Arc the Lad II ストーリー完全攻略☆

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序章(東アルディア)
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第2章(ヤゴス島)
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第3章(西アルディア)
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第4章(スメリア〜クレニア)
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第5章(フォーレス)
1
第6章(スメリア)
1
第7章(ロマリア)
1 2 3
第8章(グレイシーヌ)
1
第9章(フォーレス)
1
第10章(ブラキア)
1
第11章(ミルマーナ)
1 2 3
第12章(アミーグ)
1 2
第13章(バルバラード)
1 2
第14章(殉教者の塔)
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最終章(ロマリア〜空中城)
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番外編 <ちょこ覚醒1 ちょこ覚醒2 ちょこ覚醒3 マザークレアの洞窟

―第7章(ロマリア・キメラ研究所本部 前編)―

トッシュ「で、俺達だけで、どうやってロマリアに忍び込むんだ?モーリスが言っていた様に、あの城壁に弱点は見当たらないぜ」
シュウ「分かっているさ。しかし、そのモーリスは、こんな事も言っていたぞ。『大トンネルならば、侵入が可能かも知れません』とな」
トッシュ「あの巨大列車を、俺達だけで乗っ取ろうって言うのか?おいおい、幾ら何でもそれは無茶な話だぜ」
シュウ「それも、分かっているさ。俺達は、あのバカでかい列車を乗っ取るんじゃない」
トッシュ「じゃあ、何だってんだ?」
シュウ「列車を…破壊するんだ」
トッシュ「何だって!?」
シュウ「あいつの弱点は、その巨大さにある筈だ」
トッシュ「ああ、モーリスもそう言っていたな」
シュウ「トンネルの手前に火薬を仕掛け、列車を破壊させれば、ひっくり返った列車はトンネルに突っ込んで、大騒ぎになる筈だ。そのスキに俺達は、トンネルを通り抜けてしまうのさ」
トッシュ「そりゃまた、ハデな計画だな……。まあ、俺も嫌いじゃねぇがな。だが、それだけの火薬を、どうやって仕掛ける積もりだ?あそこの警戒は、半端じゃねぇぞ」
シュウ「俺の仲間に、血の気が多くてケンカっぱやい奴がいる。そいつに盾になってもらい、その間に俺が仕掛けるのさ」
トッシュ「『血の気が多い奴』ってのは、もしかして………」
シュウ「頼んだぞ、トッシュ」
トッシュ「おいおい、やっぱり俺の事かよ」
シュウ「仕掛ける奴と、その盾になる奴……どちらも危険な仕事だからな。どうだ、面白そうだろう」
トッシュ「おっしゃあ!! 俺もそろそろ、怒りが爆発しそうだったからな。あいつらを相手に、思いっ切り暴れてやろうじゃねぇか!シュウ、その話をもっと詳しく話してくれ」
シュウ「ああ……期待しているぞ」

トッシュ「よし、分かった。それじゃあ早速、出発するか!」
シュウ「トッシュ、これを持って行け」
トッシュ「何だこりゃ?」
シュウ「うつせみの玉だ、危なくなった時に使うといい」
うつせみの玉を手に入れました』
トッシュ「ふーん…ありがとよ。 よし、出発するか!」

………ロマリアトンネル前………。
シュウ「そろそろいいか?」
トッシュ「何時でもいいぜ」
シュウ「では俺は、爆薬の設置に行くから後は頼むぞ!」
トッシュ「よっしゃ…始めるか。 おぉぉぉぉっ! うぉぉぉぉっ! だぁぁぁぁっ! 俺が、トッシュだぁぁぁっ!! ロマリアの兵隊ども、出て来やがれ! この俺様が、お前らの相手になってやるぜ! お前達みてぇな役立たずが、何人来ても、恐かねぇぞ! ? どうした、出て来ないのか!この、カッコばかりの、弱虫どもが! どわっ!? こんなに? ま、まじぃ………。 くそ………。 うっしゃぁぁぁ!!やってやろうじゃねぇか!! このトッシュ様が、本当の戦いを教えてやるぜ! 度胸のある奴は、ついて来な!」

トッシュ「そろそろ、いいかな」
ロマリア兵「はぁ、はぁ」
ロマリア兵「はぁ、はぁ」
ロマリア兵「はぁ、はぁ」
トッシュ「おいおい、そんなに疲れちまって戦えるのかい?」
ロマリア兵「いい気になるなよ! …はぁはぁ」
ロマリア兵「我らの力、見せてやるわ! ふっふっふっ、貴様を捕らえ、我が王への手土産としてくれる!」
トッシュ「何でもいいから、始めようぜ」

シュウ「いいか、もう一度確認するぞ。トッシュが敵を防いでいる間に、俺が爆薬を設置するんだが、あれだけの巨大列車を吹き飛ばす為の火薬だからな、その量も多い。トッシュは、なるべく長い間、時間を稼いでくれ」
トッシュ「出来るだけ長い時間、敵とやり合ってりゃいいんだろ?」
シュウ「そうだ…しかしムリはするな。危なくなったら、逃げる事も考えるんだぞ」
トッシュ「ああ、分かってるぜ」

トッシュ「なるべく時間を稼ぐ、か…。面倒臭ぇ事言いやがって…。死にそうになったら、とっとと逃げるが…恨むんじゃねぇぞ!」
ロマリア兵「何をゴチャゴチャ言っておる! では行くぞ!!」
トッシュ「おうっ!!」


バトル!!
仕切り線

トッシュ:レベル61(または47)
モンスターは、未コンバートの場合、LV37のマッドバトラー3体とLV37の土の魔人3体。
ロマリアトンネルの前で叫び声を上げ続けると、予想以上の数の兵士がやってくる。このトッシュ様が本当の戦いを教えてやると、ロマリア兵を多数引き連れて陽動作戦開始となる。ここで、トッシュはシュウが火薬を設置する為の時間を出来るだけ稼ぐ。
土の魔人は直接攻撃か石を投げ付けるだけなので楽勝だが、マッドバトラーにブリザードを食らっていては反撃もできない。少しでもHPの減少を食い止める為には、押し花の本で回避率を上げ、マッドバトラーだけを攻撃し続けること。これに尽きる。
モンスターのレベルはトッシュより10低いので、そこまで苦戦はしないだろう。万が一の事を考え、10〜15ターンも稼げば充分だろう。

仕切り線

トッシュ「これだけ時間を稼げば大丈夫だろう。後は、シュウの仕事だな」

シュウ「この辺りか…。仕掛ける爆薬は3つ、ここと…ここと…こんなところか。まずは、カバーを開けて…タイマーをセットして…スイッチを入れる…。よし、これは終わった。残るはと2つか」
ロマリア兵「てめぇ、其処で何やってんだ!」
シュウ「くそ、見付かったか。しかし、時間がない。敵を倒しながら、爆薬を仕掛けていかなくては…」


バトル!!
仕切り線

シュウ:レベル47
出現するモンスターは、LV32のマジシャン1体とLV30のファイアゴーレム2体。
シュウはこのトッシュの稼いでくれたターン内で、火薬の時限爆破装置を作動させる。当然のようにモンスターが襲ってくるが、相手はただのザコ。シュウの足止めにもならない。落ち着いて1つずつ作動させれば6〜8ターンあればいい。
仕切り線

シュウ「よし、列車が来たぞ!! 何とか間に合ったな!」

シュウの作戦によって列車が横転した時、フォーレスからやって来たゴーゲンとリーザはクズ鉄の町に辿り着いた。
ゴーゲン「ほっほっほっ、トッシュの奴め、やりおったのぉ」
リーザ「えっ!?」
ゴーゲン「儂らも、のんびりとはしとれんわい。では行くぞい、リーザ」

同じく、クレニア島で飛行機に乗ったグルガとシャンテが、ロマリア空港に到着した。
シャンテ「一体、どうしたのかしら?」
空港職員「おい、ロマリアトンネルで大事件だ!」
空港職員「何だって!?」
空港職員「ロマリアの列車が、誰かに襲われたらしいぞ」
空港職員「レジスタンスの仕業じゃないのか?」
シャンテ「レジスタンス…ひょっとして!」
グルガ「急ごう、シャンテ」
シャンテ「ええ!」

エルクとポコは、トウヴィルの岸壁から搭乗したシルバーノアで、ロマリアのすぐ近くまで来ていた。
チョピン「エルクさん、シルバーノアで、これ以上近付くのは危険です」
ポコ「ねえみんな、あそこの煙は何だろう?」
チョンガラ「どれどれ? ああ、ありゃトッシュがキメラ研究所を攻撃してるんじゃないかの」
エルク「チョピン、この近くで降ろしてくれ」
チョンガラ「いよいよじゃな、エルク。しっかりな」
エルク「ああ」
ポコ「さあ、行こう!!」

キメラ研究所本部の内部にまでこの緊急事態による非常召集がかかり、イーガの見張りをしていた兵士までいなくなってしまう。
ロマリア兵「何かあったんですか?」
ロマリア兵「列車が爆破されたらしい」
ロマリア兵「!! レジスタンスの襲撃ですか?」
ロマリア兵「分からん、とにかく人手がいる。ついて来い」
この機に乗じてイーガが手枷を壊し、頑丈な扉を体当たりで破壊してしまい、すぐにみんなと合流する為に動き出す。
イーガ「始まった様だな。急がねば。 っつつ…こっちか!?」

トッシュ「やったぜ!作戦成功だ!!」
シュウ「今だけが侵入するチャンスだ! 急げ!! 侵入するなら、今しかない!!」


攻略のPoint!!
仕切り線

ここでトッシュ・シュウの行動は一旦終わるので、装備品をチェックしておこう。
トッシュは紅蓮・押し花の本・ゆかりの紋章で充分。シュウはマシンガン・ブルーリング・魔法のりんごでいい。魔法のりんごの数が少なければ復活の薬かちからの実を装備させておく。
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………ロマリア城壁………。
トッシュ「階段と、線路…。 どっちだ?」
シュウ「見取り図の感じだと、階段の方だな」
トッシュ「よっしゃ、上に上がるぜ?」
階段の手前まで来ると、トッシュは床目掛けて斬り付ける。
すると、仕込まれていた爆薬が発火し、階段上部へ次々と引火・炸裂する。

トッシュ「ひゅう〜。 思った通りだぜ」
シュウ「爆薬が仕掛けてあったのか…。ちょっとでも摩擦があると発火するタイプだな。よく気付いたな」
トッシュ「長年の勘ってやつかな。行こうぜ」

ロマリア城壁に上り、眼下に広がる光景を眺める。
トッシュ「すげぇな…」
シュウ「流石、ロマリアといったところか…」
トッシュ「まともに戦うと、ちょっと勝ち目はねぇな…。さっさと済ますか…」

………キメラ研究所本部………。
トッシュ「此処か!?」
シュウ「…だろう」
トッシュ「行くぜ!!」
長く続く階段を下り、異様な石像が立ち並ぶ細長い通路に出る。石像の間を通り抜けると、突然ガーゴイルの姿となって近付いてくる。斬り掛かろうとするトッシュだったが、どうも様子が違う。
トッシュ「ちっ!」
シュウ「まずいな、数が多い」
トッシュ「しゃらくせえ!まとめて相手してやるぜ!」
シュウ「待て!襲って来るのとは違う様だが?」
やがてガーゴイルが集まると、通路を塞ぐ様に集まって一斉に元の石像に戻った。
侵入者を逃がさない為の仕掛けだったらしい。

シュウ「退路を断った訳か…」
トッシュ「けっ!誘い込んでやがるのか! なめてくれるじゃねえか!」

………ザルバドの間………。
ロマリア兵「ご報告致します」
ザルバド「何だ」
ロマリア兵「トンネルがレジスタンスに襲撃され、何者かが城壁内に侵入しました」
ザルバド「その様なものは、放っておけば良い」
ロマリア兵「ですが、よろしいのですか…?」
ザルバド「案ずるな、どうせガルアーノの客人だろう。奴に任せておけ」
ロマリア兵「はっ」
『流石に、アーク達も、此処を嗅ぎ付けた様だな?』
ザルバド「ご心配には及びません。奴らの狙いなど、所詮ガルアーノへの敵討ち程度のもの」
『だが、今奴らに邪魔される訳にもいかん。アークの力が強まってしまう前に、ガルアーノに始末をつけさせるのだ』
ザルバド「承知しております」

………キメラ研究所監視室………。
ガルアーノ「ふっふっふ、進歩のない連中だな。今度こそ引導を渡してやる。 装置の準備はどうだ?」
所員「はっ、何時でも大丈夫です」
賞金稼ぎ「装置?」
ガルアーノ「ふふふ、とっておきの切り札だ」
賞金稼ぎ「…私の相手はどいつだ?」
ガルアーノ「そう慌てなくとも、すぐに出番は来る。くっくっく、はっはっはっは!」

トッシュ「何か企んでやがんな…」
シュウ「逃げ道さえ塞げば、絶対に仕留める自信があるのだろう」
トッシュ「はっ、なめてくれるじゃねえか。 へっ、後悔させてやろうぜ」
二人が先に進むと、見知った顔に出くわす。
トッシュ「おっ! じじぃじゃねぇか」
ゴーゲン「おお、トッシュか、助かったわい」
トッシュ「助かったって…一体何してんだ?こんな所で」
ゴーゲン「お前さんの手伝いをしに来たんじゃが…道に迷ってしまってのう」
トッシュ「何やってんだか…」
リーザ「久しぶりね、シュウ。私リーザ、よろしく! そちらは?」
トッシュ「元気のいい嬢ちゃんだな、気に入ったぜ。オレはトッシュ、よろしくな」
シュウ「………?」
何か様子が違う、とシュウは黙り込む。
ゴーゲン「わしゃ、ゴーゲン。ちんけな魔導士じゃ」
シュウ「…俺は、シュウ。トッシュ、先を急ごう」
トッシュ「おお」
暫く進むと、コープス2体が行く手を阻む部屋に出た。
トッシュ「おいでなすったな」
ゴーゲン「ふぉ、ふぉ、おぬしの悪運も尽きたかの」
トッシュ「何言ってやがる、あんなんに負けるとでも思ってんのか」
リーザ「確かに敵があれだけだったらね」
トッシュ「ああ?伏兵でもいるってのか?」
ここで、リーザとゴーゲンがジリッ……ジリッ……とシュウ・トッシュとの間合いを詰め、歩み寄る。
リーザ「いるわ! 此処にね!」
トッシュ「何処だよ!?」
シュウ「違う! トッシュ、こいつら偽物だ!」


バトル!!
仕切り線

シュウ:レベル48 トッシュ:レベル61
ゴーゲンのレベルはトッシュと同じ。トッシュが真っ先に倒さないと、ゴーゲンの特殊能力によってシュウはダメージを受けてしまう。リーザはシュウが背後から攻撃すれば苦労はしないはず。残りのコープスはすぐ自爆してくるので、HPの残量に気を付ける。
仕切り線

トッシュ「ガルアーノの野郎、俺達のそっくりさんでも造ってやがるのか?」
シュウ「俺達を惑わすつもりだろう」
トッシュ「はっ、下らん真似を」

………キメラ研究所監視室………。
ガルアーノ「ふっふっふ、どうだ私の作品は。悩め、悩め!いずれ誰も信用出来なくなる。そして、仲間同士殺し合うがいい!実に愉快なショーじゃないか!」
賞金稼ぎ「…これが切り札か?」
ガルアーノ「まさか! こんなものは余興よ」
賞金稼ぎ「余興?」
ガルアーノ「あれらは、奴等と肉体的には同等の能力を持っているがな。経験や勘の差でオリジナルに劣る。与えられた命令をこなすだけのロボットみたいなもんさ。だが、つぼにはまれば、かなりの成果も期待出来るぞ。何しろ正義の味方気取りのくそガキどもの同士討ちが見れるかもしれんからな。奴等に獲物をとられるのが心配か?」
賞金稼ぎ「…くだらん」
ガルアーノ「わっはっはっは!」

その頃、別のルートから侵入したゴーゲンとリーザ。
ゴーゲン「騒ぎを起こした奴の正体は恐らくトッシュじゃ」
リーザ「トッシュ?」
ゴーゲン「スメリアはダウンタウン出身のやくざ者じゃ。じゃが、剣の腕はめっぽうたつ。頼りになる仲間じゃ、まず奴を捜そう」


バトル!!
仕切り線

リーザ:レベル34
フロア中央の石像が隣にある宝箱を開けようとすると、突然マスターガーゴイルたちが襲い掛かって来る。宝箱の中身はスパークス
ガーゴイル「ギ……ナカナカダイタンナヤツダナ……コンナニアカラサマナノニ」
ゴーゲン「やっぱり罠じゃったのう」

マスターガーゴイルのレベルは48。リーザたちが3体とも相手をするのはちょっとムリがあるので、ここだけはゴーゲンにも特殊能力で参加してもらおう。ただし、ゴーゲンが相手をするのは1体くらいにして、少しでもリーザやモンスターのレベルアップを考えよう。ゴーゲンにはドリームノックを延々と使っていてもらう。また、欲を言えばフロアアイテムのメロディキャップも入手したい。この帽子は装備しても防御力3だが、敏捷度が10も上昇する。そして、マスターガーゴイルの激しい攻撃はケラックのキュアで何とか耐える。

そして、この先は左右に扉が分かれているが、ここはまず左の方から行く。
ここには、あからさまに罠ですよ、と力一杯主張する程石像が立ち並んでいるが、全てただの石像。罠も何もなく、宝箱の中のポイズンスピアは普通に取れる。それから右側の部屋に入ろう。
仕切り線

ゴーゲン「おおっ。何じゃ、まだ生きとったんか」
トッシュ「へっ、ご挨拶じゃねぇか」
リーザ「………誰?」
特殊な力を持つリーザは、すぐに様子がおかしいと、先程のシュウの様に察知する。
シュウ「何だよリーザ、俺の顔を忘れちまったってのか?随分冷てえじゃねえか」
リーザ「違う!あなたはシュウじゃないわ!いえ、あなたは生命を持った生き物でさえない!」
シュウ「何言ってんだよ、俺は正真正銘のシュウだし、この通り生きて動いてるぜ」
リーザ「いいえ、あらゆる生き物は、喜んだり、悲しんだり、そういった何らかの感情を常に発してるわ。そして私にはそれらを感じる事が出来る……。けど、あなた達からは何の感情も感じられない」
シュウ「おいおい、ご機嫌斜めじゃねえか、え? そういやエルクのガキはどうしたんだ。 今日は一緒じゃねえのか?そうか、そんで機嫌がわりーんだな」
リーザ「よくもシュウの姿でそんな……許せない!」
トッシュ「ふん、本物も偽物もねえ!生き残った方が本物さ!」
ゴーゲン「何じゃ、おぬしら偽物だったんかい」


バトル!!
仕切り線

リーザ:レベル34
先程のトッシュ・シュウの時と同じく、トッシュはゴーゲンと同じ、シュウはリーザと同じレベル。トッシュの剣をまともに食らうと相当なダメージになるので、ゴーゲンの特殊能力で弱らせて槍や短剣で離れて攻撃してトドメを。例によって、バトルが終わった瞬間にリーザ・ゴーゲンのシーンは終わるので、装備している中で外せるものはとことん外しておいてから最後のモンスターにトドメを刺す。
ゴーゲン「何だったんじゃ、今のは…」
リーザ「私達の偽物もいるのかしら…?」
ゴーゲン「…さあのう…」
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エルク・ポコ・ヂークベックは、スイッチの並んだ扉の前に来ていた。
エルク「罠かな?」
ポコ「うーん、でも、一個は当たりがある筈だよ」
エルク「6分の1、か」

左右3つずつのスイッチの内、右側に並ぶスイッチの中央が扉を開くスイッチ。そして左側に並ぶスイッチの中央が体力回復のスイッチ。体力の回復は1回しかできない。それ以外だとレベル60・48のモンスターが現れる。扉に近い方がリビングデッド、遠い方がマスターガーゴイル。ポコでダメージを与え、エルクに倒させれば簡単にエルクはレベルアップする。

部屋に入ると、やはりここにもガルアーノの差し向けた幻影がいた。
エルク「あっ。 アーク!俺はあんたに聞きたい事がある!」
アーク「俺に?お前の村の事か?」
エルク「!!」
アーク「あれは俺の親父が、炎の精霊を取り戻す為にやった事だ。村人どもは、邪魔する割には、殺し甲斐のない奴等だったらしいな」
エルク「貴様!」
ククル「エルク、貴方だってジーンやミリルを殺したじゃない」
エルク「…だとぉ!」
ポコ「酷い侮辱だな! エルク、君には少しでもこいつらが、アークやククルに見えるとでも言うのかい? だとしたら、なんだかんだ言ってもやっぱりまだ子供なんだな。幾ら姿形を似せて見せても僕には、まるで似つかない魂の形が見えるからね」
アーク「何を言うんだポコ、僕はアークだよ、二人で一緒に戦ってきたじゃないか」
ポコ「止めろ! それ以上二人を侮辱したら許さないぞ」


バトル!!
仕切り線

エルク:LV40
襲い掛かってくる偽ククルと偽アークを倒し先に進む。
当然、ここでもエルク・ポコの装備はチェックしておく。

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エルク「何だってんだ、今のはアークなのか?」
ポコ「とんでもない!多分、ガルアーノの造ったモンスターだよ」
エルク「ふーん…まあ考えてても仕方がない、行こう」
ポコ「『考えてても仕方がない』って、エルクの場合考えるのが苦手っていうか、嫌いっていうか、そんな気がしてきたな」
エルク「何か言ったか?」
ポコ「な、何も。 僕は、結構好きだけどな。案外、トッシュみたいな大人になったりして」

そして、こちらはグルガとシャンテ(+ちょこ)。
シャンテ「グルガ、これは貴方には関係のない戦いだわ、今から引き返してもいいわよ」
グルガ「本気で言っているのか?」
シャンテ「ううん、言ってみただけ」
グルガ「この前の仕返しか…だがシャンテ、もはや関係なくもないぞ。この研究所の奴等は、俺の力目当てで罪のないエレナに手を出した。それに…」
シャンテ「それに?」
ちょこ「それ煮?」
グルガ「何でもない、…引き返す道も塞がれてしまったしな…行こう」
シャンテ「変なの」

フロア中央の十字路に差し掛かった時、マスターガーゴイルとリビングデッドに囲まれてしまう。
グルガ「くっ、囲まれたか…」


バトル!!
仕切り線

シャンテ:LV36
モンスターはリビングデッド1体とマスターガーゴイル2体。
1体1体を集中攻撃で、さっさと仕留めてしまおう。特に、リビングデッドには光属性のグルガで、マスターガーゴイルにはちょこで闘う様にするといい。
ちょこがいない場合は、とにかくグルガで攻撃、シャンテで回復を。

仕切り線

何とか倒し、スイッチで扉を開けて入ると、そこには信じられない人の姿が。
それは、アルディア空港で殺されたはずのシャンテの弟、アルフレッドである。もちろん、これはガルアーノの造り出した幻影なのだが、シャンテにはそのようなことは知る由もない。

シャンテ「………うそ! ア……アル………!」
アルフレッド「……ね…ねえさん………たすけて……」
偽エルク「シャンテ…」
シャンテ「エルク!これは、一体!?」
偽エルク「シャンテ、弟が言ってたぜ、独りで淋しいってな」
シャンテ「!? アルは、弟は生きていたの?」
偽エルク「心配しなくてもこれからはずっと一緒にいられるさ。地獄でな!」
シャンテ「何を言ってるの?エルク。アル、貴方は私の弟のアルフレッドじゃないの?」
アルフレッド「ねえさん………シャンテ姉さん……なーんちゃって、弟に会いたいんだろ?すぐ会わせてやるよ!あの世でな!!」


バトル!!
仕切り線

シャンテ:LV37
モンスターは偽アルフレッド・偽エルク・偽リーザ。
偽エルクに対しては、油断をするとかなり痛手を負う事になるので、変にダメージが大きくならない内に特殊能力中心で倒す。背後からの攻撃でも、ガードされて反撃を受ける事も。
バトルを長引かせないように、グルガ・ちょこで早めに倒す。
そして、3人の装備品をチェックしてから残る一体にトドメを刺す。

仕切り線

シャンテ「ニセモノ……なの?」

シャンテ「なんて…卑怯な!!」
グルガ「仲間や身内にそっくりのモンスター…。心の傷に泥を塗るような真似を!」
シャンテ「許せない…許さない!!」

仕切り線

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