Arc the Lad II ストーリー完全攻略☆

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序章(東アルディア)
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第2章(ヤゴス島)
1 2
第3章(西アルディア)
1 2 3
第4章(スメリア〜クレニア)
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第5章(フォーレス)
1
第6章(スメリア)
1
第7章(ロマリア)
1 2 3
第8章(グレイシーヌ)
1
第9章(フォーレス)
1
第10章(ブラキア)
1
第11章(ミルマーナ)
1 2 3
第12章(アミーグ)
1 2
第13章(バルバラード)
1 2
第14章(殉教者の塔)
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最終章(ロマリア〜空中城)
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番外編 <ちょこ覚醒1 ちょこ覚醒2 ちょこ覚醒3 マザークレアの洞窟

―第7章(ロマリア・キメラ研究所本部 後編)―

さて、その頃の、独房から抜け出したイーガは。
イーガ「さて、気の短いトッシュあたりが同士討ちを始めてしまう前に、幻影モンスターの制御装置を破壊してしまわねば…」
イーガの通る通路には3つの部屋がある。その内、制御装置のある部屋は一番奥の部屋。
一番手前が偽イーガ、真ん中がリビングデッド3体となっている。リビングデッドは無視するとして、偽イーガとのやりとりは、見ておいても損はないだろう。
イーガ「これがガルアーノ自慢の幻影モンスターか。能力はほぼ同等のものを持っているが、経験や培われた実戦の勘などは本物に及ばない という事だったな。この世に私は二人も要らぬ」
偽イーガ「ならば本物の証を立ててみよ!」
偽イーガがそう言うや否や、イーガは一気に偽イーガとの間合いを詰め、突進して殴り掛かっていった。
偽イーガ「ぐ…汚いぞ…人が構える前に」
イーガ「なるほど、本物の私なら敵を前に戦いの間合いに入ってから油断する様な真似はすまい」
偽イーガ「ふ…不覚…」
イーガ「この部屋には制御装置らしきものはないな」

隣の部屋にはリビングデッド3体しかいなかった。
イーガ「此処じゃない…な」

制御装置のある部屋に入ると、装置の前に2体のガーゴイルの石像が立てられていた。
イーガ「此処か!?」
マスターガーゴイル「キ、キサマ、イツノマニ!」
マスターガーゴイル2「コ、コロス、コロス、コロスー!」


バトル!!
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マスターガーゴイルは敏捷度が高いので、イーガのレベルが60の場合は必ず先制攻撃を仕掛けて来る(飽く迄もコンバート時。未コンバート時ではイーガのレベルは44。この時はイーガが先制攻撃となる)。するとイーガは、両者合わせて100〜120近くダメージを受けるので、下手をすれば2ターン目で戦闘不能に陥りかねない。決して油断の出来ない相手だ。背後を狙われないように、マスターガーゴイルとの間隔に対して常に気を配り、なるべく正面で喰らうようにする。運がよければかわしてくれる。もしもエルクの時にローブをマジックローブにしていたら装備させてみるのも面白い。間合いを離して回復しつつ、流星爆などで倒してしまおう。延々と回復し続け、反撃だけで弱らせるのが王道。
仕切り線

イーガ「これが、制御装置か」
イーガの闘気を込めた滅掌烈波で、制御装置は跡形もなく破壊されてしまう。
イーガ「これで幻影モンスターの制御は不可能になったが…。やはり心配だな、早く合流しなくては」

トッシュ「今、遠くの方で爆発音が聞こえなかったか?」
シュウ「ああ、それに建物全体が少し揺れたような気がした」
トッシュ「行ってみよう!」

声「クキェーッ、ケッケッ、グェッ」
トッシュ「な、何だ!」
声「グェッ、グェッ、グェッ、グェッ」
偽エルクと偽イーガが室内を狂ったように走り回って出ていく。
シュウ「エルク?…いや、違うな…」
トッシュ「何だ?今のは。最初に会った奴より随分デキが悪ぃじゃねえか」
シュウ「解らん、さっきの爆発音と関係あるのかないのか…。あの扉の向こうに答えがあるんじゃないか?」
トッシュ「行くぜ!」

………キメラ研究所監視室………。
ロマリア兵「大変です!イーガが脱走し、幻影モンスターの制御装置を破壊されました」
ガルアーノ「何だと!牢を映せ! もぬけのから…か。くそっ!まんまとのせられたか! 奴等め、いい気になりおって。まあいい、もう暫く踊らせてやるか。ふん…準備だけはしておくか…。出番は近いぞ!ついて来い!」
賞金稼ぎ「………………………」

一方その頃、研究所内部では、トッシュ・シュウとゴーゲン・リーザが交差した道で出会っていた。幻影モンスターの事があり、やはりガルアーノの思惑通り互いを警戒し合っている。
トッシュ「ちっ、またかよ!うざってぇ!」
ゴーゲン「おぉおぉ、こりゃまた凶悪そうな顔をしたのが出てきたわい」
そして、別の道からはエルク・ポコが現れた。
ポコ「何か仲間割れしてるみたいだよ」
エルク「あいつらも敵か味方か解んなくなってんじゃねえか」
更に、最後にグルガ・シャンテもこの初顔合わせの混乱した一行に合流した。
シャンテ「ちょっと、何よ、びっくりするじゃない!」
グルガ「これはまた、沢山出て来たものだな」
トッシュ「ちょろちょろうざってぇやつらめ!みんなぶっころしてやりゃあいいんだろ」
エルク「なんだと、やれるもんならやってみやがれ。だいたいてめぇ、さっきからセリフがひらがなばっかりじゃねえか。あたまわるそうなやつだな」
トッシュ「小僧、てめぇにだきゃぁ言われたくねえぞ」
エルク「おっさん、今更増やしたっておせぇって」
トッシュ「お、おっさん! キレたぜ、皆殺しにしてやる」
グルガ「おい、ちょっと待て、だいたいお前私が本物かどうか判断する材料を何一つ持ってないんじゃないのか?」
シャンテ「そうよ、これじゃ敵の思うつぼじゃない」
イーガ「その通りだ!」
そこへ、制御装置を自ら破壊した事もあって、状況を知り得ているイーガが通路から現れた。
トッシュ「イーガ!?」
イーガ「敵の狙いは我々を混乱させることにある。      な、なんだ、その目は。幻影モンスターの制御装置は破壊し、研究所の機能は止めた。此処にいるのは間違いなく全員本物だ」
とはいえ、それを証明するものは何もなく、一同は困惑したようだ。
トッシュ「その言葉を信じろ、と?」
イーガ「だったらトッシュ、前に酒を飲んだ時にお前が何をしたか話してみせようか?」
トッシュ「………イ、イーガがああ言ってるんだ、みんな本物に違いねえ。あ、後はガルアーノを倒すだけだ。行くぞ!」
エルク「この際だ、自己紹介は後にさせてもらうぜ」
シャンテ「一体何をしたのかしらね…ふふ」
ゴーゲン「嫌じゃのう、酒ぐせの悪い男は」
リーザ「うふふ」


攻略のPoint!!
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ここからは、これまでのパーティほぼ全員が同時に行動する為、一部を除いて自由にパーティ編成を行える。これにより、攻撃力重視でエルク・トッシュ・ちょことしたり、バランスを考えてシュウ・イーガ・リーザなどとしたり、プレイしている人の趣味や性格が強く出るところ。
だが、ここから先に計4回、必ず戦闘に参加するキャラを含むバトル、戦闘に参加できないキャラが出るバトルが存在する。が、それはその戦闘シーンに最初に入った時(自己紹介をするため)のみ。2回目以降に関してはもう何も制限はない。装備とレベルを整えておこう。


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まず、最初のフロアからは4方向への階段がある。
取り敢えず疲れてきた体を癒す為に、休憩の出来る部屋に行きたいところ。
この区間のパーティ編成で必ず入れておきたいのは『シャンテ(ポイズンウィンドを受けた時のステータス回復)・シュウ(アイテム収集)』の2人。バトルに出現するのはゾンビ系モンスターばかりなので、ステータス異常を受け続けるのは非常に厄介だし、うっとーしい。最低でもシャンテは毎回参加させたい。

四隅の階段の内、左上にまずは行く。そこではポコ・ゴーゲンとそれ以外3人でのバトルとなる。
ポコ「パレンシア兵士、ポコ!」
ゴーゲン「大魔導士、ゴーゲンじゃ」


バトル!!
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敵はレベル49のグール6体。
まずはレベル60のポコとゴーゲンが先制攻撃となるので、ポコは戦の小太鼓で攻撃力を上げ、ゴーゲンはドリームノックで敵全員を眠らせる。眠りの状態なら直接攻撃をしても反撃はないので、安心してそれ以外に参加させているキャラにレベルアップをさせられる。この辺りでようやく、リーザの反撃レベルが2になるはず。早い人はこのキメラ研究所に入った頃だろう。スマートキャプチャーと魔法のりんごを装備させればリーザのレベルアップもバッチリ☆
バトルが終わり、小部屋に入るとベッドがある。ここで休憩をしておこう。

体力が全快したところで次は左下に。ここではトッシュ・イーガと他3人となり、モンスターはレベル49のコープス6体。
トッシュ「モンジ一家のトッシュたぁ俺のことだ」
イーガ「ラマダ僧、イーガ」
シャンテがもしバトルに参加していたら、ディスペルでHP満タンのコープスから消滅させてやるのもいい。この先には強力果物の入った宝箱のある部屋がある。
そして右下の部屋では、エルク・リーザ他3人となり、こちらはレベル49のリビングデッド6体。
エルク「『炎使い』、エルク!」
リーザ「リーザ…です…」
リビングデッドは回復果物を盗む・落とすの両方で入手できる。もしもここまでで消耗していれば、左上の部屋で休憩しながら幾つか入手しておくといい。
先にはスケールウィップがあるが、この時にはもう既にスマートキャプチャーがあるので、実戦ではあまりというより殆ど使われない悲しい鞭である。スケールウィップ………果たして使う人はどのくらいいるのだろーか……。

これらを全て回った後、ガルアーノを目指して右上の階段を上がる。ここではグルガ・シャンテ・シュウと他2人。楽に倒すならゴーゲン・トッシュといった面子を加えるといい。
グルガ「ブラキア戦士、グルガ!」
シュウ「ハンター…シュウ」
シャンテ「『歌姫』シャンテよ!」
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扉を開き、奥に進むと、突然壁が迫って来て退路を断たれてしまう。
エルク「!!」
ガルアーノ『ようこそ、諸君』
エルク「ガルアーノ! 何処だ!?」
ガルアーノ『ふはははは』
トッシュ「ガルアーノ! 何処にいやがる!」
ガルアーノ『そう焦らなくても私は奥にいる。ははは、だがその前に折角来たのだから私の研究に協力してもらおうか。帰る道もなくなってしまった事だしな』
エルク「てめえが塞いだんだろうが」
ガルアーノ『はっはっは、とにかく! 君達に選択権はないのだよ。右の扉を開けてやろう。中にはモンスターがいる。どちらかが全滅するまで戦ってこい』
エルク「ざけんな!誰がてめえのいいなりになんかなるか!」
ガルアーノ『ふふふ、だったら勝手にするがいい。のたれ死ぬまで其処にいるのだな』

仕方なく、ガルアーノの言う通りにモンスターの待つ右の扉に向かう。中には、エルクの幻影モンスターが6体いた。
エルク「おい、ニセモノ発生装置ってのは壊したんじゃなかったのか?」
イーガ「幻影モンスター制御装置だ。いや、確かに壊した筈だし、予備の装置なんてのも無い筈だ」
ガルアーノ『安心したまえ。制御装置は確かに壊されたよ。こいつらは失敗作さ。元々制御など出来ない連中だよ』
トッシュ「ちっ、楽しんでやがる。おい、小僧、見分けがつかなくなるとまずい。今回はさがってな」
エルク「しょうがねえ。ちょっと心配だが任せるぜ」


バトル!!
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敵はレベル50の偽エルク6体。トッシュ・ゴーゲン辺りをパーティに入れ、早い段階で一気に決着をつけてしまわないといらぬダメージを被る。幻影モンスターは、攻撃力はあっても武器の熟練度が低いため、攻撃力・レベルの割には少々ダメージが低め。それが救いと言えば救い。とはいえ、リーザ・シャンテ・ポコの内、お気に入りの回復キャラを必ず入れておこう。
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ガルアーノ『はっはっは、ご苦労さん。次は左だ。いいデータが取れるように頑張ってくれよ。はっはっは!』
渋々とガルアーノに従って通路左の部屋に入る。すると、其処には偽トッシュが6体いた。
エルク「おっさん、今度はあんたが抜け番みたいだぜ」
トッシュ「ちっ、ぬかるなよ」


バトル!!
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こんどはレベル50のトッシュ6体。はっきり言ってその攻撃力だけが恐い。こういう時こそやはり、ゴーゲンのドリームノックが非常に役に立つ。こういった場面では、ゴーゲンをどんどんと活用しよう。……リーザのホールドエネミー辺りでも別にいいのだが、現時点でのレベルを考えるとゴーゲンのドリームノックの方が成功率はずっと上(LV3であれば)。特にコンバートをしたレベル60のゴーゲンならその威力は反則もの。また、マジックローブを装備したイーガがまとめて特殊能力で倒すというのもいい。
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ガルアーノ『ご苦労さん。それじゃあそろそろ私の所に招待しようか。此処だ。私はこの部屋にいる』
ガルアーノによって通されたのは、キメラ研究所監視室。先程までガルアーノと賞金稼ぎのいた部屋だ。
エルク「誰もいねーじゃねえか!? 逃げやがったか!」
その時、目の前のモニタに大きくガルアーノの顔が映し出された。
ガルアーノ「よく此処まで来れたな。くくっ、来てくれないとかえって困ったがな」
エルク「ガルアーノ!もう逃がさねえ、貴様だけは絶対に倒す!」
ポコ「キメラ研究所は全て破壊した!この研究所も、ロマリアの計画もおしまいだよ!」
ガルアーノ「わはははは!馬鹿め!研究所などもう、どうでもいいのだよ。キメラ研究など我がロマリアが世界を手にするためのプロセスの1つに過ぎん」
トッシュ「なにぃ!?」
ガルアーノ「お前らがこうしてる間にも、他の将軍が計画を進めているわ」
トッシュ「だったらその計画も潰してやらぁ!貴様を倒した後でな」
ガルアーノ「ふふふ、果たしてお前らにそれが出来るかな…」
すると、突然前方の床の一部が割れ、そこから狛犬の石像らしきものが出現した。そしてそれから発せられる光により、一同の体は完全に拘束されてしまう。
トッシュ「!?」
エルク「か、体が…!?」
ガルアーノ「ふっふっふ、動けまい。どうだ、私を倒す事など出来んだろう」
エルク「くそっ、きたねえ手ばかり使い……や………が…………」
ガルアーノ「わっはっは!安心しろ!お前らはこの私が責任もって、立派なモンスターにしてやろう。わははははは!」

………キメラ研究所実験室………。
ガルアーノ「どうだ?今の『機械モンスター』の威力は」
賞金稼ぎ「『機械モンスター』?」
ガルアーノ「ああ、機械とモンスターの合成に成功した試作品一号だ。強力な麻痺能力とこちらから動きを100%制御できるのが『売り』だ。これでアンデル達を見返してやれるわ!わはははは!」
賞金稼ぎ「…これがその機械モンスターの制御装置か…。『最近どうも仲間達に軽んじられている様な気がする』…。それはお前も感じていたわけだな。…ふふふ、この研究所もお前もロマリアにとっては用済みの捨てゴマと言うわけか」
ガルアーノ「な、何を言う!私は捨てゴマなどではない!ロマリアは私の作ったキメラのお陰で最強の力を手に入れたのだぞ!」
賞金稼ぎ「そして、お前は用無しになった。所詮ロマリアにとって、お前など使い捨ての便利な道具に過ぎなかったわけだ。だからお前も焦っていたんだろう」
ガルアーノ「たかが賞金稼ぎが言ってくれるじゃないか。私は焦ってなどいない。お前もモンスターになりたいようだな」
賞金稼ぎ「焦ってたさ!」
そう言って、賞金稼ぎに成り済ましていた男は機械モンスターの制御装置を破壊する。突然の裏切り行為に驚くガルアーノ。
ガルアーノ「何をする!お、おまえ………まさか」
ようやく今頃になって、ガルアーノは賞金稼ぎに成り済ましていた男の正体、つまり、勇者様御一行の中で、動きを拘束されてモニタ越しに映し出されていない唯一の存在に勘付く。が、それももう手遅れである。
アーク「でなければ、こんな作戦が成功するわけないだろう」
アークは、賞金稼ぎの衣装を剥ぎ取っていつもの姿に戻る。
アーク「おしまいだ、ガルアーノ。お前もこの研究所もな」

エルク「…助かったのか?」
ポコ「アーク!」
アーク「大丈夫か?みんな!」
トッシュ「一体何だってんだ?」
アーク「話はガルアーノを倒してからだ!」
すると、画面の向こうのアークの様子がおかしくなり、エルクらに呼び掛ける。
アーク「くっ!右の扉だ。急いでくれ!」

エルク「アーク!」
アーク「エルク!気をつけろ!!」
ガルアーノ「ふっふっふ。全員集合か。どうだ?アーク。これが、最も強く、そして最も美しい究極のキメラだ!」
エルク「ガルアーノなのか?」
ガルアーノ「お前達は少し勘違いをしていたみたいだがな…。私は何も面白がったり、ロマリアの侵略の為だけにキメラ研究をしていたわけではない。人々にこの、より強く、より美しい姿を与える神の仕事を代行していたのだ…」
イーガ「とんでもない思い上がりだな」
ガルアーノ「事ここに至っては、お前らをキメラにしてやる計画は諦めるしかなさそうだな」
エルク「残念だがな」
ガルアーノ「なあに。既に『殉教者計画』は始まっている。他の将軍達は既に動き出しているのだ。お前らにこの研究所を潰されたところで、我々を止める事など出来はせん。後は私がお前達を始末するだけ。この姿での強さを確かめてみたいと常々思っていたところだ」
この時、ガルアーノの前方2箇所にある床の出現ポイントからデスメイジがそれぞれ出現する。
ガルアーノ「そろそろ全て精算しようじゃないか」


バトル!!
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いよいよ、ガルアーノとの真の決着の時。
メンバーとしては、おすすめはエルク・リーザ・トッシュ・シュウ・シャンテ。
後述するが、特にリーザは入れておいた方がいい(個人個人の趣味の問題もあるが)。

まずは、左右にちらつくデスメイジから片付けよう。3回出現すると床の出現ポイントが壊れて、それ以降は出現しなくなる。攻撃力もこのタイプの例にもれず低いので、経験値稼ぎにはうってつけだ。それより、確率的にもなかなかお手頃なので、デスメイジをラヴィッシュで仲間にしておく。これはぜひともお勧めする。
このデスウィザード系は終盤まで活躍できるモンスターの一種。キュア・リザレクション・ロブマインド・ディバイドと回復系をほとんど身に付けられ、その上デス・アースクエイク・エクスプロージョン・ポイズンウィンドと、攻撃系もバリエーション豊かなものが揃っている。終盤以降、ケルベロス・バハムートと共にバトルに参加すれば最強のパーティとなりうる。

このガルアーノとのバトルでは、パーティがマップの下の方に散らばっている限り安全なので、もしもリーザのMPが少なくなっても、魔力の泉で思う存分回復できる。よって、合計6体もいるアンデッド系のデスメイジを仲間にし損ねる事はまずあり得ない。リーザのラヴィッシュの成功確率を少しでも上げるなら、リーザのレベルを49にしておく。デスメイジは48なので、上回れば大丈夫。

トッシュとエルク・シュウ(トッシュがガルアーノ本体を叩いている後ろから槍・銃で攻撃)でガルアーノ本体を攻撃すればいい。
また、シュウの代わりにポコをパーティ加え、戦の小太鼓で攻撃力を上げれば楽勝。ガルアーノは外見の割に弱く、ハッキリ言って単なるザコ。感覚としては、白い家に出現したガルムヘッドと大差ない。
気を付けるとすれば、時々使ってくる『ダブルヒートブレス』。広範囲に40〜50のダメージを与える。
仕切り線

シュウ「終わったな」
エルク「いや、まだだ!まだ終わっちゃいない。アーク、あんたのやってる事が正しいのかどうか今の俺には判らねえ。が、ロマリアのやり方だけは、許せねえ!二度と、ミリルやジーンの様な犠牲者は出させねえ!」
アーク「エルク、今はその気持ちを大切にするんだ。その気持ちが奴等を倒す力となる。君達もまた、精霊の力によって導かれた仲間なのだから」
ゴーゲン「えらく仲間が増えたもんじゃの。覚えるのが大変じゃわい」
ポコ「仲間が多いと、賑やかで楽しいよね」
トッシュ「脳天気な奴だぜ」
突然、研究所内に警報が流れ始めた。
トッシュ「やべぇな、一旦引き上げるぞ!」
ロマリア空港に入ると、ロビーにチョンガラの姿があった。
エルク「チョンガラじゃないか。どうかしたのか?」
チョンガラ「呑気なことを言うとる場合じゃないぞ!グレイシーヌが、大ピンチなんじゃ」
エルク「一体どう言う事だ?」
チョンガラ「とにかく、シルバーノアに戻れ! 話はそれからじゃ」
シュウ「ヒエンを、置き去りには出来ん」
チョンガラ「小型の飛行船じゃろ。ちゃんとシルバーノアに積んであるわい。心配するな。 急ぐぞい!!」
アーク「グレイシーヌで、一体何が」
シュウ「急ぐぞ!」

みんながシルバーノアの作戦室に集まったところで、アークはチョンガラに尋ねた。
アーク「チョンガラ。グレイシーヌがピンチとはどう言う事だ?」
チョンガラ「ミルマーナがグレイシーヌに侵攻したんじゃ」
イーガ「!?」
トッシュ「まずいな」
エルク「一体どうしたんだ?」
ポコ「グレイシーヌはね…。イーガのふるさとなんだよ」
トッシュ「それにミルマーナを動かしてるのはロマリア四将軍の一人『ヤグン』だ」
グルガ「グレイシーヌには最強の格闘集団『ラマダ僧兵』がいると聞くが」
ポコ「イーガはね。そこの師範代なんだよ」
アーク「気になるな。何故ヤグンがグレイシーヌを狙うのか…」
チョンガラ「それなんじゃが…。どうやら、アンデルが関係しているらしいんじゃ」
アーク「アンデル!?」
トッシュ「あの野郎、また何か企んでるのかよ」
チョンガラ「パレンシアで手に入れた情報なんじゃが、奴は、『殉教者計画』というのを実行しているらしい」
ポコ「殉教者計画?なんなの?それ」
アーク「世界中に『殉教者の塔』というものを造り、何かを復活させる計画だ」
チョンガラ「知っとるのか?」
アーク「ガルアーノが話しているのを聞いただけだ。それ以上の事は判らん」
トッシュ「どうせアンデルの考えることだ。ろくな事じゃねぇよ」
アーク「ミルマーナのヤグンも、その計画の為にグレイシーヌを狙っているのか?」
チョンガラ「多分な」
イーガ「我が僧兵はミルマーナなどに負けはせん!」
チョンガラ「そんなことは分かっとる。じゃが放っとく訳にもいかんじゃろう」
アーク「チョンガラ」
チョンガラ「分かっとる、分かっとる。言われんでも全速力でグレイシーヌに向かっとるわい」

合流したアークとエルク達は、シルバーノアでグレイシーヌへ向かった。

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