Arc the Lad II ストーリー完全攻略☆

トップページへ アークページのトップへ 次のページへ 前のページへ
序章(東アルディア)
1 2 3
第2章(ヤゴス島)
1 2
第3章(西アルディア)
1 2 3
第4章(スメリア〜クレニア)
1 2
第5章(フォーレス)
1
第6章(スメリア)
1
第7章(ロマリア)
1 2 3
第8章(グレイシーヌ)
1
第9章(フォーレス)
1
第10章(ブラキア)
1
第11章(ミルマーナ)
1 2 3
第12章(アミーグ)
1 2
第13章(バルバラード)
1 2
第14章(殉教者の塔)
1 2 3 4 5 6
最終章(ロマリア〜空中城)
1 2 3 4 5 6 7 8
番外編 <ちょこ覚醒1 ちょこ覚醒2 ちょこ覚醒3 マザークレアの洞窟

―第11章(ミルマーナ)―

ルワガの村を後にし、一行はシルバーノアに乗り込んだ。
チョンガラ「ご苦労、ご苦労。よう頑張ったのぉ」
アーク「いや、まだまだこれからだ。『殉教者の塔』の事は何か分かったのか?」
チョンガラ「それがな、サニアに言われた通り謎の電波の発生源を探っておったんじゃが、どうも判らんのだ…………」
アーク「見つからなかったのか?」
チョンガラ「いや、電波が発生しているところを見つけたことは見つけたんじゃが………」
エルク「じれったい奴だな。一体どこの国なんだよ?」
チョンガラ「いや、国じゃない、国などないんじゃよ。何もない海の上から電波が出とるんじゃ」
アーク「海!?」
チョンガラ「そうじゃ、ミルマーナの東の海上からその反応があったんじゃ」
アーク「ミルマーナの東か………」
サニア「必ず何か秘密があるわ。ミルマーナのヤグンが相手ならね」
アーク「謎を解くカギはミルマーナか」
チョンガラ「行き先は決まったようじゃの。シルバーノア発進じゃ!」


攻略のPoint!!
仕切り線

ミルマーナのアジャールの街に到着したら、移動する時のキャラクターを、コントローラーのL2・R2ボタンを使って必ずサニアにしておくこと。こうしないと、ミルマーナでのイベントは発生しない。
仕切り線

シルバーノアでミルマーナの地に降り立った一行は、空港から東のアジャールの街へ赴き、酒場へと足を運んだ。
すると、薄暗い店の奥に、見知った顔があった。
男「そ、そのお顔は!」
サニア「?」
ロアン「サ、サニア様ですね?」
サニア「あなたは、…ロアンね!」
ロアン「サニア様、生きていらっしゃったのですね」
サニア「あなたも、よく無事で…」
ロアン「見習い兵士だったわたくしの事など、敵も眼中になかったのでしょう。いつかミルマーナを取り戻す為に、奴等の内情を探っているのです。国王が亡くなられてからというもの、この国はヤグンの思うがままに操られています。しかし…、緑に恵まれて静かだったミルマーナも、すさんでいくばかりです」
サニア「トヨーケの森は!精霊の木はどうなったの?」
ロアン「トヨーケの森も、とうとう封鎖されてしまい、精霊の木の力も弱まってきている様です」
サニア「ばかな!精霊の木が枯れでもしたら、この国も滅んでしまう」
ロアン「ヤグンにしてみれば、この国の未来など、どうなろうと関係ないのです。そればかりか…ヤグンは、ミルマーナ東の海上に巨大な海底油田を建設中です。あの油田には、どうやら別に大きな目的が隠されているようなんです」
アーク「殉教者計画…」
イーガ「うむ、間違いないな。急がねば、ミルマーナの人々も危ない」
アーク「サニア、すまないが敵討ちは後回しだ」
サニア「ええ、承知しているわ」
アーク「シルバーノアに戻るぞ!」
ロアン「サニア様、お気を付けて」
アーク達は、急いでシルバーノアに乗り込み、ロアンの言う東の海上へと向かった。
すると、確かにそこには海底油田が存在した。
そして、その頃。ミルマーナの軍本部では………。

兵士「ご報告します。シルバーノアが、海底油田に向かっておりますが…」
ヤグン「ふっふっふ、ついに来たか。グラウノルンに連絡をしろ!油田に近付く前に、奴等を海のもくずにしてやれ!」
兵士「はっ!!」
ミルマーナとグレイシーヌの国境近くの、ニエンの森深く……。鉄の城壁内部。
オペレーター1「出力、圧力共に正常!」
オペレーター2「風による誤差修正!」
オペレーター1「目標付近に障害物無し!」
オペレーター3「『鉄の城壁』の電力をグラウノルンへ変換!」
オペレーター4「安全装置を13番から2番まで解除!」
チーフ・オペレーター「最終チェック!」
オペレーター5「システムオールクリアー!」
オペレーター6「対衝撃用補助脚の固定完了!」
チーフ・オペレーター「最終安全装置を解除、カウントダウン開始!」

ミルマーナ軍列車砲『グラウノルン』は、遥か海上のシルバーノア目掛けて砲撃を開始した。
強い衝撃に襲われ、シルバーノアは激しく揺れる。
チョンガラ「いったい何じゃ!?」
トッシュ「敵からの攻撃かよ?」
チョピン「ミルマーナの方角からの攻撃です! また来ます!!」
チョピンの言葉通り再びシルバーノアは攻撃を受け、揺れる。赤い警告灯が点滅を繰り返し、警報も鳴り始める。
チョピン「こ、このままでは、機体がもちません!」
チョンガラ「どうするんじゃ?アーク。このままじゃ、油田に近付くこともできんぞ!」
トッシュ「こりゃあ、ミルマーナのヤグンを黙らせないと油田の破壊どころじゃねえぞ!」
アーク「仕方がない、一旦退却して体勢を立て直そう! チョピン、ミルマーナに向かってくれ。回り道になるが、まずミルマーナの列車砲を叩く!」
チョピン「分かりました」
シルバーノアは、やむを得ずミルマーナへと引き返した。

兵士「ご報告します。シルバーノアが、アジャール付近に降下した模様です」
ヤグン「ふん、海底油田に近付けず、グラウノルンを破壊しようとでも思っているのか。単純な奴等だ。グラウノルンは現状を維持!奴等をそのままアジャールで泳がせておけ」
兵士「はっ!!」
ヤグン「アークよ、私に刃向かうのなら息の根を止めてやろう。私は、アンデルの様に甘くはないぞ。フッフッフッフ…」

サニア達は、再びアジャールの街の酒場へ向かった。
サニア「ロアン、列車砲について詳しい情報はない?」
ロアン「あの列車砲はロマリアで製造されたもので、『グラウノルン(破滅の女神)』と言います。グラウノルンは、現在前線基地の近くにある『ニエンの森』に設置されています。ですが、列車やグラウノルン本体は、厚い装甲の上に魔法によって守られており、直接攻撃してもラチはあかないでしょう」
サニア「破壊するのは、不可能だというの?」
ロアン「いいえ、方法がないわけでもないのです。巨大列車の制御室さえ破壊できれば、グラウノルンといえども巨大なクズ鉄になります。とはいえ、この場合巨大列車に潜入出来なければなりませんが…」
アーク「敵を突破して、列車内部に侵入するのか…」
サニア「でも、それなら出来ないことではないわ」
ロアン「しかし…危険すぎます! そもそも、どうやって列車の中に潜入するというのですか!?」
サニア「それでも、そこに望みがあるのなら、私はやる。ミルマーナは私の祖国、自分の手で取り戻してみせる!」
ロアン「……」
イーガ「案ずるな、サニアだけではない。我々も、サニアをむざむざ死なせたりはしない」
ロアン「はい…、分かりました」

アジャールの街を後にしたサニア達は、ミルマーナの北部に広がるニエンの森へ足を踏み入れた。
トッシュ「この奥に破滅の女神があるんだな…」
サニア「グズグズしてないで、一気に突破するわよ!」
トッシュ「気合い入ってるな、お前」
サニア「大きなお世話よ!」
トッシュ「!!」
目の前にいるトッシュを押し退ける様に前へ進み出すサニアを遮るように、イーガが振り向いて立つ。
サニア「何よ!?」
イーガ「力の入り過ぎだ…。少し心を落ち着けろ」
サニア「……!? 私は充分落ち着いているわ!!」
ゴーゲン「ほっほっほっ。イーガは、お嬢ちゃんの事を心配しておるんじゃよ」
サニア「………」
トッシュ「先は長ぇんだ、気楽にいこうぜ」
サニア「…分かったわ」
サニアはゆっくりと歩き始める。
サニア「ありがとう……」
イーガ「うむ」
ゴーゲン「ほっほっほっ。イーガの奴、ガラにもなく照れとるのぉ」
トッシュ「まったく、このじじいは何楽しんでんだか……」


バトル!!
仕切り線

パーティ平均レベル:64
ニエンの森を進むと、上と右に道が分かれているが、右は行き止まり。ここは迷わず上へ進む。すると、ここから3連続でモンスターが待ち構えている。最初の2回が、LV.62のマンイーター3体とLV.63のダークヘモジー2体。
これは単なるザコに過ぎないので、ムダな体力を消費しない内に早めに倒そう。
ダークヘモジーのパラライズウィンド、マンイーターのディバイドには要注意。
その後、グラウノルン手前では同じくLV.63のダークヘモジー4体が待っている。パラライズウィンド・ヘモジー化に注意を。
仕切り線

一行は、グラウノルン手前の茂みから様子を窺う。
トッシュ「でけぇな……。あんなもん、どうやって破壊するんだ!?」
ポコ「なんか、すごく硬そうだね。どうやって中に入ろうか?」
サニア「あんた、頭悪いわねぇ。わざわざ硬い所を狙うバカが、どこにいるの?柔らかい部分を狙えばいいじゃない」
ポコ「どこなの? その柔らかい部分って?」
サニア「そうねぇ……私が思うにここかしら?」
ポコ「あいたっ!」
サニアは、ポコの頭部を殴った。
サニア「あれだけ大きいのよ、横や下からの攻撃の事は考えていても、上から乗り込まれるとは考えていないでしょう」
トッシュ「列車の天井か……」
ポコ「でも、上には対空砲があるよ」
サニア「何言ってるの、対空砲しかないのよ。その対空砲さえ叩いてしまえば、中に入り込む事が出来るわ」
アーク「飛行船で列車の天井に取り付き、内部から列車を破壊するのか」
エルク「だけど、敵だってバカじゃないぜ。そんな簡単に乗せてくれるわけないだろ?」
ポコ「そうだよ、乗り込む前に列車が逃げちゃうかも知れないし」
サニア「もちろん、列車の注意を引くのと敵を足止めする事は必要よ」
アーク「二手に分かれて、同時に列車を攻撃するのか……」
ポコ「でも、シルバーノアじゃ大き過ぎて天井に行く前にすぐ見つかっちゃうよ」
サニア「……あんた、いちいち、うるさいわねぇ」
ポコ「ゴ、ゴメンなさ〜い」
エルク「俺のヒエンを使えばいいだろ?小さくて見つかりにくいし、スピードも出る。もちろん、俺のヒエンを使う以上、俺は列車の内部に突入する方に回るぜ」
サニア「私もそっちにするわ」
アーク「俺はおとりの方に回る。作戦を開始したら、しばらく戻れない」


攻略のPoint!!
仕切り線

ここでパーティを2つに分ける。
第1パーティ(列車内部への突入部隊)は、エルクとサニアが固定メンバー。
第2パーティ(列車周辺での陽動部隊)は、アークが固定メンバー。
第1パーティが当然主力部隊となるが、単なるおとりである第2パーティにも主力の一人は最低でも参加させておく。
第2パーティは1度バトルをこなすだけだが、モンスターの攻撃力が高く、中途半端なパーティ編成だと全滅も充分あり得る。トッシュ・ちょこ・イーガ・グルガあたりの配分が妥当だろう。回復にはシャンテや仲間にしたモンスター、又はケラックがいい。リーザはサラマンダー等を装備させていれば充分主力なので第1パーティでの回復担当としたほうがいい。シャンテでは攻撃力が低いので、第2パーティの方が活躍出来る。
仕切り線

シュウ「エルク」
エルク「なんだ?シュウ」
シュウ「これを持って行け」
エルク「何だ?こりゃ」
シュウ「炸裂弾と召雷弾……。つまり爆弾だ」
エルク「爆弾か……」
シュウ「炸裂弾は、目標に接触すると弾が弾け、中から更に小型の爆弾が飛び出す仕組みだ。連続したダメージを目標に与えたい時に有効だ。召雷弾は、文字通り雷を召喚する爆弾だ。ゴーゲンに協力してもらって、魔力を込めてある。どちらも威力は相当高い。使う時は、離れて使え」
エルク「……分かった、サンキュー」
アーク「よし、おとりの行動開始は30分後。侵入組は、おとりが行動を開始した5分後に行動を開始だ!」

兵士「ご報告します。アーク一味がニエンの森を抜け、グラウノルン付近に迫っています!」
ヤグン「ニエンの部隊はダメだったか……。ちっ、役に立たない部下だ!にしても、奴等、本気でグラウノルンを破壊出来ると思っているのか。もうちょっと状況判断が出来る奴だとふんでいたんだがな。所詮は、小僧だったと言うことか……。モンスターを迎撃に出せ。これ以上奴等を調子づかせるな!! いいか、確実に息の根を止めろ!!」
兵士「はっ」

-30分後-
兵士1「!!」
兵士2「来たか!」
兵士1「残念ながら、グラウノルンには指一本触れさせる訳にはいかない!」
アーク「ヒエンが突入するまで、敵の注意を引き付けなくては……。行くぞ!!」


バトル!!
仕切り線

第2パーティのおとり部隊が闘う相手はLV.63のオーガロード3体にLV.64のキングドラゴン4体。
ここでは、アークは回復専門とした方がいい。
防具を2つ(ライトニングエルボーとマジックローブがオススメ)しっかりと装備させ、武器はうににゃんそーど。これで防御力は80以上になる。敵をまとめて引き付けたところでアークにLV3のウィークエネミーとスローエネミーを使わせれば、敵の戦力はガタガタになる。あとは、ガーゴイル辺りをパーティに入れておけば、スピードアップ・スピードダウンが有効。
仕切り線

鉄の城壁内部。グラウノルン制御室。
兵士「報告します!ギオネス司令官、アーク迎撃隊が全滅しました!」
ギオネス「何!おのれぇ、このままではヤグン様に申し訳が立たぬわ!対空砲に回っている兵士から、何人か迎撃に出せ!!」
兵士「はっ!!」

列車前。
アーク「敵は、これだけか? !!」
アークに応えるように、ギオネスの指令で対空砲から駆り出されたモンスターが次々に現れる。
アーク「いいぞ、もっと出て来い!」

チョピン「目標地点まで、あと3分ほどです」
エルク「いよいよだな。みんな、上手くやっててくれよ……」
チョピン「目標に向けて高度を下げます」
エルク「敵さんからの攻撃に気を付けてくれよ」
ヒエンはぐんぐんと高度を下げ、グラウノルンの直上へと接近する。

オペレーター1「ギオネス司令官、9時の方角より小型の未確認飛行物体が接近して来ます」
ギオネス「未確認飛行物体だと?」
オペレーター2「我が軍の物ではありません。かなりのスピードです」
オペレーター3「グラウノルンで撃ち落としますか?」
ギオネス「馬鹿者!!勝手にそんなことをしてみろ、首が飛ぶぞ!! グラウノルンは、現状を維持し、シルバーノアをロックしておけ!」
オペレーター3「はっ」
ギオネス『ヤグン様…ヤグン様…。ヤグン様』
ヤグン『ギオネスか……』
ギオネス『謎の飛行船がこちらに向かっておりますが、どうしますか?』
ヤグン『飛行船!? シルバーノアではないのか!?』
ギオネス『いえ、違います。もっと小型で速度があります』
ヤグン『グラウノルンの他にも、対空砲があるだろうが!』
ギオネス『そ、それが…今、殆どの兵がアーク迎撃に出ていまして…。た、ただ、まだ僅かな兵を残してありますので、それで何とか…』
ヤグン『…処理は、お前に任せよう。首が懸かっている事を忘れるなよ!!』
ギオネス『は、はっ!!』
ヤグン「おのれぇ、小僧どもが! この私を出し抜くなど、10年早いわ!!」

グラウノルン直上。
指揮官「来たぞー!! 目標、接近中の小型飛行船! 撃てぇーい!!」
対空砲部隊は、一斉掃射を開始する。
ヒエンはそれらを受けて軽く振動するが、さして被害を受けた様子はない。

エルク「な、何だ!?」
チョピン「列車からの対空砲火です」
エルク「ヒエンは大丈夫なのか?」
チョピン「出発する前に調べましたが、この飛行船に使われている素材なら多少の攻撃なら凌げますよ」
エルク「使われている素材って……。そんないい物使ってないぞ」
チョピン「そんなことはないですよ。耐久性、耐火性共にかなり優れた物が使われていますよ。まるでこういう場面を想定して作られたかの様ですね」
エルク「こういう場面って…あっ!! そうか、ヴィルマーか! くっそー、あのじいさんやってくれるぜ!!」
チョピン「間もなく目標上空に到達します」
エルク「よっしゃ、そろそろ準備するか」
チョピン「対空砲火が予想されますので、衝撃に注意してください」

グラウノルン直上。
指揮官「き、き、来たぁー! 何をしている! 撃てぇ、撃ち落とせぇー!!」
砲兵1「もう、間に合いません!!」
エルクはヒエンから飛び下り、すぐさま指揮官に答えた砲兵と砲台をまとめて一撃の下に破壊した。
エルク「死にたくない奴はどいてろ!」
砲兵2「こ、小僧が!」
エルク「この野郎ー!!」
エルクは、次の砲兵を斬り付け、砲台を破壊する。
砲兵3「そこまでだ! 死ねっ!」
砲兵はエルクに向かって砲火を浴びせたが、エルクは弾道を見切ってあっさりと剣で両断し、エルクの背後で空しく爆発する。
砲兵3「!!! ば、化け物か!?」
エルク「邪魔だぁー!!」
エルクは素早く疾り、最後の砲兵と砲台を始末した。
指揮官「ひ、ひぃ」
指揮官は慌てて列車内に逃げ込もうとするが、ハッチが固く閉ざされており、開かない。
指揮官「くっ、くっ! あ、開かない!?」
その隙を逃さず、エルクは一気に指揮官との間合いを詰めてしまう。
指揮官「ち、ちょっと待っ……」
エルクは指揮官を一太刀で仕留める。
エルク「さてと……。 !? 開かない!?」
先程の指揮官同様、どうやっても列車内へ降りて行くハッチが開かない。
エルク「冗談じゃねぇぞ。アークだって、自分の役目を果たしたんだ。このままじゃ、みんなに会わせる顔がねぇ。何か方法があるはずだ…」
エルクはその時、みんなで作戦を練っていた時の事を思い出す。
エルク「!! そうだ、シュウからもらった爆弾があったな。炸裂弾と召雷弾……。これでダメなら、煙突からでも入るしかねえな。頼むぜ」
エルクは2つを同時にハッチに向けて投げ付けた。
立て続けに起こる爆発とゴーゲンの魔力によって、何とか列車への侵入口が開いた。

エルク「ヒャー、凄いなあ。さて、どうなったのかな? よっしゃ、開いてるぜ。にしても誰だ、天井が柔らかいなんて言ったのは…。さ〜て、ここからが本番だ」

列車前。
アーク「無事に侵入したか……。後は頼んだぞ! よし、作戦終了だ!シルバーノアに帰還する!!」

仕切り線

トップページへ アークページのトップへ 次のページへ 前のページへ

inserted by FC2 system