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◯ダーク編第三章 〜愛憎〜


- + - ル ル ム - + -


 無事にコレオプト神殿で水霊石を入手したダーク達は、裏切ったカトレアの事で言い合いをしていた。そして其処へ、ドゥラゴ族がやって来ていた。ドゥラゴ族は、ダーク達が大精霊石を狙って行動しているのを監視し、時を待っている様だ。
 戦いの連続で疲れていた一行は、宿屋の一室を借りて休む事にした。しかし、寝つけないと言っていた筈のカトレアが、ダークの眠っている隙に水霊石を持ち去ってしまった。すぐにカトレアを探しに宿屋を飛び出すダーク達。
 そして。カトレアは闘技場にいた。カトレアは、ディルズバルド軍によって老婆の姿へと変えられているため、元の乙女に戻ろうとしていたのである。
カトレア「ペタルリップ、コロン……ステムシース、バルブリード……ペタルリップ、コロン……ステムシース、バルブリード……。精霊よ、我がねがい、かなえたもうぞ。ピアンタ族賢者、カトレイトニア・エピデンドラム・ロルフェアナ・セミアルバが命じる。水霊石よ、水の精霊よ。地の精霊の力に、干からび乾きしわらわの体をいやしたも……。ステムシース、バルブリード……ペタルリップ、コロン……」
 だが、そこへ現れたのはドゥラゴ族と魔族ドグザ。水霊石だけでなく、ダークの隠し持つ風霊石をも奪い取ろうと、襲い掛かってきた。

 
ドグザとドゥラゴ族を倒せ!

 敵はLV12と13のドゥラゴ族が2体ずつとドグザ。イクサイトメントとガードフィールドで攻撃力・防御力を高め、ドゥラゴ族を先に始末していこう。そして、ダークはスピードアップで素早さを上げ、ドグザからアイテムを盗んでおこう。ドグザからはなかなか盗めないので、辛抱強く繰り返し盗んでみる。元気がある時では成功率が低いため、400近くダメージを与え、ふらふらになり始めた時に盗むと成功しやすい(と思う)。
 ドグザのHPは推定470〜480でかなりしぶとい上、非常に素早さが高いので、ダークが一回攻撃する間に二回行動してくる。

<入手アイテム>
◯ドグザ : 古き剣闘士の刃(ヴォルク専用武器パーツ)



 トドメは刺さず、水霊石を返せと詰め寄るダークであったが、ドグザはその甘さを逃さず、飛び去っていってしまう。
 ルルムの街に戻り、休む一行。ダークは、再び宿屋で休む事にした。そして朝…。
 ダークは、カトレアに5大精霊石について改めて問い掛けた。集めるとどうなるのか、無限の力が手に入るのではないのか、と。カトレア曰く、ピアンタ族の伝承によれば、かつて精霊石の力でモンスターは魔族に進化したという。更に世界に散らばる精霊石の力を集めれば、無限の力を得て最強の魔族になれると言われているという。
 それは、今の魔族達程度のものではなく、魔王セゼクやその一族の如き、最強の力を得られるという事らしい。つまり、モンスターから進化した魔族ではなく、魔界で生まれ育った純粋な魔族という事で、現在で言えばちょこ(アクラ)の事になる。ちょこの内に眠る魔人アクラの父親こそが、かつて魔界を追われた魔王セゼクなのだから。ちょこ(アクラ)の圧倒的な強さが、これではっきりと理解出来た気がする。

ベベドア「いにしえの時代……魔界と呼ばれる異世界よりこの世界へ来たりし者たち。地上の楽園をねがい、地下の世界に、いつわりの大地を作りし者たち……。黒に染まれぬ、黒。闇に帰れぬ、闇。それが……かつての魔族」

 ダーク達は、ドゥラゴ族の本拠地であるラグナス大陸へ行く事に決めた。

 と、その前に。攻略したばかりのコレオプト神殿に立ち寄ってみると、女王亡き後の様子がうかがえる。そして、入口近くで色々な珍しいアイテムの数々を購入する事が出来る。普段はモンスターから入手するようなバトルの補助アイテムばかりである。

コレオプト神殿 道具屋リスト
反撃の葉160G ガードの葉160G
クリティカルの葉160G 命中の葉140G
回避の葉140G コレオプトの泡160G
精霊石2G  
武器パーツ
火炎パウダー240G アクアマリン240G
飛炎の餌
赤木の実12G 緑刺草22G
ふにゃり草240G  


- + - ド ラ ゴ ニ ア - + -


 遂に、ドゥラゴ族の本拠地であるラグナス大陸のドラゴニアに辿り着いたダーク達。だが、ダーク達が入っていっても、ドゥラゴ族達から敵意は感じられず平穏そのもの。ドゥラゴ族達に話し掛けても、静かに暮らしている穏やかな種族としか思えない。そして、年老いたドゥラゴ族に話し掛けると、それはダークの父親ウィンドルフに仕えていたセガンという者であった。
 ダークは、幼い頃から散々ドゥラゴ族達の襲撃を受け、何とかここまで生き延びている為、彼らを好戦的な種族としか見ておらず、セガンに対しても水霊石やドグザの事で問い詰めようとする。だが、セガンは長老ウィリウォーに会い、話をしてみて欲しいと言う。

ドラゴニア 道具屋リスト
薬草20G いい薬草50G
すごい薬草100G 復活の薬160G
万能薬120G 追い風を呼ぶ酒260G
毒薬80G 眠りだま80G
ねばねば豆60G 黄色い粉100G
ポイズンクラッカー360G スリープクラッカー360G
ねばねばクラッカー360G サイレンスクラッカー360G
精霊石4G  
飛炎の餌
赤血の妖花32G 緑刺草22G
グリーンダリア34G 青蛇のツタ200G
ふにゃり草240G  


ドラゴニア パーツ屋リスト
アメジストコート320G サファイアコート860G
照準機240G ヘビープレート520G
鉄のスポーク460G 精霊の風車240G
なまずのひげ240G 眠り虫の卵860G
アクセサリー
骨の腕輪320G ヒスイの数珠420G
緑の護符480G ストーンホルダー240G
ウサギのマスコット1200G  


 建物の中の、パーツ屋のカウンター前に、いにしえの石版・2が落ちているので拾っておこう。データをセーブする精霊の心のすぐ真下だ。
『それはまるで陽射しのように 精霊は導いて……光降りそそぐ』


 長老ウィリウォーを一目見るなり、ダークは水霊石とドグザの事を白状しろと問い詰める。だが長老ウィリウォーは、ドゥラゴ族族長としての責務を放棄した上、風霊石を盗み出して人間の女性と去っていった、裏切り者ウィンドルフの息子の言葉などまるで取り合わなかった。またウィリウォーは、謎の魔族ドグザに従い、ダークやウィンドルフを襲い続けるドゥラゴ族の若者の事も、同じく蔑視していた。
 そして。ウィリウォーは一つの提案をしてきた。ダークに竜の試練を受けてもらい、村の西北に位置する竜骨谷の洞窟にある竜を統べる王冠を見事取ってくれば、ダークを新たなドゥラゴ族族長と認め、ドグザやドゥラゴ族の若者の事を教えようというものだった。
 これはドゥラゴ族の族長たる者の力量を試すものなので、当然ドゥラゴ族以外の魔族の力は借りられない。故に、ダーク独りで人間達(以前はニーデリアの防衛隊、現在はディルズバルド軍)に占拠された竜骨谷と、その奥の洞窟に向かわねばならない。
 ダークの装備だが、ヘビープレート、居眠りの鈴、骨の腕輪、すごい薬草が揃っていれば申し分ない。回復は、精霊石が数多くある場合でもすごい薬草の方が良いだろう。精霊石は攻撃やステータスアップ(龍牙覚醒剣・エアブラスト・イクサイトメント)のためにとっておき、惜しまずに使っていく方が確実。よって、お金の許す限りすごい薬草を買っておくべきだ。


- + - 竜 骨 谷 - + -


 竜骨谷は、現在はディルズバルド軍によって占拠されていた。竜骨谷の洞窟に向かう為、まずはダーク達はディルズバルド軍に戦いを挑んだ。

 
ディルズバルド軍を打ち破れ!

 LV16のD・ハウンド6体、LV18の一般兵2体、LV17のライフル兵2体、そしてLV17の指揮官1体。
 これらの敵が、アクティブギミックの影に隠れる様に配置されており、真っ先にD・ハウンドの群れが襲い掛かって来る。
 更にドラム缶3カ所、木箱2カ所、鉄の箱3カ所。当然、アクティブギミックは残さず破壊していき、中のアイテムを入手しておこう。右の木箱には80G・精霊石9〜10個、左の木箱には80G・精霊石9〜12個、右の鉄の箱には200〜250G・精霊石18個・復活の薬、左の鉄の箱には精霊石18個・ちからの実、そして奥の鉄の箱には200G・ライフリングがそれぞれ入っている。また、右奥のドラム缶には強力救命キットも入っている。

<入手アイテム>
◯D・ハウンド : 精霊石15個  /  ◯一般兵 : 医療キット、精霊石11個
◯ライフル兵 : 命中の葉  /  ◯指揮官 : 鉄球(盗んだ時 : 折れた剣)
◯鉄の箱(右) : 200〜250G、精霊石18個、復活の薬  /  ◯鉄の箱(左) : 精霊石18個、ちからの実
◯鉄の箱(奥) : 200G、ライフリング  /  ◯ドラム缶 : 強力救命キット
◯木箱(右) : 80G、精霊石9〜10個  /  ◯木箱(左) : 80G、精霊石9〜12個



この竜骨谷の洞窟のすぐ手前右側に、いにしえの石版・3が落ちているので拾っておく事。
『この大地どこまで 行くか分からないけど いつも 前に向かって進んで行けば 奇跡に辿り着けるはず』

 ダーク一人で洞窟に入って行く。大して広くはない空間があり、奥の祭壇上に竜を統べる王冠が置かれている。ダークはそれを手に取り、早々に立ち去ろうとしたが、祭壇前の竜の石像が突然動きだした。竜はダークの腕に刻まれたウィルの紋章を見ると、魔族へ生まれ変わったドラゴン『ウィル』の末裔であると認めた。そして、これまでの歴代の族長の名を挙げていく。その中にウィリウォーとウィンドルフの名も含まれていた。つまり、ウィンドルフの父がウィリウォーであり、2代前の族長であったのだ。
 2体の巨大なドラゴンはダークに向かってきた。

 
ドラゴンを倒して試練を越えろ!

 ゴールドドラゴンは炎を吐いてくる火属性のドラゴン。そしてシルバードラゴンは吹雪を吐いてくる水属性のドラゴン。よって、ゴールドドラゴンにはアクアマリンを、シルバードラゴンには火炎パウダーを装備して斬りかかろう。2体ともHPは150程度。猛攻を凌ぎながらでは非常に辛いのだが、2体のドラゴンから頑張って貴重なアクセサリーを盗んでおこう。特に竜の逆鱗は、装備すると防御力が5上昇し、反撃力が100になる。かなり役立つ防御アイテムなのだ。
 幸いな事に、ゴールドドラゴンを相手にし、シルバードラゴンから距離を置いておれば、シルバードラゴンは同時には襲って来ない。ゴールドドラゴンも、時折攻撃の手を休め、移動だけで行動終了する事もある。つまり1体ずつを相手にしていけば済むという事だ。

<入手アイテム>
◯ゴールドドラゴン : 竜の逆鱗  /  ◯シルバードラゴン : 嵐の魔よけ



 ドラゴニアまで戻って来たダークであったが、仲間達を此処へ残す事にした。そして、ウィリウォーにはダーク独りで会いに行く。
 発作を起こし、苦しそうなウィリウォーであったが、ダークはまず王冠を見せ、そしてドグザの居場所を改めて問う。ウィリウォーは雷神岬であろうと答えた。其処にはディルズバルドの基地があり、ドグザと彼に従う若きドゥラゴ族達は、裏でディルズバルドと手を結んでいるからだという。
 ダークは、ウィリウォーと自分との繋がりを知ってしまったため、少なからず彼に、あるいは廃れて行くドラゴニアに対しても、これまでと違う感情を抱く様になっていた。ウィリウォーの病を心配する様なダークの言葉からもそれが汲み取れる。
 ウィリウォーは、ドグザの事以外にも色々と教えてくれた。まずはウィルの紋章。これはドラゴンからドラゴン系魔族へと進化を遂げた、ウィル家に代々伝わる聖なる刻印であるという。そして父ウィンドルフ。ウィンドルフは、ドゥラゴ族の全ての者から尊敬と信頼とを受けていた族長であったという。だが、人間の女性ナフィアと出会い、変わっていった。ドラゴン系魔族のウィンドルフと、人間の娘ナフィアとの間に双子の子供が生まれ、ナフィアと息子カーグは崖から落ち、死んだとされている。
 またドグザについては、突然この地に現れ、風霊石を取り戻す様、若きドゥラゴ族達を煽動し去っていったとしかウィリウォーも知らなかった。

 ウィリウォーの住まいを後にするダークは、リリアの話を思い出す。自分に出会う前に、カーグという名の風霊石の欠片を持つ青年に会ったという事を。そしてその母親の名がナフィアであるという事を。だがダークは信じる事が出来ず、作り話だと思い込もうとした。そして、ダークの考えていた個人的な復讐というのは、どうでも良くなってしまっていた。


- + - 風 神 ダ ム 跡 - + -


 
すべての敵を倒せ!

 雷神岬の手前で立ち塞がるのは、ディルズバルド軍とドゥラゴ族の面々。LV14のライフル兵3体、LV15のドゥラゴ族2体、そしてLV15の指揮官1体。更に鉄の箱が右側に1カ所と、一番奥に湿った朽木が1カ所。
 湿った朽木の中には魔力の葉、鉄の箱の中にはみなぎる果実が入っている。

<入手アイテム>
◯ライフル兵 : 痛烈な針、素早さ瓶、精霊石11個  /  ◯ドゥラゴ族 : 薬草
◯指揮官 : すごい爆弾、精霊石15個
◯鉄の箱 : みなぎる果実  /  ◯湿った朽木 : 魔力の葉



 
ディルズバルド軍を打ち破れ!

 続いては、細く枝分かれした木製の橋での戦い。これは、ディルズバルド側に有利な地形である。うまくパーティを分散させ、1カ所に固まって動きにくくならない様気を付けなければならない。
 敵の戦力はLV15の一般兵3体、LV15と16のライフル兵が1体ずつ、LV15のガントラップ2体、そしてLV16の指揮官1体。鉄の箱も、下の方に1カ所ある。中身は275〜300G・精霊石12個・強力救命キット

 
<入手アイテム>
◯一般兵 : いい薬草、精霊石11個  /  ◯ライフル兵 : ポイズンクラッカー
◯ガントラップ : 精霊石15個  /  ◯指揮官 : すごい爆弾、精霊石10個
◯鉄の箱 : 275〜300G、精霊石12個、強力救命キット



- + - 雷 神 岬 - + -


 移動要塞メギストの周辺には、あまりディルズバルドの兵士は配備されていなかった。ダーク達が風神ダムの陣営を突破した為、その警戒態勢の方に兵力を割かれているのである。

 
ドグザと兵士たちを倒せ!

 残った戦力は、ドグザ、LV15のガントラップ4体、LV16の一般兵3体、LV17の一般兵1体。此処にはアクティブギミックも多く、右側の階段を下りた所に木箱と鉄の箱が2カ所ずつある。更に正面にはドラム缶も2カ所ある。
 まずはすぐ右にいるガントラップを破壊し、木箱と鉄の箱のアイテム回収に向かおう。回収斑はヴォルク・ベベドアが良いだろう。手前の木箱には80〜90G・精霊石11〜12個、奥の木箱には100〜120G・精霊石10〜12個・みなぎる果実、そして手前の鉄の箱には有刺鉄線(ダーク専用武器パーツ)・250G・精霊石18個、奥の鉄の箱にはロマンシングピース・300G・精霊石15個が入っている。特に奥の鉄の箱のロマンシングピースは、特技や魔力を使う時に消費する精霊石の数を、通常より1/3減らしてくれるので非常に役立つアイテムである。
 ドグザの攻撃力は非常に高いので、すごい薬草を多く持って回復を早めに心掛ける。ドグザにスリープウィンドをかけ、僅かな間だが動きを止めるのも有効。ただし、スリープウィンドが成功してくれればの話だが。また、ダークの居眠りの鈴やカトレアの眠り虫の卵でも良い。これもドグザになかなかの効果がある。

<入手アイテム>
◯一般兵 : すごい爆弾、クリティカルの葉、いい薬草、精霊石11個
◯ガントラップ : 精霊石15個  /  ◯ドグザ : みなぎる果実、精霊石4個
◯木箱 : みなぎる果実、精霊石10〜12個  /  ◯鉄の箱 : 有刺鉄線、ロマンシングピース、精霊石15〜18個



 ダークはドグザから色々と聞いてみる。何故ドゥラゴ族を唆したのか、何故人間と手を結ぶ様な真似をするのか、と。ドグザは、目的を達成するには手段など選んでいられない事情があるらしく、そのためにディルズバルド皇帝ダッカムに水霊石をも渡してしまっていた。そして、ディルズバルドの援軍が押し寄せて来たのに気を取られた瞬間、またもドグザには空を飛んで逃げられてしまった。
 ダークは背後から迫る兵士達を一気に倒してしまおうとするが、敵の戦力が激減している今を逃す手はないので、ダーク一人でダッカムから水霊石を奪って来いとヴォルク達が言う。ダーク以外の皆は援軍を引き受ける事となり、ダークは、ドラゴニアで落ち合おうと言い残し、メギスト艦内へと飛び込んでいった。
 メギスト内部には皇帝ダッカム以外にリリアもおり、ダッカムはリリアに地霊石、火霊石、光霊石に続き、遂に水霊石をも入手した事を嬉々として語る。そして、リリアを協力的な態度に変えさせる素晴らしい道具を用意したとも言う。それは、侵攻したニーデリアから捕らえてきたナフィアであった。

 一方、メギストに侵入したダークは、先を急いだ。通路を道なりに進んでいると、奥の方から兵士が2人出て来た。咄嗟に物陰に隠れるダークは、兵士達の会話を聞いてしまった。今兵士達が出て来た部屋にはリリアが捕えられており、更にウィリウォーが語っていたナフィアもいるという。だが、ダークはどうしてもナフィアが自分の母親であるとは信じきれずにいた。
 この通路に並ぶ小部屋には宝箱があり、まず手前側の部屋に精霊石200個・みなぎる果実・ライフリングがある。そしてその左隣の部屋、つまり中央の部屋にスリープレスガード・ぎらぎら目玉がある。……今作ではスリープレス<ガード>であり、カードではない。……何故こんな紛らわしい、小さな設定の変更を(苦笑)
 そして。
 奥の部屋はロックされており、ダークは部屋の上部の通風口をこじ開け、そこから侵入した。
 ダークはリリアに拾っていた楽器オルティナを返し、その間チラチラとナフィアの方を見るが、敢えて気にせぬ素振りをし、立ち去ろうとする。だがナフィアの方も、ダークが生き別れたもう一人の子供であると気付き、話し掛けてくる。しかしダークはウィリウォーの語る様に、ナフィアは最悪の人間の女だと自分に言い聞かせる様に言い放つ。するとその時、メギスト内部に警報が鳴り響く。どうやらダークが侵入して来た事が発覚した様だ。
 ダーク達はすぐ部屋を飛び出していく。この部屋には精霊の心があるので、一旦データをセーブする事も出来る。
 上へと続くエレベーターはロックされているので、ダークは来た道を引き返していく。すると、通路の先にいた兵士達の会話から、この警報がダーク達の事を意味するものではないと分かった。シャムスン率いるムーンストーン盗賊団が今度は、風神ダムを突破してこのメギストまでやって来たためらしい。そのために、残されたディルズバルド軍兵士もそちらに兵力を集めている様だ。

 
ディルズバルド軍を打ち破れ!

 ダークの前に立ち塞がるのはLV14の一般兵2体のみ。この狭いバトルフィールドの奥にはドラム缶と鉄の箱も1カ所ずつあり、鉄の箱の中には疾風のはちまき・275G・精霊石16個が入っている。仕返しのトゲや竜の逆鱗といった反撃力を高めるアクセサリーは装備せず、アイテムを入手する前に倒してしまわない様にしなければならない。

<入手アイテム>
◯一般兵 : サファイアコート、医療キット
◯鉄の箱 : 疾風のはちまき、精霊石16個



 一般兵を倒し、さっさと逃げ出そうとするダーク達。だが瀕死の兵士が最後の力を振り絞り、銃口をダークに向けるのに気付いたナフィア。咄嗟にその前に飛び出し、ダークの代わりに撃たれてしまう。そして、兵士は絶命した。ナフィアは、ダークが無事で良かった、自分は大丈夫だから早くユーベルまで戻ろう、と何度も言う。仕方なくダークとリリアは、傷付いたナフィアを連れ、ユーベルへと急いだ。
 ユーベルに辿り着いたダーク達は、すぐにカーグとナフィアの実家へと急いだ。だが、ナフィアはもう弱り切っており、手当てのしようがなかった。ナフィアは最期に、ダークに真実の洞窟へ行く様に言い残し、息を引き取った。
 城跡の裏にナフィアの遺体を埋葬した後、ダークはリリアにも説得され、真実の洞窟へ向かう事にしたのだった。


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