまずき、挫折し、中途半端な物を創り出せたとしても、ここに書いてある事が実現できなければ、何の意味もなさない。
この開発は失敗だ。

自分自身への戒めの気持ちで以下をつづる。

私の発想は極めて単純だ。
永久に尽きることのない新しいエネルギー・サイクル(連鎖)を作り出すことだ。

もちろん、自然環境や人々に悪影響を及ぼしては意味がない。

イメージは輪廻、植物だ。
我々生物は腹が減れば果実を食し、残された種は土に帰る。
新しいエネルギーの発想はそうであって欲しい。
いや、そうでなければならない!

聖杯がエネルギーという名の実をつけ、その実を使って残された種が、新しい聖杯を創り出す…

それこそが私の創り出す『聖杯』だ。

それ以上でもなく、それ以下でもない。

サラク・アル・キース


3月8日『ALDの完成』
聖杯を創るにあたり初めに目をつけたのは他でもない生物だ。

いかなる生物も生きている限り生命活動を行なっている。
その生命活動を利用できないか?
そこが始まりだった。

手始めに、人間が生命活動を行なった時に出る生体エネルギーを増幅させる装置を作った。

しょせんは人間ひとりの生命活動で増幅できるエネルギーは知れてはいたが、携帯武器程度のエネルギーはカバーできた。

我が故郷の大陸アルドにちなんで、ALDと名づける。


3月17日『ALDの進化』
ALDを完成させたことで確信が持てた。
人間ひとりの生命活動をエネルギーにしてもたかが知れているが、この世界に生きている全ての生物から生体エネルギーを確保できるとしたら?
動物、植物、モンスター、人間、魔族…
それらの生体エネルギーを集め増幅できれば永久に尽きることのなく、環境にも優しい究極のエネルギーが出来るにちがいないと!

これより待ちに待った聖杯の構築に入る。


5月28日『聖杯の完成』
ようやく聖杯のプロトタイプが完成した。
構築は2ケ月の予定だったのに10日も遅れてしまった。
それというのも妻の葬式があったからだ。

彼女の死は無論悲しいが、今の私には聖杯を一日も早く完成させることしかないのだ。
娘には激しく罵倒されたがいつものことだ。

明日からは忙しくなる。
いよいよ実際に稼動させるのだから。


6月8日『思わぬ障害』
手始めにカテナ周辺の生体エネルギーを集めようと試みたのはいいが、何度やっても生体エネルギーの中に邪霊エネルギーが混入してしまう。

邪霊エネルギーだけを取り除こうと、何度もろ過を試みたが失敗した。

生体エネルギーから邪霊エネルギーを排除できないとなると、生体エネルギーを集める範囲を制限するしかないのかもしれない。

いずれにしても邪霊についてもう少し調べる必要がある。

明日、ペイサスの大図書館に行き資料を漁ってみるとする。


6月24日『研究の危機』
信じられない!
こんな事があるのだろうか!

邪霊モンスターを除霊することが出来る除霊師なる存在を突き止めたのは良いが、もうすでに廃絶したとは何事か!
冗談にも程がある!
生体エネルギーから邪霊エネルギーを取り除くため、除霊師の力のメカニズムを研究しようと思っていたのに!
除霊師の血筋が途絶えているとは…。
いったい私はどうすればいい?

やはり生体エネルギーを集める範囲を制限するしかないのか?

しかし、どうやって…?


?月?日『決断の範囲』
久しぶりにペンを持つ。
今日が何年の何月何日か分かりもしない。

ここ数年、聖杯プロジェクトを止めていた。
この期間に大半のスタッフが去ってしまった。

今日も倉庫主任のシオンが結婚を理由に辞めて行く。
彼女がこの研究所の全ての在庫を管理、把握していた唯一の人物だったのに痛手だ。
皆はとっくに完成している聖杯を実用化しない私のことを不審に思ったにちがいない。まあ無理もない。

しかし、聖杯の抱える危険を回避せねば、とても実用化することはできない。
しかし、それも今日で終わる。

ついに見つけたのだ!
安全な生体エネルギーを集める範囲を!

今日がその実験を行う記念すべき日!
次世代エネルギーが誕生する日だ!


日誌を閉じたエッダの背後に、ウルスラが現れる。
生体エネルギー転換型自己増殖システムを備えた、エネルギー融合反応炉。その開発コードが『聖杯』。

ウルスラは、こんな所まで追って来たエッダに呆れながらも、巻き添えにしたくないから帰ってくれと言う。
そして、これだけは本当だ、もう時間がない、と言い残し、ウルスラは研究所の更に奥へと走り去る。
追い掛けるエッダ。

ウルスラはシャッターを下ろし、エッダが追ってこれない様にして、扉の向こうへと行ってしまった。
エッダは回り道をして、ウルスラの後を追う。

Battle Start

 ブリキゴーレムは、普段はかたい金属を落とすが、稀にヴィルマーユニットを落とすので、粘って何度も部屋を往復して入手してみよう。名前からして、いかにもあのキャラに役立ちそうなレアアイテムである(謎
 又、ウルスラのいる部屋の直前にいるブリキゴーレム(周囲に邪霊のダーインが数体いる)を倒すと、カーグカードを落とすので、必ず倒して入手してから先へ進もう。
 邪霊モンスターのダーインは数多くいるので、一体一体を誘き出しながら倒し、複数を相手にしなければ、ノーダメージで倒し切るのが大分楽になる。

 バトルのない静かな研究室に入ると、机の上に日記が置かれている。
 これは、ウルスラの日記の様だ。

1月26日
今日は、父が珍しく早く帰宅した。
以前から構想していた研究の許可が下りたそうだ。
いつにもなくはしゃぐ父を母がうれしそうに見ていたので、私も少しうれしく思う。
母が明後日の私の誕生日と一緒に、お祝いをしようと言い出してちょっと照れる。
パーティー嫌いの父が、盛大にやろうなんて言い出すとは思わなかったけど…。
うれしかった。


1月28日
父にパーティーを中止にされた。
期待なんかするんじゃなかった。
沸き上がってくるアイデアをお祝いなんかでかき消されたくないなんて言い草。
信じられない。
あんな父とお祝いなんかしなくても良いけど、母が寂しそうだったのが辛い。


3月9日
昨日、父がALDとかいう新しい機械を完成させ、色んなところから偉い人が家にやって来た。
会う人みんなが父の発明のすごさを誉めていたけど、あの人の人間性を知ったらきっとゲンメツするだろうな。
バカな大人たち…


3月19日
今日は最悪の日。
学校から家に帰るなり、父から研究を手伝うように言われた。本格的に聖杯の研究に入るから人手が足りないらしい。
本当は他の研究員が父と一緒に仕事するのがイヤで逃げたからなのに。
私だってイヤだ!
やりたくないって断ったのに、母が『お父さんを困らせないで』だって!
やんなっちゃう!


5月12日
まだ信じられない…
母が死ぬなんて…

お母さん帰ってきて!


5月20日
あの男には心がない!
もうついていけない!
母のことより仕事が大事だなんて!

あんなヤツこそ死んじゃえばいい!


6月10日
今日は久しぶりにすがすがしい気分!
1週間父が留守にするから、思う存分自分の生活を楽しめる!
そういえば今日はゲナおばさんが家に来る日だった。
母が死んでから、ゲナおばさんが良く来てくれる。
私はゲナおばさんが大好き。
すごく頭が良くて色々と教えてくれる。
お母さんみたいに優しいし、なにより、アイツも頭が上がらない唯一の人だしね!
ゲナおばさんから『私のところで勉強しないか?』って誘われたけど、どうしようかな。


6月22日
ペイサスからアイツが帰ってきた。
予定を過ぎても帰ってこなくてせいせいしてたのに。もう最悪!
帰ってくるなり研究室にこもったっきり出て来もしない。
私がゲナおばさんのところに移って勉強するって言っても驚きもしない。
一生こもってれば良いんだ!
この先3年間はアンタに会わなくてせいせいする!


10月16日
少しは懐かしく感じるかと思ったけど、3年ぶりの我が家は最悪だった。
シオンから3年間のアイツのことを聞かされたけど、信じられない!
聖杯はとっくに完成したのに、いつまでも稼動させないなんて!
研究員は、みんな生活が出来ないと言って泣く泣く出て行ったみたい。
これ以上、いったい何人悲しませれば気が済むの!
もう許せない!
あんな研究私が終わらせてやる!


 日記を読み終え、奥へと進んで行くと、研究所内の別の場所を映し出したディスプレイにエッダの目が止まる。
 其処に映っているのは、巨大な植物系邪霊モンスターをアブソリュート・リムーバーで撃ち抜いたウルスラの姿だった。しかし、倒したかに思われたモンスターは、再び元の様に動き始める。
 完成した筈の銃なのに、邪霊モンスターを除霊出来ないウルスラは、絶望してその場に崩れ落ちた。そして次々に出現するダーインの姿を見るや、ウルスラは踵を返し、その場から走り去って行った。

Battle Start

 ボスキャラは2種類(同一モンスターの変形)登場し、そのタイプは全く異なる。
 まず、最初の植物型であるユグドラシルは多彩な攻撃を繰り出すが、その割にあまり手強くないので、時間はかかるが苦戦まではしない筈。
 但し苦戦しない為には、3つの事に気を付けなければならない。
 1つ目は、密着(直接攻撃が当たる距離まで接近)しない事。ビックリ箱から飛び出すバネの付いたおもちゃ、とでも表現出来る様な、本体から飛び出す触手で攻撃してくるのが鬱陶しい為だ。これでダウンさせられていては満足に戦えない。
 2つ目は、素早くこちらに飛び掛かる蜂は早めに始末する事。フライ系モンスターよりも素早く、しつこく、こちらを刺してくるので、現れたら真っ先に片付ける事が重要。
 3つ目は、ダーインを木の根でとらえて本体を高く持ち上げている時、動き回るダーインには余り構わず、早く根っこが捉えている3箇所のダーインを始末する事。このダーインは動かないので、こちらがダメージを受ける心配はない。
 モタモタしていると、何度もレーザー光線によるフィールド全体攻撃を受けてしまう。素早く倒すにはサンダーストーム2などが有効だが、羅刹の腕輪を装備して、攻撃力を高めて攻撃しても良い。

 よって、このバトルの解説の冒頭で言い掛けた、アビリティカードの選び方・使い方を考えなければならない。
 あると便利なのはサンダーストーム2。連続して数回ダメージを与えられるので、少ない回数でかなり大きなダメージを与えられる。ディルズボム・エクスプロージョン2・ゴーレムハンド2等ではあまりダメージ量は期待出来ない。
 また、プロテクションも必須。使用していると、受けるダメージ量は大分減る。
 無論、研究所内のモンスターを、時間がかかってでも弱い攻撃力で倒して、という事でゴールドロザリオやシャイニングクロス辺りを装備しても良いのだが、それだとCPの消費量が大幅に増えてしまうので、魔力を高めるデメリットをちょっと考えさせられる。
 私が攻略した時は、序盤は羅刹の腕輪・リザードスケイル・癒しの小人で、キュア2・サンダーストーム2・トルネード2・プロテクションとしていた。そしてラストバトル前(ウルスラの日記を読み、ユグドラシルと戦うウルスラを目撃するシーン)は癒しの小人を封魔のおびに変え、魔力と防御力を高めた。

 ユグドラシルを倒すと、ニドヘグという無気味なモンスターに変形する。最終形態のドグザの出来損ない、といった印象だが……かなり手強い。そして此処へ、ウルスラがアブソリュート・リムーバーを手にしてやって来る。
 序盤は巨大な腕を振り下ろして攻撃して来るので、不用意に近づかず、魔法等で攻撃すると良い。というよりも、羅刹の腕輪を装備していても、殆どダメージを与えられないと言って良いくらい、ニドヘグの防御力は高い。
 ウルスラの銃攻撃で、ほんの暫くニドヘグの動きは止まるので、その隙を逃さずにサンダーストーム2を叩き込む事。
 このバトルは『ウルスラから離れて戦い続ける事』が大原則。彼女の近くにいると、彼女の残りHPに気を配らねばならず、それが命取りになりかねない。ウルスラは初期の位置よりあまり動かないので、フィールドの上半分辺りを中心に動き回れば、キュア2しか装備していなくても全く問題はない。
 数回バトルしてみたが、ニドヘグはエッダにしか向かって来ないので、ウルスラが死にそうになった事は一度も無かった。

 そしてある程度HPが減ってくると、大きく上空に飛び上がり、毒液を大量にばらまいて急降下してくる攻撃を腹が立つほどに多用してくる(苦笑
 そろそろ飛び上がるかな、と思ったら、落下している(地上にいる)時に距離を取り、ある程度離れておいてダッシュで逃げ回らないと、トロいエッダではこの程度の攻撃すら逃げ切れない。
 そうして落下して来たところにサンダーストーム2を浴びせるとかなりダメージを与えられるが、毒液をばら撒いている最中にニドヘグの近くで魔法を使うと、一瞬の発動までの硬直で追い付かれてダメージを受け、魔法が発動せずCPだけ減少という事も。
 HPを0にした時は、近づいて除霊をしてラストバトル終了となる。


 聖杯が消えると同時に、ウルスラの左腕の傷跡は綺麗に消えていた。
 目の前で除霊を見ても、まだエッダが除霊師だと信じられないウルスラ。サラク博士と同じく、ウルスラも除霊師を捜しており、遂に見付ける事が出来なかったから無理もない。
 ウルスラは、エッダの母マイラに会うため、アデネード大陸のリシャルテ国を訪れていた。
 だが結局、ウルスラはマイラに会う事が出来ず、聖杯の暴走を招いてしまった。

 ウルスラは、真理の剣を唆してテロ行為の片棒を担いでしまった事で、その責任を取って此処で死ぬという。
 こんな責任の取り方は意味がないと止めるエッダだが、でもこうするしかない、と言い張るウルスラ。
 エッダの説得により、何とかウルスラの自殺は止める事が出来た。そして、エッダとウルスラはそれぞれの旅を再び続ける事になる。


Arc The Lad GENERATION Fin




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