Arc the Lad II ストーリー完全攻略☆

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序章(東アルディア)
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第2章(ヤゴス島)
1 2
第3章(西アルディア)
1 2 3
第4章(スメリア〜クレニア)
1 2
第5章(フォーレス)
1
第6章(スメリア)
1
第7章(ロマリア)
1 2 3
第8章(グレイシーヌ)
1
第9章(フォーレス)
1
第10章(ブラキア)
1
第11章(ミルマーナ)
1 2 3
第12章(アミーグ)
1 2
第13章(バルバラード)
1 2
第14章(殉教者の塔)
1 2 3 4 5 6
最終章(ロマリア〜空中城)
1 2 3 4 5 6 7 8
番外編 <ちょこ覚醒1 ちょこ覚醒2 ちょこ覚醒3 マザークレアの洞窟

―第5章(フォーレス)―

一方、シュウ、シャンテと別れたリーザは、エルクを看病しながら悲しみに暮れる日々を送っていた。
リーザ「エルク………貴方がこのままじゃ、私…」
そこへククルがやってくる。
リーザ「エルクは助かるの?」
ククル「後は彼次第としか…。でも、心が悲しみを乗り越えるのを拒んでしまえば、戻って来ないわ」
リーザ「そんな…。もしエルクがこのまま起きなかったりしたら…私はどうしたらいいの?やっと自由になれたというのに。やっと人のことを好きになれたのに…」
ククル「そうやって、いつまでも誰かに頼って生きて行こうというの?」
リーザ「えっ?」
ククル「貴女にも、やらなくてはならない事はある筈」
リーザ「!」

リーザは過去のことを思い出す。
突然、ホルンの村にやってくるロマリアの戦艦。突然の来襲に驚き、戸惑う村人達がそれを見上げる。そして、家の中に侵入してくる兵士達。
村人「!」
女の子「?」
男「!」
村人「一体、どうしたって言うんだ?」
子供「わーい、戦艦だ!戦艦だー」
リーザ「! おじいちゃん!大変なの!戦艦が…」
祖父「どうして儂らをそっとしておいてくれんのだ。儂らは、ただ静かに暮らしたいだけだというのに」
兵士「おい!大人しくしていろ、抵抗すれば射殺する。 そら、始めろ」
リーザ「???」
祖父「こら、お前達、断わりも無く儂の家で一体何を………?」
研究員「おおー!!こ、これは凄い。此処を見て下さい。この少女の能力は未開発ながら、こんなに高い数値を示しています。全く素晴らしい…、使えますよこいつは」
指揮官「おい、どんな具合だ?」
研究員「はい、実に楽しみな素材ですね、研究がまた一歩完成に近付きます」
指揮官「すると、ホルンの魔女伝説とやらも、あながちでたらめでは無かったとみえるな。よし、ではその娘を『白い家』に移送する」
祖父「待て!この娘に何をするつもりだ!」
兵士「じじい!邪魔するな!」
祖父「うわっ」
リーザ「おじいちゃん!」
指揮官「何をするかだと?勿論、魔女になって貰うのだ、伝説どころか本物のな」
兵士「このガキも、魔女になれれば本望だろうよ。さっさと外へ出ないか!」
リーザ「………」

リーザ「きゃっ!」
村人1「何て事するんですか!」
村人2「ちょっと、酷いんじゃないか」
兵士「煩い、ごちゃごちゃ喋るな!お前達は、これから新設する研究所で実験材料として利用してやる。よし、まとめて連れて行け」
指揮官「おい、お前はこっちだ、さあ、さっさと来るんだ!」
リーザ「おじいちゃーん…」
祖父「うう、リ、リーザ…」
兵士「もたもたするな」

リーザ「私…」
ククル「エルクは、今も自分の罪の意識と必死に闘っているの。貴女も、助けてもらえるまでただ待つんじゃなくて、自分の弱さや怯えと向かい合わなけれ」
リーザ「………」
ククル「勇気ある行動は、人の心を開きます。この事をよく考えてみて」
リーザ「でも、どうすれば…」
どうすればいいのか困惑するリーザだが、そこにチョンガラがやって来る。
リーザ「チョンガラさん、どうしたんですか?」
チョンガラ「独りで出掛けるのも辛いじゃろう。ワシの召喚獣を連れてかんか。煩い連中じゃが、結構役には立つぞい」
リーザ「ありがとうございます、チョンガラさん」
チョンガラ「チョンガラさんじゃなくて、艦長じゃぞ。よく覚えとくんじゃな」
リーザ「そうでしたね、チョンガラ艦長さん」
チョンガラ「おーい、入って来んかーい」
ケラック「ききぃー!」
リーザ「本当にいいんですか?」
チョンガラ「それは、ワシより、こいつらに聞いてみるんじゃな」
リーザ「私について来てくれる?」
ケラック「うききぃーっ!?」
モフリー「…」
チョンガラ「結構、張り切っとる様じゃな」
リーザ「良かった…、宜しくね」
チョンガラ「他にもアララトスのアゼンダ高地に『ライジン』、アリバーシャの水の神殿に『フウジン』がおる。気が向いたら会いに行ってみたらえぇ。それじゃ、シルバーノアで待ってるぞい」
リーザ「はい、分かりました」


攻略のPoint!!
仕切り線

 コンバート時:ケラック・モフリー・ヘモジーがパーティに加わる
未コンバート時:ケラック・モフリーがパーティに加わる
仕切り線

そのケラック・モフリー・ヘモジーをパーティに加え、リーザはククルの神殿を出た。トウヴィルの岸壁には調整の完了したシルバーノアがあり、チョピンはククルから頼まれてそこで待機してくれていた。

チョピン「ククル様からお望みの場所にお送りするように言われております。出発なさいますか?」
リーザはうなずく。
チョピン「どちらへ向かいましょう」
リーザ「私の生まれた場所。フォーレス国のホルンへ」
チョピン「承知しました、お乗り下さい」
リーザを乗せたシルバーノアは、彼女の故郷であるフォーレスへ向かった。
フォーレス空港では、スメリアの国王殺しとされるアークの手配書が回って来たために、警官達が見張りを行っていた。
リーザは空港を出て、ホルンの村を目指す。


チョピン「私がお送り出来るのは此処迄です。それでは、お気を付けて」
リーザ「どうもありがとう」


バトル!!
仕切り線

リーザ:レベル31
フォーレスのフリーバトルエリアはカルミオの丘とフェルス高原。現時点ではレベル30〜31のイービルアイ・バーバリアンなので、レベル的にはやはり若干低め。その代わり、こちらのモンスター達もそれ以上に低く、ここである程度育てる必要がある。チョンガラの召喚モンスターであるケラック・モフリー・ヘモジーの内、最も頼りになるのがアークザラッド1と同じくケラック。理由は2つ、キュアが使えること。そして槍が装備出来ること。魔法のりんごとグランドナイフを装備させたリーザが主戦力となるので、回復はケラックに安心して任せられる。しかも最初からキュアのレベルが3なので、いざという時は周りの仲間を1度に癒すことができる。普段は攻撃力が高い初期装備のパワーアームで闘い、状況に応じてパラライスピア・スティンガーで、と戦い方にある程度幅をもたせる事も出来るし、なにより召喚モンスターだけはモンスターと言えど防具やアイテムを装備出来る。(これはヘモジー・モフリー等も同じ)
仲間にしているモンスターの数が少なく、現地調達(言い方は悪いが)する時はイービルアイがよい。ペトロウィンドを使えるのが非常に魅力的で、敵を片っ端から固まらせてやることもレベル次第では出来る。しかも短剣を装備出来るので、ラムールの街でダガーを買って装備させてあげよう。
そして、まずは主力となるモンスターの平均レベルを30としておこう。とにかくフォーレス編は全体的な戦力の低さが際立つ場面なので、仲間モンスターの残りHPには細心の注意を。

余談だが、この時フォーレスで請け負えるギルド仕事は2つ。『旅から帰らない息子を探して欲しい』と『いたずら息子を捕まえて欲しい』だ。
なお、パンディットはLV24で反撃レベルが2になり、ケラック・モフリーは未コンバート時でも最初から反撃レベル2。リーザはレベル36でようやく反撃レベルが2になる。

オススメパーティ・装備
リーザ:グランドナイフ・反撃のバンダナ(すごい布の服)・魔法のりんご
パンディット:メタルファング
ケラック:スティンガー・すごい布の服・魔法のりんご
ニンジャ:ブレイド(うににゃんそーど)
イービルアイ:ダガー
仕切り線

ホルンの村の前に架かっている吊り橋までやって来ると、バーバリアンに取り囲まれた少年の姿が視界に飛び込んで来た。
リーザ「あ、あれは!」
バーバリアン「こんな所まで、子供が遊びに来ちゃあいけないなぁ。ボクは、何処から来たのかなぁ?きっと、ラムールの街から来たんだねぇ。悪い子だねぇ。あそこの人は、たまーに此処まで来てしまうからねぇ。何とかしないとねぇ。もう誰も来ない様に、見せしめに、このガキを殺して、街に放り込んでやろうぜ!!」
リーザ「あの子を助けなきゃ! パンディット! あの子を助けるから、力を貸してちょうだい。 あなたたち、やめなさい!」
バーバリアン1「なんだ、また人間だよ」
バーバリアン2「しかも、弱そうな女だぜ」
バーバリアン3「変な犬も一緒だな」
バーバリアン4「今日はついてるぞ」
バーバリアン「このガキともども、やっちまえ!!」
バーバリアン4「おう!!」
バーバリアン「ばか、ガキが逃げたぞ!」
バーバリアン1「いいじゃねぇか」
バーバリアン2「ほっときなって」
バーバリアン3「まずは、この女からだよ!」
バーバリアン4「変なイヌもな!」


バトル!!
仕切り線

リーザ:レベル31
襲って来るのはLV30のバーバリアン5体。
例によって、まずはパンディットにストライクパワーを使わせてから一気に片を付けよう。リーザ・ケラック・イービルアイには1スクエア離れたところから攻撃をさせ、ニンジャとパンディットでトドメを刺すようにしたい。
5体出現するバーバリアンの内、3体を倒すとバトルは終了となる。
仕切り線

バーバリアン「やばい、こいつらは強いぞ」
バーバリアン1「このままじゃ、殺されちまう!」
バーバリアン「取り敢えず、ここは逃げるぞ!」
バーバリアン1「あの女め、憶えていやがれ!!」
リーザ「もう大丈夫よ、出てらっしゃい」
男の子「おねえちゃん、ありがとう」
リーザ「大丈夫?ケガはない?」
男の子「うん、平気さ。でも、モンスターが言う事を聞くなんて…。おねえちゃんは、すごいね。ねえ、おねえちゃんもホルンの人なの?」
リーザ「そうよ」
男の子「ふーん、そうなんだ」
リーザ「ほら、此処に居ると危ないわよ」
男の子「うん、それじゃあ、ありがとう!」

少年は無事にラムールの街に帰って行き、リーザは吊り橋を渡ってホルンの村へ行こうとするが、吊り橋の前には大きな岩が立ち塞がり、リーザ一人の力ではどうすることも出来ない。
リーザ「こんな大きな岩、私一人じゃ動かせないわ。ラムールの街の人に、お願いしてみようかしら」
仕方なく、一旦ラムールの街へと引き返す事にする。ラムールの街の人5人前後に岩を動かしてもらえるよう頼んで回り、全て断わられたために、途方に暮れてとぼとぼと外へ出ようとすると、やって来た警官隊に突然囲まれて捕まってしまう。
警官「待てっ!!」
リーザ「?」
警察署長「お前が、ホルンの村から来た怪しい娘か?」
リーザ「えっ!?」
警察署長「悪いが、我々と一緒に来てもらおう。連れて行け!」
リーザは抵抗出来ず、ラムール警察にある地下の牢獄に入れられる。
リーザ「署長さん!!一体、私が何をしたって…。 !!」
モンスター「お前が子供の前で力を使った事で、街中『魔女を殺せ』と大騒ぎだ。自分の持っていない能力を持つ者を認めようとしない…。全く、人間って奴等は、無能で臆病な生き物だな。わざわざこの街に戻って来た、お前もお前だがな。ホルンの村を塞いでいる、巨大な岩を何とかしようと思ったんだろうが、あの岩の周りには、魔法が掛かっているのだ。人間如きに、何とか出来る筈もない。まあ、せいぜい人間を恨んで過ごすんだな。すぐにアルディアから迎えが来る。ははははははっ!!」
リーザ「エルクと出会えて、また人を、その優しさを信じかけてたのに…」
『……………もう、諦めてしまうんかのぅ』
リーザ「えっ!?」
その時、隣の牢獄の方から声がした。
リーザ「誰か、誰か居るんですか?」
ゴーゲン「儂は、ゴーゲン。それはそれは、えらーい魔法使いじゃ」
リーザ「そんな人が、何故こんな所に?」
ゴーゲン「いやいや、ちょっとのぉ。良かれと思って、やったんじゃが…」
リーザ「??」
彼の名はゴーゲン。世界各地のキメラ研究所を潰すために、散り散りになった筈のアーク達の仲間である。何か失敗をしてしまったらしく、彼もここに幽閉されていた。
とそこへ、マンホールの蓋を開け、ホルンの吊り橋の前で助けた少年がやって来た。

リーザ「!! 君は、ホルンの村の入り口で…」
男の子「おねえちゃん。ごめんよ。ぼくが大人たちに、おねえちゃんのこと話しちゃったから…。でも、ぼくを助けてくれた人が魔女のわけないもんね!まってて、今すぐ出してあげるから」
男の子は机から鍵を見付けだし、リーザとゴーゲンを牢から出してくれる。
ゴーゲン「ふぉっふぉっふぉっ。『勇気ある行動は、人の心を開く』じゃな」
リーザ「え!?お爺さん、もしかして…」
男の子「えーっと、この鍵を…。よしっ。さぁ、こっちだよ!」
リーザ「ちょっと待って」
ゴーゲン「すまんのぅ、お嬢ちゃん。本当ならこんな所、儂の力で…。ふぅ…」
リーザ「さあ、一緒に行きましょう」
男の子「おねえちゃん、早く行こうよ!」
リーザ「待って、今行くわ!」
ゴーゲン「ふぉっふぉっふぉっ。元気な子じゃのぅ」
男の子「ほら、早く行くよ! おじいちゃんも、はやく来ないと置いてっちゃうよ!」
ゴーゲン「ほっほっほっ、ぼうやは元気じゃのぅ」
リッツ「ぼくの名前はリッツだよ!」
ゴーゲン「ほっほっほっ、そうかそうか、リッツは元気じゃのぅ」
リッツ「よし、出発だ!!」
リーザ「リッツ、本当にありがとう。お陰で助かったわ」
リッツ「へへへっ」
ゴーゲン「さて、それでは行こうかの?」
リーザ「えっ!?」
ゴーゲン「ホルンの村に向かうんじゃろ?儂もついて行くぞ。この、とーってもエライ魔法使い様がな」
リッツ「ぼくも、一緒に行くよ!」
リーザ「リッツ!!」
リッツ「ぼくも、おねえちゃんのやくに立つんだ!」
リーザ「その気持ちは嬉しいんだけど、貴方はこの街にいてちょうだい」
リッツ「ええーっ!?」
リーザ「貴方を、この前と同じ様な、危険な目に遭わせたくないの」
ゴーゲン「そうじゃ、お嬢ちゃんの言う通りじゃ」
リッツ「ちぇっ」
ゴーゲン「ほれほれ、出発じゃ!」
リーザ「ええ」

ホルンのつり橋前に着くと、ゴーゲンが岩を調べる。
ゴーゲン「なるほど、この岩がホルンへの道を、塞いでいるんじゃな。ふむふむ…。やはりこの岩は、しっかりと封印されておるわい。力任せにやっても、ビクともせん筈じゃ」
リーザ「やっぱり………。私の生まれた村に、何が起こったのかしら…。村にいる筈の、おじいちゃん達が心配だわ」
ゴーゲン「こりゃこりゃ、そんなに暗い顔をしなさんな」
リーザ「でも…」
ゴーゲン「いいから、儂に任せるんじゃ。ほれ、さがったさがった。 では、いくぞい! エクスプロージョン!!」
ゴーゲンはエクスプロージョンで大岩を粉々に破壊してしまう。
ゴーゲン「ほれ、どうじゃ、跡形もないわ。儂の魔法は、素晴らしいのぅ。どうじゃ、凄いもんじゃろう」
リーザ「うん、おじいちゃんは凄いのね」
ゴーゲン「そうじゃろう、そうじゃろう…ほっほっほっ。それでは、ホルンの村に行ってみようかの?」
リーザ「はい!」
早速吊り橋を渡り始めた一行だったが、前方からモンスターがやって来る。
ゴーゲン「むぅ?」
モンスター「岩の封印を解いたのは、お前らか!?」
モンスター「さては、我らの仕事をジャマしに来たのだな」
リーザ「あれは、貴方達がやったのね!」
モンスター「それがどうした」
ゴーゲン「こんな山奥で、何を企んでおる?」
モンスター「お前らが知る必要はない」
モンスター「何せ、此処で死ぬのだからな!! ピィーッ!」
モンスターは、崖下に待機していた仲間を呼ぶ。
モンスター「大人しく、こいつらのエサとなるがいい!」
ゴーゲン「こんな橋の上では、ろくに戦えんわい」
リーザ「ひとまず、戻りましょう」
橋の上では思うように戦えないので一旦引き返そうとするが、後方からもモンスターと先程のバーバリアン達もやって来る。
モンスター「おっと、逃がさないぜ、お嬢ちゃん」
バーバリアン「おい、あれだ!」
ジャド「何だ?」
バーバリアン「あそこの女だよ!」
ジャド「あれが、何だ?」
バーバリアン「この前、俺が此処で遊んでいたのを、ジャマしやがった女だよ!」
ジャド「ああ、お前が傷だらけで帰って来た時の話だな」
バーバリアン「くそー、この前の恨みだ、やってやる!」
ジャド「よし、俺も手伝うぜ」
ゴーゲン「こりゃ、戦うしかない様じゃな」
リーザ「ええ…」
ゴーゲン「よし、ではいくぞい!」


バトル!!
仕切り線

リーザ:レベル33
モンスターはLV31のワイバーン2体、LV32のナイトストーカー3体、LV30のバーバリアン3体と大所帯。
ゴーゲンをバトルに参加させるとあっという間に終わらせることが出来るが、LV60(アーク1で育ててコンバートした場合。未コンバート時はLV43)のゴーゲンに任せていてはリーザ達が全く成長しない。ここはゴーゲンには戦列から離れてもらい、何とか全体的なレベルアップを図りたい。敵の数・強さ共にこちらより少し上で苦しいが、逆にいえばフリーバトルで上げられなかったレベルもここで一気に上げることが出来るチャンスでもある。
そして、このバーバリアン達の内の一人は手配モンスターのジャド。

バトル開始後、まずは後方(吊り橋前)のナイトストーカーを集中攻撃して、この最初の1ターン中に倒してしまう。次に前方から追い付いて来るワイバーンは無視し、バーバリアンを3体とも倒すようにする。HPの減少の激しいキャラが2体は出るはずなので、その時は無理を絶対にせず、1箇所に固まってキュア1回で完全に治療してしまおう。
リーザが一人で前進して敵大勢をまとめて引き受け、反撃のバンダナを装備していれば他のキャラは安全。リーザは自分にキュアをかけていればいい。その間、パンディットやニンジャが弱ったモンスターからとどめを刺していく。

もしよければ、ここでナイトストーカーをラヴィッシュで仲間にすれば、後々クラスチェンジして終盤まで活躍出来る。ナイトストーカーは比較的高い確率でアッサリと仲間に出来る。
ナイトストーカーはこれまで登場したレッサーデーモン・マッドバトラーの上位モンスターで、この先にはマッドストーカー、デーモンロード、サタンとクラスチェンジし、ディバイド・キュア・デス・スリープウィンドなど、かなり役立つ特殊能力を身に付けていける。
一方、ワイバーンは仲間にしても下位ドラゴンクラスなのでハッキリ言って弱い。仲間にする必要は特にない。バーバリアンは、気分次第で仲間にしてもいいかな、と思う人はどーぞ御自由に、といったところ。強さ的には中間程度。剣を装備出来るにしてもニンジャの方がずっと役立つし強い。
仕切り線

リーザ「でも、何で此処にモンスターが…」
ゴーゲン「何にせよ、村まで行ってみんとな」
ホルンの村には人の気配が全く無く、荒れ果てていた。リーザの生家にも祖父の姿はない。
リーザ「あの時のままなのね………」
リーザは幼い頃の事を思い出した。

リーザ「ねえ、おじいちゃん。わたし、どうして村から出ちゃいけないの?」
祖父「この村に生まれる女には何故か、よく不思議な力が宿る。その事を町の人に知られてしまって、酷い目に遭わされた事があるんだよ。………魔女狩りという事でな」
リーザ「そんな………、同じ人間じゃない!どうしてそんなことを…?」
祖父「人間というものはな、リーザ、決してお互いの事など信じられない、弱くて、そのくせ恐ろしい生き物なんじゃ。だから、気を許してはいけないんだよ……」
リーザ「わたしたちが出ていかなければ、いざこざも起こらない…よね」

リーザ「………。 !?」
モンスター「思った通り、此処へ戻って来てくれたか。今度は、もう逃がさんぞ」
リーザ「村の人たちを、何処へ連れて行ったの?」
モンスター「研究所だよ、この山の奥のな。そう心配するな、お前も今から連れて行ってやるんだからな」


バトル!!
仕切り線

襲い掛かって来るモンスターはLV36のビーストマスター1体にLV32のパラライズスモッグ4体。名前の通り、パラライズスモッグのパラライズウィンドには注意しよう。アイテムを装備できない仲間モンスター以外でのパーティなら、ルウの薬を装備していれば何も問題はない。
仕切り線

モンスター「なかなかやるな…」
リーザ「早く、村の人達の居る所に案内して」
モンスター「そうはいかん、みすみす案内してやれる訳がない。ここでやられる訳にもいかんのでな…」
バトル終了後、ビーストマスターはホルンの村の奥の山中に逃げ込んだ。
リーザ「逃げられちゃったけど…。山の奥にある研究所だったわね! さあ、急いで追い掛けましょう」
ゴーゲン「まあまあ、ちょいと休まんかい」
リッツ「かくれてのぞいてたんだけど、やっぱりスゲーや。おねえちゃんて強いんだねー、それに、手品師のおじいちゃんも」
ゴーゲン「大魔導士ゴーゲン様に向かって、手品師とは何事じゃ!」
リーザ「リッツ!ついて来ちゃダメじゃない」
リッツ「だって、なんか手伝えないかと思ったんだもん」
リーザ「何呑気な事言ってるのよ、本当に危ないんだから。ケガでもしない内に、早くお帰りなさい」
リッツ「でもさあ、ぼくだってなんかできるよ…」
リーザ「絶対に駄目!すぐ街に戻るの、約束よ」
リッツ「はーい、つまんないの」

ベッドでひと休みし、準備を整える。ビーストマスターが入って行ったのはキメラ研究所のホルン支部。リーザ達も其処へ向かった。
リーザ「? いつの間にこんなものが………」
ゴーゲン「さあ、ひと暴れしようかいのぉ」
その後を、リッツも恐る恐るついて来た。しきりに周りを見回している。


攻略のPoint!!
仕切り線

ここでのパーティはリーザ、ケラック、ニンジャ、パンディット、イービルアイとした方が確実。ゴーゲンを参加させてもいいが、それだとリーザ達のレベルアップにならない。参加させるなら、飽く迄もサポートとして。
研究所の中に入り、少し進むと十字路となっているので、左右の道の端にあるスイッチをそれぞれ作動させる。そして、まずはその先のT字路を左に進み、モンスターに守られた宝箱を取ろう。
モンスターは、LV34のレッドスケルトンが3体とLV33のグレートドラゴンが1体。中身はウィンドスタッフ。攻撃力が21と高いので、モンスターかシャンテに装備させよう。ゴーゲンは、コンバートした場合は彼専用の杖を装備しているので、特に変える必要はないだろう。

仕切り線

レッドスケルトン1「ぐ……が………(おっ、もうメシの時間か!)」
レッドスケルトン2「げげ………(おらあもう、腹が減って死にそうだよ)」
レッドスケルトン3「ぎ……がが………(へっ、こいつまだ死ぬ気でいやがる)」
レッドスケルトン1「ご……が……(てめえは、いくら腹減ったって死にゃあしねえよ)」
レッドスケルトン3「ぎぎ……(ちげえねえ)」
レッドスケルトン1「…ぐ……ぐ………(くっくっく)」


攻略のPoint!!
仕切り線

バトルを終え、今度は十字路の右の部屋へ。其処に待ち構えているLV33のデスハウンド3体は敏捷度が非常に高く、先制攻撃でアシッドブレスをよく使ってくる。防御力が低下するので苦戦するだろう。LV34のソーサラーも1体登場するが、デスハウンドよりは楽な相手。

上の階に進むと、中央部分が吹き抜けとなっている広いフロアとなっている。まずはまっすぐ左上に行き、スイッチで扉を開けて入ろう。すると、ここも同じく吹き抜けのフロア。上に行くと、そこにはスイッチがあって背後からモンスターが襲い掛かってくる。
LV33のデスハウンド2体、LV34のレッドスケルトン2体、LV34のソーサラー1体という構成。
モンスターを退け、スイッチを作動させて最初の吹き抜けのフロアに引き返そう。今度は通路沿いに右へぐるっと回って扉の奥へ。
ここではLV33のグレートドラゴン2体が門番をしており、雄叫びでLV36のウィッチクラフト1体が出現する。

ウィッチクラフト「おお、お客さんかい!こいつは珍しい……。お前達、しっかりおもてなししてやるんだよ!」
バトル開始寸前に、背後の扉から更にLV33のデスハウンドが2体出現し、先制攻撃を仕掛けてくる。さて、このバトルをこなし、扉の奥へ行くと、スイッチがずらりと並んだ通路に出る。これは、作動させたスイッチの位置によってこの先の通路が変わるというもの。ここでは、3つずつに区切ったスイッチの作動させた位置がそのまま次の通路のブロックと連動している。
つまり、3つとも真ん中のスイッチを作動させれば真ん中の通路ができ、左側だけを作動させれば左に通路が出来る。
ちなみに、左の部屋で休憩でき、右の部屋にはリーザに装備させられる鞭、スマートキャプチャーがある。攻撃力が18なので、これでグランドナイフを装備するよりも攻撃力を上げられる。このスマートキャプチャーは光属性なのでアンデッドに対して威力を発揮する。鍛冶屋で鍛えれば攻撃力も30以上になるので、終盤まで活躍できる。
それらの小部屋に行ってから、上の階への階段がある真ん中の通路を作ろう。細長い通路を通り、最初から開いている扉をくぐると、其処にはLV33のデスハウンドとLV33のグレートドラゴンが3体ずつ待ち構えていた。

次も、スイッチがずらりと並んだ通路に出る。この先はまた3つに分かれており、左がリーザ専用装備のアイテムレイラの鏡のある宝箱の部屋。
真ん中が落とし穴のある部屋。そして右がキメラ研究所ホルン支部実験室へと出る通路。
左から3番目、5番目、9番目を、順に作動させると左の部屋へ。1つ目、6つ目、8つ目で真ん中の部屋へ。
2つ目、4つ目、7つ目で右の通路へ行く事が出来る。
仕切り線

攻略のPoint!!
仕切り線

この先のバトル終了時点でフォーレス編は終了となるので、また魔法のりんご等は全て外し、他の1〜2ランク下のものと交換しよう。
リーザはレイラの鏡さえあれば防御力は大丈夫だし、スマートキャプチャーも専用なので装備をさせてOK。ニンジャのブレイドは攻撃力がMAXに近い状態のはずなので、この次のトッシュやエルクのシナリオのために外しておく。地の剣やディフェンダーあたりでも問題はないだろう。
魔法のりんご、反撃のバンダナ、成長させたブレイド(キラーブレイド)、スティンガー、すごい皮の服、王様の像などが外す対象。
パンディットにストライクパワーを使用させ、交換した装備品によって低下した攻撃力の低さをカバーしよう。
仕切り線

ホルン支部長「ホウ、ココマデタドリツイタカ。コレナラモウシブンナイ。サイシンノケンキュウセイカノジッケンヲサセテモラウゾ。ソウダ、イイコトヲオシエテヤロウ。コノケンキュウジョデハ、モンスターヲキョウカスルノニ、イノウシャノチカラヲリヨウスルケンキュウヲシテイル。イミガワカルカ?コノナカニオマエノカゾクガイルカモシレンナ〜。クックック、チャントホンキデタタカッテクレヨ!ヒャハハハハ!!

(ほう、ここまで辿り着いたか。これなら申し分ない。最新の研究成果の実験をさせてもらうぞ。そうだ、いい事を教えてやろう。この研究所では、モンスターを強化するのに、異能者の力を利用する研究をしている。意味が解るか?この中にお前の家族がいるかもしれんな〜。くっくっく、ちゃんと本気で闘ってくれよ!ひゃはははは!!)

リーザ「なっ………!卑怯者!!」

しかし、ホルン支部長の言葉を覆す事実が、その時奥の部屋から現れたリッツによって告げられる。
リッツ「おねーちゃーん!おくのろうやにいたひとたちは、みんなぶじだよ!」
ホルンの村の人々は無事で、リーザの祖父もリッツの後ろからやってくる。
祖父「リーザ………」
リーザ「おじいちゃん!」
ホルン支部長「チッ、ヨケイナコトヲ………。ハッ!ドッチミチシンデモラウゼ、タノシミハハンゲンシチマッタガナ(ちっ、余計な事を………。はっ!どっちみち死んで貰うぜ、楽しみは半減しちまったがな)」


バトル!!
仕切り線

リーザ:レベル33
フォーレス編最後のバトル。次のシナリオのキャラクターの為に装備品を代用品に替え、攻撃力・防御力共に低下している筈。パンディットにストライクパワーを使わせ、LV34のシードレイク5体から片付けていこう。このバトルに限り、ゴーゲンの特殊能力で一気に全滅させてしまわなければ苦しいだろう。特にドリームノックは役立つ。
コンバートしていない場合の、ゴーゲンのLV3エクスプロージョンやLV3ダイヤモンドダストでダメージは70少々。シードレイクのHPは90で、一撃では倒せないので、MPの残量に気を配る必要がある。魔力の数珠を装備してLV3ウィンドスラッシャーを使えば80〜90少々で、一回の攻撃で仕留める事も可能。
LV36の研究所ホルン支部長(カッパードラゴン)はリタリエイションをよく使い、そうやって自分のターンを無駄にしてくれている間に、ゴーゲンの特殊能力で弱らせ、短剣で反撃を受けない位置でトドメを刺そう。このホルン支部長も、魔力の数珠を装備したゴーゲンのLV3ウィンドスラッシャー一発で倒す事も出来る。

仕切り線

祖父「おお………リーザ」
リーザ「おじいちゃん………」
ゴーゲン「やれやれ、これじゃ話しづらくてかなわんのう。じいさん、ちょっとさがっててくれんか。いくぞい、リーザ」
そう言って、ゴーゲンはテレポートでリーザと祖父を同じフロアで対面させる。
祖父「リーザ……」
リーザ「おじいちゃん!」
リッツ「おねえちゃん、オレ、街の人に伝えたげるよ。ホルンの街には魔女なんていない、ってね」
ゴーゲン「ほっほ、頼もしい味方ができたじゃないか。リーザ、人間も捨てたもんじゃなかろう」
リーザ「………はい。 リッツ、ありがとう」
リッツ「えへへ」
ゴーゲン「さて、儂はそろそろ行くとするかの」
リーザ「?」
ゴーゲン「この研究所は支部に過ぎず、本部がまだ残っとるんじゃ。其処を潰さん限り悲劇がまた起こる」
祖父「リーザ、私が間違っていたのかもしれん。お前の正しいと思うようにしなさい。これを持ってお行き」
リーザ「これは?」
祖父「村に代々伝わるノルの水晶じゃ。マザークレアへの道しるべになると言われておる。何かの役に立つじゃろう」
ノルの水晶を手に入れました』
リーザ「……………………。私も行きます、ゴーゲンさん」
祖父「ゴーゲンさん、リーザを、孫をよろしく頼みます」
ゴーゲンは何も語らず、リーザと共に空間を渡って行ってしまった。
祖父「リーザ………」

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