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◯カーグ編第一章 〜初陣〜


- + - ユ ー ベ ル - + -



 オープニングは、噴水のそばで竪琴を奏でるリリアの場面から。
 そして、ニーデリア元王子カーグと、ポーレットの父親にして防衛隊長ロイドの一戦。
 成長したカーグは、斬り付けてくるロイドの剣を弾き飛ばす。見事にカーグの勝利である。
 するとそこへ、防衛隊員のバンジョが現れ、ロイドに声をかける。
 自由に移動出来る様になったカーグとポーレットは、まずカーグの家に入っていく。すると、どこからか声が聞こえる。

『……私は…………風の……
 ……新たなる………時が……』

 カーグは、母親ナフィアの部屋に入ってみるが、そこにはナフィアの姿がない。その代わり、部屋の奥の本棚で何か光る物を見付け、近寄っていく。そしてそれを覗き込んだ途端、渦を巻いて生まれ出る光の中から、風の精霊が降臨した。
風の精霊「……私は……風の……精霊……。……長き……歳月を経て……新たなる……出会いの時が来た……。……わが声に……耳を……すませ……」
 風の精霊は、姿を消した。
 カーグは、幼い頃に母親ナフィアから読んで聞かされた遠い昔の物語を思い出す。

 世界を、科学の力で支配しようとした人間の王。そしてそれを、精霊の力を借りて聖櫃(アーク)に封印した七勇者。それから三千年の後、復活をした人間の王は、闇黒の支配者という変わり果てた姿になっており、再び世界を我が物にしようと画策する。しかし、七勇者達の意志を継ぐ者達が、これを封印し直す事に成功する。だがその代償は余りにも大きく、勇者と聖母は力尽き、世界も大災害によって荒廃してしまうのである。また、衰弱をした世界から、精霊達も姿を消してしまう。この世界に具現化する精霊力を失ってしまったからである。
 その後、魔族と呼ばれる種が誕生した。そして時は流れ、現在に至るのである…。

 カーグは、玄関で待っているポーレットに、今体験した事を戸惑いながら話す。だが、精霊達がこの世界から姿を消して久しい今日、それを素直に信じる者はいないと言ってもよく、ポーレットもまた、信じようとはしなかった。無理もない話である。
 二人はバンジョの話が気になるので、表に出た。そしてバンジョに話し掛ける。するとバンジョは、スクラップ高地で怪しい老人を見掛けたと言う。
 カーグは、自分がそれを調べに行こうと言い出す。老人一人に対して、防衛隊が出動するまでもないという。ロイドは、支度金として200Gを渡してくれる。

 町の南にある精練所前に行くと、入口前にブッチという名の青年が立っている。今日は親方のバンジョが精練所を開ける当番の日だが、まだ来ていないので中に入れないのだという。ブッチはカーグに、親方のバンジョにこの事を伝えて欲しいと頼み込む。
 そして、道具屋に入ると、入口横の棚の品々を見ているバンジョがいる。話し掛けると、スクラップ高地に行く前の準備ですかと尋ねてくる。これに『ちがう』と答える。すると、バンジョはカーグ様にその様なお使いを頼むブッチに呆れ、しかし自分はもう少しここにいると言う。そして、スクラップ高地で手に入れたというナックルガードを譲ってくれる。これはカーグ専用の武器パーツで、ガード発生率と反撃発生率を10高める事が出来る。

ユーベル 道具屋リスト
薬草20G いい薬草50G
復活の薬160G 毒よけの実30G
ミント30G せっけん40G
痛烈な針40G 緑の思い出草50G
ルウの薬50G やる気ゼリー40G
やる気コロン320G 小石20G
爆弾120G 精霊石2G


ユーベル パーツ屋リスト
武器パーツ
ストーンコート120G アメジストコート320G
仕返しのトゲ240G 照準機240G
火炎パウダー240G  
アクセサリー
皮の腕輪120G ストーンホルダー240G


 パーツ屋の横にいる防衛隊員に話し掛けると、『パーツ』について教えてくれる。また、道具屋・パーツ屋の東にある民家(非番の防衛隊員の家)の2階のお婆さんからは、ニーデリア王国が王制を廃止した当時の経緯を聞く事が出来る。

 ロイドから手渡された200Gの使い途だが、パーツ屋でストーンコートを1つ買い、ポーレットに装備させておいた方がいいだろう。遠距離攻撃のポーレットに少しでも攻撃力をつけておいた方が、バトルではかなり有利に、楽になるからだ。今作ではHPが多めで、敵からのダメージに対してそうすぐにはピンチにならない。よって防御力を付けるために皮の腕輪を買うよりは、ストーンコートで攻撃力を高めた方がいい。
 出来れば、この第1章が終了する時に、カーグ・マル・ポーレットが1つずつアメジストコートを装備していると、かなり心強い。・・・その為には、地道に何度もフリーバトルエリアで戦い続けなければならないのだが。

 そして、宿屋・酒場前の少年(ガキ大将)からは、城跡の奥にあるカオスの森の、緑色の顔をした山猿モンスターについて聞く事が出来る。
 また、酒場の入口にはキュアガールがいる。活動維持のための10G寄付、という形で、体力を回復してくれる。
キュアガール「カーグ様、ごきげんいかがですか? 防衛活動に疲れた隊員の皆さんが、私が習得した体力回復の技能で元気になってくれるのを見ると、とてもうれしく思います。カーグ様もいかがですか? ただし、私が所属する救護団体が世界中で活動できるよう、カーグ様にもご寄付という形でお金をいただくことになるのですけど」

 それと精霊の心があり、今作品ではゲームデータのセーブをする場所になっている。


- + - ス ク ラ ッ プ 高 地 - + -


 スクラップ高地へと向かうと、いかにも怪しい老人が、ふくろリスの集団に襲われていた。

 
ふくろリスを退治しろ!

 LV3とLV4のふくろリスが3体ずつ。ポーレットが遠距離攻撃でダメージを与え、カーグでとどめを刺すようにすると良い。

<入手アイテム>
◯ふくろリス : 薬草、精霊石6個、41〜55G



 カーグとポーレットとでふくろリス達を撃退し、稀代の冒険家を自称するザップから話を聞く。ザップはもう少し調べてみて、ユーベルに立ち寄るという。カーグとポーレットは、ロイドに報告をするため、ユーベルに戻る事にする。


- + - ユ ー ベ ル - + -


 そして、ユーベルに帰って来た二人がカーグの家に入ると、ナフィアとロイドが何やら深刻な会話をしていた。ロイドの話では、プラム渓谷に精霊石の採掘に向かった部隊がまだ戻らず、そこでは魔族が目撃されたらしいという。

 ここでステータス画面を開いてポーレットの装備・アイテム・精霊石を全て外し、パーティアイテムに戻しておく。理由は、ポーレットがこの後一時的にパーティから外れてカーグ独りでの行動となるため。もしもストーンコートや皮の腕輪を装備させているなら、外しておくべきだ。

 カーグとポーレットは製錬所に行き、現在の精霊石の備蓄状態を確認する。そして引き返そうとした時、ロイドは傷付いた防衛隊員モースに肩を貸し、ユーベルの町に入って来た。ロイドはすぐ様モースを休ませ、残った防衛隊を引き連れて、採掘隊の救出に向かった。カーグも共に魔族撃退に向かおうとするが、ロイドはそれを許さなかった。ポーレットは、防衛隊と共にユーベルを出て行った。
 独り残されたカーグは、手当てを終え、静かに寝ているはずのモースのところに行ってみた。母親ナフィアの部屋だ。
 モースは、自分だけが逃げ延びてきたという事に責任を感じていた。そして、彼が色々と教えてくれた。
 手当てを受けている時、ロイド隊長に襲って来た魔族の特徴を話した途端、ナフィアの顔色が変わり、カーグにここに留まらせる様ロイドに願い出た事。その魔族とは、ドゥラゴ族だろうという事。ドゥラゴ族とは、ドラゴン系の魔族で、知能が高いだけでなく、魔力もかなり強いらしい。
 ナフィアに詰め寄っても埒があかず、カーグが家を出ると、城跡へと通じる閉ざされた門の向こう側から、門を叩き、大声で呼び掛ける者がいた。それは先程、スクラップ高地でふくろリスの集団から助けた探検家ザップであった。
 ザップは疲れを癒そうとユーベルに立ち寄ったはいいが、町の入口は封鎖されており、入る事が出来なかったらしく、城跡の方から回り込んでみると、そこも門が閉ざされているという事だった。カーグは、プラム渓谷に行くには城跡から森を抜けて行くしかないと考えた。
 そして、カーグが宿屋・酒場前の少年(ガキ大将)に話し掛けると、ダントンに頼んで門のカギを借り、城跡にまた行ける様にして欲しいと頼まれる。早速、カーグは酒場の奥の防衛隊オフィスに行き、ダントンを説得して門のカギを貸してもらった。
 カーグはすぐに門まで引き返し、カギで門を開く。ザップと別れ、急いでユーベルを飛び出すカーグ。


- + - カ オ ス の 森 - + -


 森の中、迷ってしまったカーグの前に、突然『山猿モンスター』が出現する。物陰から警告をし、矢を射ってくる。だが、カーグがその矢を声のする辺りに投げ付けると、『山猿モンスター』はバランスを崩し、落下して地面に叩き付けられる。
 緑色のお面を冠った『山猿モンスター』の少年と会話をしていると、野生ヘモジーとふくろリスが近寄って来た。少年は、いつもこの野生ヘモジーに食べ物を取られてしまうという。怯えてはいるが、カーグが二人で戦おうと言うので、それに応じる少年であった。

 
モンスターたちを倒せ!

 戦闘開始をする前に、マルに、ポーレットがそれまで装備していた武器パーツやアクセサリーを装備させよう。マルに特技のベノムアローを使わせるなら、初期装備の水晶の数珠は必ず装備させておく事。このアクセサリーを装備しておくと、特技での攻撃力が高まるのである。
 そして、薬草もいくつか持たせると良い。
 モンスターはLV5の野生ヘモジー1体とLV2〜LV3のふくろリス5体。モンスターの攻撃を次々に受けていてはもたないので、モンスターが集まってきたところで、マルの特殊能力ベノムアローで一掃しよう。射程範囲内のモンスター全てに20以上のダメージを与えるので、ふくろリスは即死である。
 野生ヘモジーによってヘモジー化するのは定番であり、厄介でもある。カーグとマルとで集中攻撃をし、早めに倒してしまおう。倒すと、やる気ゼリーを落とす。
 また、マップにあるアクティブギミックである『湿った朽木』を攻撃し、壊せば中にいい薬草が入っている。

<入手アイテム>
◯ふくろリス : 薬草、精霊石6個、50G  /  ◯野生ヘモジー : やる気ゼリー、精霊石11個
◯湿った朽木 : いい薬草



 見事、モンスターを撃退し、仲間にしてくれとしつこく頼むマルを引き連れ、プラム渓谷を目指す。
 尚、門を解放した事により、城跡にガキ大将などの子供達がやって来る様になる。
 カオスの森・樹海のはずれはフリーバトルエリアとなり、いつでも好きなだけバトルをする事が出来る。レベルアップ・お金稼ぎに丁度良いので、暫くはカオスの森で、ふくろリスを相手にアイテム・装備の拡充をしておいた方が無難。LV7程度まで上げておき、アメジストコートと皮の腕輪とを装備させてしまえば完璧。この後でポーレットが合流するので、ポーレット分の装備の購入もお忘れなく。
 樹海のはずれを通り過ぎ、いよいよプラム渓谷に。


- + - プ ラ ム 渓 谷 - + -


 そこには、傷付き倒れた隊員達がいた。そして、モンスターとドゥラゴ族に襲われているポーレット、更に戦力を分断される格好で、ロイド達もいた。カーグはマルと共にポーレットの側に行き、モンスター達と応戦する事に。

 
すべての敵を倒せ!

 戦闘開始をする前に、ポーレットの装備とアイテムをチェックし、皮の腕輪やストーンコートを装備させておく。
 モンスターはLV6のワイバーンが2体とLV5のドゥラゴ族が2体、LV6のドゥラゴ族が1体。まずは、マルとカーグ二人でワイバーンを背後から襲おう。この2回の攻撃でHP44のワイバーンは倒せる。基本的に、モンスター1体に対して複数人で集中攻撃をすれば、それ程苦労せずに倒せるだろう。マルとカーグで弱らせ、ポーレットにトドメを刺させてレベルアップをさせてあげよう。
 ドゥラゴ族は次々に魔力で襲って来る。これで20前後のダメージなので、受け続けてしまう前に集中攻撃を。大抵はカーグに鉾先が向くので、カーグのHPに気を付け、マルとポーレットで離れた所からチクチクと攻撃しよう。……ただ、このバトルでは2つの木箱があり、中にはアイテム(ストーンコート・復活の薬・精霊石8個・80G〜110Gなど)が入っている。出来れば二つともゲットしておこう。
 LV6のドゥラゴ族を倒すと水晶の数珠を落とす事があるので、先にLV6のドゥラゴ族から倒してみよう。余裕があれば、マルに盗んでもらえば良い。こうすれば確実に入手出来る。が、ドゥラゴ族もワイバーンも、盗める確率は低めで時間がかかる。

<入手アイテム>
◯ワイバーン : いい薬草、精霊石9個  /  ◯ドゥラゴ族 : 水晶の数珠(LV6)、精霊石14個、53G
◯木箱 : ストーンコート・復活の薬・精霊石8個・80G〜110G



 ロイドは、あれだけ言ったにも拘わらず、ここまで来てしまったカーグにきつく言う。だが、カーグも自分の思いをロイドにぶつける。ロイドは、ガレーネ丘陵に魔族のものと思われる足跡を発見したので、警備につくといい、防衛隊員に負傷者の処置を命じて立ち去ってしまう。
 自由に歩き回れる様になったら、防衛隊員達に話し掛けてみよう。ドゥラゴ族の事や、ロイドの心情を聞く事が出来る。そして、マルと一緒にプラム渓谷を後にする。


- + - ガ レ ー ネ 丘 陵 - + -


 カーグとマルが歩いていると、前方から魔族と思われる親子がやって来た。思わず身構える二人だったが、その親子は何故か力尽き、倒れてしまう。不審に思っていると、奥の方でロイド・ポーレットが長身のドッグ系魔族のウーファー族と応戦していた。
 慌てて駆け寄るカーグとマル。すると、そのウーファー族のヴォルクは『よくも妻と子供を…この恨みは忘れない』と吐き捨て、走り去ってしまう。
 無事に魔族を追い払い、緊張感の抜ける一同であったが、どうもロイドの様子がおかしい。かなり疲労している様で、肩で息をしている。声をかけるや否や、ロイドは意識を失い、そのまま倒れ、息を引き取ってしまうのであった………。


- + - N e x t - + -




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