Arc the Ladストーリー完全攻略☆

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序章
(スメリア〜ミルマーナ)
第2章
(パレンシア城)
第3章
(アララトス)
第4章
(グレイシーヌ)
第5章
(ニーデル)
第6章
(アリバーシャ)
第7章
(スメリア)
第8章
(精霊の山〜聖櫃)
番外編(遺跡ダンジョン)

―第2章(パレンシア)―

攻略のPoint!!
仕切り線

スメリアに戻ると、この辺りでアークの家(トウヴィル)へ面倒でも計21回行くといい。
なぜなら、ステータスアップのアイテムがもらえるから。
もしここまでで21回行っていないと、パレンシア城に行った後ではアークの家が破壊されてしまうので、今後は入手不可能となる。

アークの家に立ち寄る回数が10回となった時。
アーク「母さん、薬草をくれよ」
アークの母「アーク、よく聞くのよ。うちにはもう薬草はないの……。自分の力で何とかしてちょうだい」
アーク「…………………」
ここでアークは『つらいな……』としゃべりながら家を出る。

<アークの家に立ち寄る回数が合計21回となった時>
アークの母「母さん、あなたには負けたわ……」

入手アイテム:薬草×10(スタート時からの合計)、ちからの実、パロの実、いのちの木の実
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アーク達は、トヨーケの森で恵みの精霊から聞かされたことを国王に伝えに、パレンシア城へと戻って来た。
アーク「戻って来たな」
ククル「久し振りな気がする」
ポコ「いろいろあったしね」
するとその時、後ろから一人の男が厳重に捕縛された状態で兵士に連行されて来た。
アーク「何だろう……?」
ポコ「きっと罪人だと思うんだけど………」
ククル「罪人?綺麗な目をしていたわよ」
門兵「アークか?王との約束を果たしたのか?」
アーク「ああ。ところで今のは?」
門兵「ああ、あれはダウンタウンの用心棒。えらく腕が立つヤツらしいが……」
ククル「何か悪い事したの?」
門兵「詳しくは知らんが、大臣の発令したパレンシア改造計画に楯突いたらしい」
アーク「パレンシア改造計画?」
門兵「パレンシアの安全の為に住民を選び、軍の許可なく出入り出来ないようにするらしい。追い出される住民は反対してるようだが……」

その頃、先程の用心棒だという男は地下牢に放り込まれた。
兵士1「パレンシアきっての用心棒もざまあねぇな」
兵士2「大人しくしてくれたんで、ホント助かったぜ」
用心棒「俺をどうする?」
兵士1「さあな」
用心棒「一体お前等この国をどうする気なんだ」
兵士2「改造するのさ。住みやすくな。はっはっはっはっ」
用心棒「何が改造だ。住んでる人間を何だと思ってやがる!」
兵士1「せいぜいほざいてればいいさ。じゃあな」

アーク「ミルマーナの報告に来ました」
大臣「ご苦労。だがあいにく国王は具合が悪いようだ。代わって私が話を聞こう」
兵士「大臣に報告致します。謀反人トッシュを地下牢に捕らえました」
大臣「そうか、よし分かった。急用が出来たようだ。話は後ほど聞くとしよう。下がるがよい」

………謁見の間前………
ククル「謀反人ってさっきの人?」
アーク「多分」
ククル「気になるなぁ」
ポコ「何が?」
ククル「だってそんな人に見えなかった」
アーク「あの大臣も何か怪しいしな」
ククル「ポコ、地下牢の場所知ってる?」
ポコ「うん。そりゃ知ってるけど……」
アーク「決まりだな」
ククル「さっ、案内して」
ポコ「いいのかなぁ……」

………パレンシア城地下牢………
兵士1「お前の扱いが決まったぞ」
兵士2「死刑だ。大臣の進めているパレンシアの改造計画に楯突いた罪でな」
トッシュ「お前ら、約束だけは守ってくれるんだろうな!」
兵士1「約束?なんだそりゃ?」
トッシュ「親分と弟分どもの命と引き替えに俺はこうしてるんだ」
兵士1「ああ、あのよぼよぼのじいさんとフヌケの小僧共の事か? 今頃は仲良くあの世に行ってるぜ」
兵士2「しかし、よく燃えたなぁ」
兵士1「あぁ」
トッシュ「貴様らぁ………!!」
兵士1「怒った所でどうしようもねぇだろう。結構は明日だ。すぐにあいつらと一緒の所へ行けるさ」
兵士2「それまでせいぜい、くやしがってるがいいさ」
トッシュ「親分……………。弟分たち…………」

弟分「兄貴は強ええなぁ。俺、はなが高いっすよ」
親分「トッシュ、俺達は社会のはみだしものだ。だがそんな俺達じゃねぇと守れないヤツらもいるって事を忘れるんじゃねぇぞ」
弟分「兄貴、俺ここから見るパレンシアが一番好きなんすよ。俺達が住んでるダウンタウンだって立派に見えちまう」
親分「そろそろ組をお前に任せて、こんなところで余生を過ごしてぇもんだ」

トッシュ「許せねぇ………! 絶対に許せねぇ!」
トッシュは力ずくで牢を破り、飛び出していった。

地下牢の前までやって来たアーク達だが、集まっていた兵士が何やら話をしている。
兵士1「大王が最も恐れていた国とはとても思えんな」
兵士2「ああ。王家の力も落ちている」
兵士3「このままいけば、俺達が何もしなくても内部から腐っていくさ」
兵士1「まず、パレンシアの大掃除からだな」

トッシュ「てめえらだけは許さねぇ!」
兵士1「どうやって出て来た、死に損ないが」
トッシュ「てめえらのような人の命を何とも思わねぇヤツ等をぶっ殺すまでは、殺されるわけにはいかねぇんだよ」
兵士2「人の命?お前ら人間の時代はもう終わるんだ」
トッシュ「つべこべぬかしてるんじゃねぇ!片っ端からぶった斬ってやる!」
兵士1「よかろう!人間の非力さを思い知らせてやろう」
トッシュ「化け物がっ!」
トッシュは、モンスターの姿に戻った兵士1の攻撃を受け、倒れた。
トッシュ「うげぇあ」
アーク「どうなってるんだ?兵士がモンスターだなんて……?」
ポコ「モンスター対罪人………。どっちが悪い奴なの?」
ククル「鏡が……光ってる……」
アーク「鏡?」
ククル「一族に伝わるもので、勇者を導く力があると言われているの。彼にも精霊の力が宿っているみたい……」
アーク「戦う相手は決まったな。行くぞ!」
トッシュ「何だか知らねぇが力がみなぎって来た。もうてめえらに負ける気がしないぜ!」
アーク「この国を、化け物には渡さないぞ!」


バトル!!
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パーティ平均レベル:13
トッシュの参戦するバトル。
ここではニンジャ3体がほぼ同時に攻撃を仕掛けて来るので、ポコの戦の小太鼓が必須。グールの麻痺攻撃、ドールマスターの暗闇攻撃があるので、回復は頻繁に行わないとツラい。なお、ニンジャの自爆にはくれぐれも注意すること。ニンジャが自爆してしまえば、所持しているアイテムは入手不可能になる。自爆をさせる前に集団で襲い掛かり、確実に倒してしまおう。

まず、トッシュは後退し、アーク達のそばに行く。そしてアーク・ククルが一歩から二歩前に進み、ニンジャから攻撃をさせる。それで反撃によってニンジャにダメージを20前後与える。直後にポコに戦の小太鼓を使わせ、このニンジャにトドメを刺す。その後は、ニンジャの移動範囲を考え、反撃できる様に正面を向きながら少しずつ前進する。戦の小太鼓を使っていれば、反撃だけで一撃で倒す事が出来る。この戦法なら、ニンジャの自爆は回避でき、確実にアイテムを入手出来るだろう。

入手アイテム:ルウの薬、大きい爆弾、しびれるりんご、小さい爆弾、長老のはちまき、まがいの像
モンスター:ニンジャ3体、グール3体、ドールマスター2体
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アーク「城の兵隊にまでモンスターが化けてるなんて……」
ククル「ところであなた、どうして捕まったの?」
トッシュ「お前らには関係ない。俺には関わらない方がいい。一応、礼を言っとくぜ」
トッシュは、それだけ言い残すと足早に去って行った。

………謁見の間………
国王「それでは、兄がお前の父だと精霊が言ったのだな?」
アーク「はい」
大臣「何を言うか!お前のような者が王家の血を引くなどと……。王よ、この者は王家乗っ取りを目論んでおるやも」
国王「乗っ取りとな。このような子供がそのような……。アークとやら、何かその話が真であると示す物はあるのか?」
アーク「精霊が、これを父から預かったと……」
国王「これはまさしく、スメリア王家に伝わる『勇者の証』。そうか、兄が生きているかもしれんのか……。聖櫃と精霊と兄との間にどんな関係があるというのだ?」
アーク「判りません。精霊は、父さんと、人の未来を賭けた約束をしたと言っていました」
国王「なぜ、我々の未来が……。一体我々が何をしたというのだ?」
ククル「自らの欲望の為に自然を、そしてこの世界を破壊し、作り変えていく………。私達は、本当はやってはいけない事に手を付けているのかも知れません」
国王「精霊の国と呼ばれるスメリアも例外ではないわけか……。兄が王家から飛び出したのも、そんなスメリアの姿がたまらなかったからかもしれん。で、一体どうすればいいのじゃ?」
アーク「判りません。ただ、精霊はトウヴィルに戻れば父からのメッセージがあると言っていました。そしてそれに従えと」
国王「分かった。お前は兄のメッセージに従って行動してくれ。出来る事は何でもしよう。それが兄に代わってこの位に就いた私のせめてもの役目だ」
アーク「ありがとうございます」
兵士「謀反人トッシュが、牢を破り逃亡しました」
大臣「何!討伐隊を出し、すぐに捕まえよ!」
兵士「はっ!」

………再び、パレンシア城の一室にて………
大臣「アークがミルマーナより戻って参りました」
鏡「ヤグン将軍より聞いておる」
大臣「奴の精霊力はどんどん成長しています」
鏡「分かった。アークの存在を将軍達に伝えよう。聖櫃を愚かな人間どもに渡してはならん」
大臣「承知しました。まず。ヤツの父親からのメッセージが届くトウヴィルを徹底的に調べます」
鏡「良い報告を待っておるぞ」
大臣「はっ!」

アーク達は、早速父ヨシュアからのメッセージを受けるためにトウヴィルへと戻って来た。
しかし、村の入り口の門に差し掛かった時、異変に気付く一行。
ククル「なんか様子が変ね……」
アーク「俺、家を見て来る」
アークは家を目指して駆け出し、ククルとポコも村の様子を見に走った。
アーク「一体どうしちまったんだ……? 母さん………何処に行ったんだ……?」
アークの家は、無惨にも破壊されていた。
ククルとポコもアークの家までやって来た。
ククル「アーク、何が……一体何が……?」
アーク「村の様子は?」
ポコ「誰もいない。もぬけのカラだよ」
ククル「何かとっても大きな力が動いてるみたいね」
アーク「ちくしょう!俺は………俺はどうしたらいいんだ!」
配達人「あんたがアークさん?アークさんに手紙だよ」
アーク「父さんからだ……」

 
『アーク。お前の噂が私の下に届いた。あれからもう10年、早いものだ。ミルマーナの精霊から聞いているだろう人の歴史が終わろうとしているのだ。我々を救う<聖櫃>はスメリアにある。しかし、その力を手に入れる為には、この世界を形作る様々な精霊達の了解を得なくてはならないのだ。しかし彼らの多くは人に裏切られ、心を閉ざしている。お前には、精霊を欲望に満ちた者達から救い出し、精霊にもう一度心を開かせる役目を果たして欲しい。確かに私は一度は人間というものに失望したが、やはりそれでも、人間は素晴らしいものだと思っている。お前のこれからの旅の助けになる古の伝記は、トウヴィルの奥のオルニスの丘のストーンサークルに残されている。突然、死んだものとばかり思っていた父親からこのような手紙が届く事で、お前自身も戸惑うであろう。これが手紙などではなく、実際にお前を目の前にして伝え、共に行動できればどれ程素晴らしい事だろう、と私は思う。しかし、私には私の役目があり、これはお前に託された運命なのだ。自らの力で切り開いてくれ。

愛する我が子へ。
父より』
 

アーク「この事に関わると、無事には済みそうもない……。ククル、ポコ、それでも付いて来てくれるかい?」
ポコ「僕は弱虫で何も出来ないけど、アークといると勇気が出て来るんだ。ここで逃げ出したら、昔に逆戻りだ。付いて行くよ」
ククル「あなたが旅立つ時に言ったはずよ。これは私の運命でもあるの」
アーク「母さんを探す為の手掛かりは何もない。ただ分かってるのは、多分全てが一つにつながっていることだ。父さんを信じて前に進むしかないな。よし!!まず伝記を手に入れよう。オルニスの丘はこっちだ」


攻略のPoint!!
仕切り線

ここで、またすぐにトウヴィルのアークの家に行く。
破壊されたアークの家の中の、右上の壁の方を調べれば一つ目のロマンシングストーンがある。

国王「どうじゃ?聖櫃について、何か分かったか?」
アーク「はい。父さんからの手紙で古の事を書いた伝記がある事が分かりました。それを探しにオルニスの丘に向かいます」
国王「うむ。また何か分かったら報告に来てくれ」
アーク「はい」

入手アイテム:ロマンシングストーン
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………オルニスの丘………
アーク達は、オルニスの丘の、文字などが刻まれた石柱を丹念に調べ始めた。
アーク「ここが、父さんの手紙に書いてあった場所だ」
ポコ「ぼく、もう疲れちゃったよ」
ククル「これは何かしら?」
アーク「表面に何かあるぞ」

石に眠りし記憶を求めるもの
突然、頭の中に声が響いたかと思うと、次の瞬間に幻界へと飛ばされて行った。


バトル!!
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パーティ平均レベル:15
正直なところ、このラリュウキ戦はきちんと作戦を練って、状況を常に把握しておかないとかなりの苦戦を強いられる。
まず、バトル開始直後にラリュウキの特殊能力を受ける(ダイアモンドダストやウィンドスラッシャー)。これでアークが25前後のダメージを受けるのですぐに回復を。ただし、アークのレベルが15であれば10しか受けない。
そして、ポコに頃合を見計らって戦の小太鼓を使わせて、アークとククルでヒョウエンキ4体を倒す。あとは、ラリュウキを取り囲み、反撃を受けないようにバーングラウンドや天の裁きを織り交ぜる。ラリュウキの攻撃は20〜30程ダメージを受けるので、HPの残料に常に気を配る。ポコは回復役として薬草を毎ターン使うことも。とにかく、無理は禁物。『ちょっとヤバいかな=即回復・間合いを取る』で、ポコはアークとククルのサポートを徹底。

手っ取り早く倒そうと思えば、アークがラリュウキの隣で行動終了をし、ラリュウキに攻撃をさせて、すかさず回復。この繰り返しで反撃のみ行う。こちらから攻撃をすれば、ラリュウキの攻撃を二回受けるので、ほぼ確実に戦闘不能となる。

入手アイテム:薬草、復活の薬、アーマーストーン、ロマンシングストーン(この後の会話でゴーゲンが所持)
モンスター:ラリュウキ、ヒョウエンキ4体
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ゴーゲン「見かけによらず強いのぅ。お前達」
ポコ「さっきのモンスターに捕らえられていたおじいさんだ」
アーク「じいさん、あんた誰だい?」
ゴーゲン「儂の名はゴーゲン。お前らの望み通り、3000年の時を超えて再び現れてやったぞ」
ポコ「現れてやったぞって………」
ゴーゲン「お前達、古の『伝記』を求めてきたんじゃろうが」
アーク「じゃああんたが……?」
ゴーゲン「いかにも。儂がお前らを導く生きた伝記じゃ。ふぉっふぉっふぉっふぉっふぉっふぉっ」
アーク「じゃぁ、改めて聞くけど、『聖櫃』の力を手に入れるにはどうすればいいんだい?」
ゴーゲン「儂が再び目覚めたという事は、精霊達に異変が起こっているのじゃろう。まずこの世界を形成する5大精霊を救わねばのぅ」
アーク「5大精霊?」
ゴーゲン「そうじゃ。この世界を形作り、動かしている全ての精霊達の代表。それが、地 水 火 風 光 の5要素を司る精霊じゃ。精霊達は、お前を認めれば石、すなわち意志をお前に託す。その石を5つ集め、シオン山の封印を解くのだ」
ククル「じゃあ、どうやってその精霊達を探し出すの?」
ゴーゲン「それは、精霊からの導きがあれば会える。お前らをこの地に導いたものは何じゃ?」
アーク「導いたもの…………?父さんからの手紙か!」
ゴーゲン「それは何処から来たものかのぅ?」
アーク「アララトスからだ!」
ククル「随分遠いところからね」
ポコ「飛行船が必要だなぁ」
アーク「よし。スメリア王の力を借りよう」
ゴーゲン「話は決まったようじゃのぅ。では行くとしようか」
ポコ「えっ?おじいさんも付いて来るの!?」
ゴーゲン「ばかもん!! 古の大魔導師ゴーゲン様が、力になってやろうというに」
ポコ「じゃあ、もの凄い魔法が使えるんだ」
ゴーゲン「いかにも、そのはずじゃが……?」
ククル「何か頼り無いわね……」
アーク「とにかくパレンシアに戻ろう!」
ゴーゲン「久し振りに大暴れできそうじゃわい。はて?この石はなんだったじゃろう……」

………謁見の間………
国王「5大精霊の石か………」
アーク「はい。恐らく世界各地に散らばっているかと」
国王「よし、儂の飛行船を今後自由に使ってよいぞ。それと、これも持っていくがよい」
国王に報告し、シルバーノアの使用許可をいただいた。
そして、ポコには荒獅子太鼓がプレゼントされた。

アイテム!
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入手アイテム:荒獅子太鼓
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………パレンシアを見下ろす丘………
トッシュ「親父、安らかに眠ってくれ。こんな住みにくい国、出ちまうか………。くそっ!あの時、宿った力がいつでも出せれば、奴等を全てたたき殺して、敵をとってやれるのに」
刀の精霊「お前の力は、定められし目的の為に使うもの」
トッシュ「だ、誰だ!?」
刀の精霊「お前の刀に宿る精霊。お前の技には『怒り』しかない」
トッシュ「許せねぇ奴がいるからたたき斬るだけだ。何がいけねぇ?」
刀の精霊「その先に何があるというのだ?」
トッシュ「ぐっ……」
刀の精霊「城で出会った少年と行動を共にしろ。そこにお前と私の運命が見えてくるはず。彼らはこの国から出てしまう。急げ……」
トッシュ「こら、まだ話は終わってねぇぞ!」
だが、もう刀は語りかけては来なかった。
トッシュ「運命か………」

………スメリア空港………
チョピン「王から話は聞いております。私はチョピン。みなさまの旅のお手伝いをするよう、王より命じられております。何か分からないことがあれば、聞いてみてください。アーク様、今後ともよろしくお願い致します。ではお乗り下さい」
トッシュ「チョット待った!」
ククル「あなた、この間の……」
トッシュ「理由ははっきりしないが、お前等について行こうと思う。この間の力があれば足手まといにはならないはずだ」
ゴーゲン「来たか来たか、待っておったぞ。お主がいないとこれから先つらいからのぅ」
トッシュ「何だこのじじいはっ!」
ゴーゲン「ふんっ!まだ心の鍛練がなっておらん。アーク、心配せんでいい。こやつも定められた仲間の1人」
アーク「定められた?」
ゴーゲン「そうじゃ、儂の古の旅から定められた魂じゃ」
ポコ「じゃあ、ぼくらは昔一緒に旅をした事があるの?」
ゴーゲン「そうじゃ、魂は巡る。かつてスメリアに『聖櫃』を運んで来た仲間が再び集まるのじゃ」
アーク「そう言われても……」
ククル「いいじゃない。これからの旅はきっと大変なんだから」
トッシュ「じゃあ決まりだな。俺はトッシュ。よろしく頼むぜ」
一行はシルバーノアに乗り込み、出発した。

仕切り線

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