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◯ダーク編第一章 〜覚醒〜


- + - ギ ド の 屋 敷 - + -


 オープニングは、赤ん坊をそれぞれ抱え、必死に追手から逃げ続けるナフィアとウィンドルフ。だが、森を抜けた先は絶壁となっており、逃げ道は無くなってしまう。途方に暮れている中、ドゥラゴ族の追手の魔法によってウィンドルフは傷付き、その衝撃で足下の岩肌が崩れたナフィアは、絶壁の下の闇へと落ちてしまうのであった。
 逃げ続けるウィンドルフと、抱えていた赤ん坊の成長した姿、少年ダークであったが、とうとうウィンドルフは弱りきってしまい、命を落とす。
 天涯孤独の身となったダークは、ギドという魔族の下僕として日々を過ごす過酷な状況下に置かれていた。
 ある日、ギドはダークに、オルコスでフェニックスの血を買いに行って来いと命じる。


- + - サ ブ ナ ッ ク の 樹 海 - + -


 ※2周目のプレイの場合であっても、第1章のラストバトルまでは『装備』というコマンドが出現しないため、ロマンシングストーンもダイヤコートも装備出来ず、地道に通常のプレイをするしかない。ただし、アイテムだけは使えるので、999個の精霊石や50個のディルズボムは上手く活用しよう。ディルズボムで140前後のダメージを周囲に与えられるので、これだけでもかなり楽になる筈。

 このフリーバトルエリアで襲って来るのは、LV3〜4のワライダケ3体。または、LV3のスライム2体・ポイズンスライム1体の場合もある。アクティブギミックは、湿った朽木が1カ所。2回攻撃をして砕くと、中に低確率でいい薬草が入っている事がある。
 カーグ編のふくろリスに比べればモンスターの攻撃力は低いので、まだマシといったところ。70個しかない精霊石は貴重だが、キュアで回復しながら何度か此処で戦い、レベルを5程度にしておくと良い。ギドのお使いでオルコスに立ち寄った時、バトルが発生するからである。
 お金や精霊石を少し稼ぎ、薬草を幾つか買える様にしておけば申し分ない。尚、オルコスに入ってフェニックスの血を購入して町から出ようとすると強制的にバトルとなるので、オルコスで少しだけイベントを進め(デルマとの会話、町中での情報収集)、フェニックスの血を買わずに薬草だけを買うと良い。


- + - 教 会 の 遺 跡 - + -


 此処は、逃げ延びた末にダークの父親ウィンドルフが息を引き取った場所である。ステンドグラス越しに柔らかな陽射しが差し込む祭壇に、墓標として石が積み上げてある。
 過去を懐かしみ、また現状に対する弱音を吐くダークであった。


- + - オ ル コ ス - + -


 町中に入ると、鬼系魔族であるオルコ族の少女デルマが絡んで来た。彼女は言いたい事だけ言うと立ち去ってしまう。
 商人魔族のコラプ族というのが町中にいる。因みに、コラプ族には種類がある。1回10Gで体力を回復させてくれる……気味の悪いお方だが、このコラプ族がダーク編でのキュアガール役…となるらしい(苦笑) それ以外にも、アイテム等を売ってくれるコラプ族も各地にいるらしい。
 デンシモの屋敷に入ると、現族長デンシモと元族長ゴーマが言い争っていた。
 スイエンに対する考え方の違いから、この様な言い争いになっているらしい。スイエンとは、空の勇者と呼ばれる飛炎の成体前の姿の事。

 デンシモの屋敷を出てゴーマの屋敷に行くと、ゴーマが色々と教えてくれる。話を聞いておくといいだろう。


第1章 オルコス 道具屋リスト
フェニックスの血100G 薬草20G
いい薬草50G 復活の薬160G
毒よけの実30G せっけん40G
攻撃瓶220G  


 フェニックスの血を買い、町を出て行こうとすると、ズガロとゾラムという、二人の魔族に絡まれる。デンシモの屋敷内の闘技場でバトルとなり、前後から二人が襲ってくる。

 
ズガロとゾラムをぶちのめせ!

 前方の巨体のズガロがLV4でHP52。後方のゾラムがLV5でHP67。まずは、目の前の力の強いズガロから始末しよう。ズガロの攻撃で20以上喰らってしまう。ゾラムがやってくる前に、ズガロを何とか弱らせ、倒してしまいたい。キュアでこまめに回復しながら戦う事。薬草(出来ればいい薬草が良い)を購入しているなら、それに越した事はないが。
 尚、ズガロもゾラムもアイテムは落とさない。そしてこの時点ではダークは特技が使えないので、いくらフリーバトルエリアでスキルポイントを稼いでも特技である盗むは覚える事自体不可能。よってアイテム入手はどうやっても無理である。

<入手アイテム>
◯ズガロ : なし  /  ◯ゾラム : なし



 二人を倒してしまうと、デンシモの妹であるデルマが『見直したよ』と話し掛けてくる。精霊石をこれ以上人間にとられないよう、戦力となってくれないか、と誘って来るが、ダークはこれに乗り気ではなく、断ってしまう。


- + - ギ ド の 屋 敷 - + -


 ギドにフェニックスの血を渡すダーク。お次は、スイエンに目を付けるギド。ギドはダークに、スイエンをつかまえて来いと命じる。
 オルコスにいるゴーマにスイエンの事をもう一度聞くと、見た目は白いトカゲの様でこのアルド大陸に生息しており、豊富な水と水草が育てるのに必要だと教えてくれる。


- + - ハ ス タ ー 沼 地 - + -


 水や水草が豊富にあるので、もしかしたら此処にゴーマの言うスイエンがいるのか………と思いきや、本当にいたりする。ダークの目の前を通り過ぎていき、草むらに入り込んだスイエン。
 スイエンに気付かれない様、ゆっくり歩いて(×ボタンを押しながら移動するか、アナログスティックを少しだけ押して傾ければ、ダッシュをする事なく、トボトボと歩く事が出来る)、背後から近寄って捕まえよう。
 捕まえたはいいが、その時、デルマ・ゾラム・ズガロが、デンシモの命令でスイエンを捕らえにやって来た。
 ダークは上手く誤魔化す事が出来、スイエンを、教会の遺跡の中にあるモンスターの巣跡で匿う事にした。


- + - 教 会 の 遺 跡 - + -


 スイエンに話し掛けるダークだったが、こっそり後をつけていたデルマに見付かってしまう。だが、デルマは元々スイエンに興味が無いので、スイエンを捕らえる様な事はせず、教会の側の高台に行ってしまう。ダークは追いかけ、誰にも言わないと約束をする様、デルマに迫る。
 デルマは、空を飛んでみたいと条件を出す。翼を持つダークにしてみれば容易い事なので、デルマを抱き上げ、教会の周りを飛び回る。デルマはすっかり満足する。だが、その姿をドゥラゴ族に見付けられてしまう。
 ドゥラゴ族は、ダークの父親ウィンドルフが人間の女性を愛してしまい、その上ドゥラゴ族の秘宝である風霊石を持ち去ったと、裏切りの内容を明かす。デルマは、このままドゥラゴ族にでかいツラして歩かれたんじゃ、オルコの名折れだとダークに加勢してくれる。

 
ドゥラゴ族を返り討ちにしろ!

 襲って来るのは、LV5のドゥラゴ族4体。デルマの攻撃は命中率が低いために次々によけられてしまうので、デルマには魔力のヒートアローで戦ってもらおう。精霊石は70個所持しており、ヒートアローはダメージ20前後で10消費。7回攻撃出来るので、これでドゥラゴ族を弱らせていこう。この後、またデルマは登場するのだが、その時精霊石は自動的にMAXの70個に戻るので、遠慮する事はない。
 ドゥラゴ族はウィンドスラッシャーを使い、こちらに30前後のダメージを追わせる。早めにキュアや薬草で回復をするか、もし持っているならいい薬草で一気に回復をしよう。デルマは薬草を2個所持している。

<入手アイテム>
◯ドゥラゴ族 : 薬草、精霊石14個、53〜80G



 見事撃退すると、デルマに礼を言うダーク。ダークはスイエンを匿い続ける決心をし、手ぶらでギドの屋敷に戻る。


- + - ギ ド の 屋 敷 - + -


 スイエンを見付けずに戻って来たダークに対して怒り狂ったギドは、ダークを鞭打ちの刑に処する。

『ダーク……魔族を救え……』

 父親ウィンドルフのかつての言葉を反芻するダークであったが、自嘲気味の笑い声をあげ、奴隷の身分で、ドゥラゴ族に対してもデルマの手助けがなければ撃退出来なかった自分の無力さに対して呆れるのみだった。

 地下牢から上がっていくと、いつもそこに在るべきギドの姿はない。そこでダークは、スイエンが気に掛かるので様子を見に行く事にする。だが、ギドの屋敷を出ると、デルマが入口前までやって来た。ダークの様子が気になっていたらしい。デルマはダークに同行してくれる事になる。
 今の内に、フリーバトルエリアでレベルを上げ、精霊石を確保しておいた方が良い。サブナックの樹海はワライダケ(スライム・ポイズンスライムの場合も)、パラム荒野はバイパー(ロックの場合も)、ティンダロス密林はペンペン草(ファンガスの場合も)が出現する。どのフィールドでもモンスターのレベルは大差ない。移動力が、バイパー・ペンペン草・ワライダケの順に大きくなるので、アークのバトル方式に慣れていない人、またはアーク1・2の様なスクエア単位の移動に慣れており、新方式にまだ馴染めない人は、あまり動いて来ないバイパーを相手にした方が楽だと思う。因みに、モンスターの攻撃力は、ペンペン草が一番乏しいので、ダメージ量からいけば、ペンペン草が楽勝の相手という事になる。ただ、時々ファンガスというワライダケの色違いモンスターが混じって出現する。LV4でHP33。少しだけ手強い。

 一応、ハスター沼地もフリーバトルエリアとなるのだが、此処には、LV5〜6のマイマイが計3体と、LV7の甲殻虫(アーク1のコ・アピスによく似ている)が1体出現する。どちらからも、攻撃で20程度のダメージを受け、かなり手強いので、こちらのレベルが6〜8になっていないのなら、立ち寄らない方が良い。その頃には、デルマがキュアとリフレッシュを覚えてくれるので、回復には困らないだろう。……精霊石がある限り。
 更に、このハスター沼地にはドラム缶があり、何度も攻撃をして破壊すると爆発する。ダークもデルマも近距離攻撃専門のキャラであるため、爆発に巻き込まれ、50のダメージを受けてしまう。決して、通常攻撃では攻撃しない様に☆


- + - 教 会 の 遺 跡 - + -


 またスイエンか…とデルマが呟き、それに対して何かダークが言おうとした時、頭の中に五大精霊の一人である風の精霊の声が響く。
『……私は……風の……新たなる……時が……』
 ダークは、父親が形見に授けてくれた石に関係があるのかとふと思い、ウィンドルフの墓標に近付く。デルマは、魔族は未練タラタラと墓なんて作らず、殺されたのなら復讐するのみだと言う。そして、スイエンの様子でも見て来ると呟き、歩き出す。ダークも、スイエンの巣に行く。
 すると、そこには幾つものタマゴがあった。うまそう…と冗談で言うデルマ。デルマは、スイエンとタマゴ達を見ていて、自然に顔が綻んで来る、自分でないような感覚があると漏らし、ダークは、それが幸せというものだ、と応える。魔族みんながそういった気分になり、争いのない世界を作りたいんだと言った。
 そんな呑気な会話をしていると、ふいにデルマは何者かの気配を感じ取り、辺りの様子を窺った。
 すると、そこに人間達がやって来た。ルーディという青年と、ツルギという青年の会話から、彼らはかつてプロディアスという大都市のあったこの教会跡で、宝探しをするつもりだと判った。彼らは魔族に対する哨戒(しょうかい。敵の攻撃に備えて見張りをする事)の任務を受けた傭兵の様で、ゼドラ淵に本隊が設営されている様だ。
 これは危険手当だ。これくらいさせてもらって当然だという事を主張するルーディと、魔族に立ち向かう事が全てだと反論するツルギ。ツルギは本体へ報告をするため一旦立ち去る。
 このままではウィンドルフの墓もスイエンの巣も荒らされると考えたダークとデルマは、突然立入って来た人間達を放っておけず、追い払う事にした。
 その時、報告に行った筈のツルギが戻って来て、ルーディ達に加勢する。

 
人間たちを残らず倒せ!

 ルーディはLV6でHP50。ツルギはLV6〜7でLV7時はHP64。それに、LV6でHP40のショットガンハンターが2人。横や背後から攻撃されれば20以上のダメージを負うが、正面からの攻撃なら1ケタ。隙を見せない様に、一人一人倒していこう。
 但し、ショットガンハンターの特技だと30前後の大ダメージ。ダークとデルマが隣り合って立っていると、二人共受けてしまうので、出来る限り離れて行動終了をする様にしなければならない。

 
<入手アイテム>
◯ルーディ : くらくらクラッカー、精霊石10個、80G  /  ◯ツルギ : 復活の薬、80G
◯ショットガンハンター : 精霊石12個、55G



 人間達を全て倒し、その人間の武器を身に付けるデルマと、それを絶対に受け付けないダーク。強さは欲しいが人間の武器はいらないという。ならば仲間を増やしてドゥラゴ族などにも立ち向かえる様にしようと提案するデルマは、兄であるデンシモが良いと言い出す。早速、オルコスのデンシモの屋敷を訪れる二人。


- + - オ ル コ ス - + -


 必死に説得を試みるデルマであったが、今は侵入してきている人間への対応で忙しく、ドゥラゴ族どころではないと取り合わないデンシモ。だが、デンシモの思考パターンを熟知しているデルマは、実際にそれらしい事も言われたのは事実だが、尾ヒレをつけ、ある事ない事を言い放ち、デンシモの怒りの鉾先をドゥラゴ族へ向ける事に成功する。斯くして、まずはゼドラ淵の人間を片付ける事を条件に、デンシモが協力してくれる事になる。


- + - ゼ ド ラ 淵 - + -


 見張りを立て、精霊石の採掘に精を出すカテナ兵士達を見るなり、デンシモとデルマは飛び出していく。組織的に動いている人間に対し、こちらも作戦を立てるべきだというダークの冷静な意見は、彼らには通らなかった。仕方なく、ダークも後を追い、飛び出して行く事に。

 
人間たちを残らず倒せ!

 受けるダメージが大きいので、いい薬草を幾つか所持した状態で臨む事。
 LV7のスピアハンターが2人、LV7のカテナ兵が1人、LV8のカテナ兵が2人というのが敵陣の編成。皆、長距離射程の武器ばかりである。故に、下手に間合いを取るより、一気に間合いを詰めて速攻を仕掛けるのみ。カテナ兵の銃でしつこく20前後のダメージを受けるのが厄介だ。デルマにスピードアップを使わせて、少しでも早く多くの行動順を確保する様にして倒していくと良い。
 ただし、カテナ兵の背後には木箱が2カ所あり、中には医療キット・爆弾・精霊石8〜12個・100〜120Gが入っているので、まずはこれらの回収に向かうべし。また、マップの下隅の湿った朽木の中にはレコの草が入っている。忘れずに入手しておきたい。

<入手アイテム>
◯カテナ兵 : 医療キット、精霊石14個、56〜77G  /  ◯スピアハンター : 精霊石10個



 


- + - オ ル コ ス - + -


 人間達を追い払い、いよいよドゥラゴ族に対抗…といきたいところだが、肝心のドゥラゴ族が何処にも見当たらなければ、こちらとしては動きの取りようがない。ダークに対し、右腕にならないかと勧めてくるデンシモに対し、煮え切らない態度のダーク。まずは、ダークがギドの奴隷をやめてしまえばいいという話になり、行方の判らなくなったギドを探す事に。
 とその前に、オルコスの町中のズガロが、妙な魔族を目撃したと話す。相棒のゾラムは全く信用していないが。ツバサの生えた馬ヅラの魔族が、南にあるパラム荒野の方から飛んで行ったらしい…。  余談だが、オルコ族の一人が、デンシモ様がダークなんぞの仲間になるのは、オルコスの5不思議の一つだと漏らす。1つ目は、ゴーマのツノはドコまで伸びるのか。そして、他のオルコ族も歳を取るとああなってしまうのか。2つ目は、デルマが他の女性と色が違うのは何故か。3つ目は、オルコスの町のあちこちにある変ちくりんな乗り物。ゴーマは人間達のものだというが解らない。これは、町の真ん中辺りに自動改札機があり、更に町の入口の構造物からして、電車の事を言っているのだろう。確かに、ゴーマの屋敷はJRでよく見る列車だね☆ 4つ目は、不気味に光っている町中の草。そして5つ目は、この5不思議を話しているオルコ族の女性自身のこと。おしゃべりで話し出すと止まらない。…そして、ここで唐突に問題を出される。『あたしはここまでで、何文字しゃべったでしょうか?』って知るかいッそんなコトッッ(爆)
 ……正解は、選択肢の一番下の『それ以外』。……(; ̄Д ̄)なんじゃと?
 取り敢えず、正解をすると薬草を10個くれる。イイ人だぁ、とてもイイ人だぁぁ♪


- + - パ ラ ム 荒 野 - + -


 パラム荒野にやって来ると、木の枝から垂らしたロープに両手首を縛られ、吊るされたギドの姿があった。
 ダークをこれまで育ててきた恩人の命と引き換えに、風霊石を出せと要求してくるドゥラゴ族2体。だが、躊躇した末にダークは、恩人ではなく、これまでコキ使い、利用してきただけだ、殺すならさっさと殺せ、と言い放つ。
 ギドが人質として役に立たないのならば実力行使だと、ドゥラゴ族はモンスター(LV7のワイバーン4体)を呼び出し、木の上から高みの見物と決め込む。

 
ワイバーンを蹴散らせ!

 襲って来るのは、LV7でHP48のワイバーン4体。特にアイテムを出す訳でもなく、また乾いた朽木を砕いても中には何も入っていないので、このバトルは余計な事はせず、さっさと1体ずつ集中攻撃で倒してしまおう。

<入手アイテム>
◯ワイバーン : 精霊石12個



 ワイバーンを片付け、ふっと一息ついた時、ドゥラゴ族は死角となる上空から襲い掛かって来た。奇襲を受け、傷付き倒れるダークとデンシモ。ダークに、風霊石を渡す様に再度要求するドゥラゴ族。だが、ダークは決して口外しない。しびれを切らしたドゥラゴ族は、ダークの両の翼を引き千切る。
 苦しみ、弱っていくダークを見かね、デルマは教会の遺跡にあるウィンドルフの墓の下に、その石がある事を告白してしまう。すると、用無しとなったデルマを魔力で吹き飛ばすドゥラゴ族。
 ギドは、ドゥラゴ族とつるんでいた。カネと引き換えに、一芝居をうっていたのである。
 ドゥラゴ族は風霊石が先だと言い、教会の遺跡へ向かう。意識を取り戻したデンシモは、ギドに場所を吐かせ、そこへ向かった。
 そしてその後、意識を取り戻したダークも、彼らの後を追って教会の遺跡へと急ぐ。未だ昏睡状態のデルマは、下手に動かさない方が良いと判断し、荒野に残しておいた。
 教会の遺跡へ行く前にアイテムの確認を。次はダーク独りで戦うため、いい薬草が数個あれば安心。なければオルコスに買いに寄ろう。


- + - 教 会 の 遺 跡 - + -


 ドゥラゴ族は、ウィンドルフの墓である積み上げられた石の辺りを探していた。傍らでは、カネを寄越せと言い続けるギドがいる。
 追い付いてきたダークだったが、そこではデンシモも敵となっていた。ドゥラゴ族にしてみれば、風霊石さえ手に入ればオルコ族と事を構える積もりはない訳で、この時点でデンシモが今更喧嘩を仕掛ける理由はない。また、すぐ側にあったスイエンを我が物にし、それどころではないという。
 これが父が守ろうとした魔族か、これが自分が救おうとした魔族か。ならば、自分が最強になり、魔族を変えてやる。ダークはそう吐き捨て、彼らと決着を付ける事に。
 この時点で、ダークは『魔力』以外に『特技』を身に付ける。まずは、敵単体を何度も斬り付ける技『怒りの凶爪』で、50前後のダメージを与えられる様になる。また、フリーバトルで戦い続け、充分なスキルポイントを得ているなら、是非『盗む』を修得しておこう。
 特に、デンシモからはデルマ専用装備の血のアンクレットを盗む事が出来る。

 
裏切った魔族たちを倒せ!

 デンシモのレベル・HPは?となっているので正確な数値は判らないが、大体HPは220前後。ドゥラゴ族2体はLV6と7。ギドはLV12でHP120。もしも攻撃瓶を買っているなら、デンシモを倒すために使おう。ドゥラゴ族の度重なる魔力はいい薬草で回復。キュアや薬草では間に合わない。
 このバトルは、それほど苦労はしない筈(ダークのレベルが10〜11もあれば)。敵それぞれからは、色々と貴重なアイテムが盗めるので、余力がある限り、盗むを試して入手する様にしよう。最低でも、デンシモから血のアンクレットを入手しておくこと。

<入手アイテム>
◯ドゥラゴ族 : いい薬草  /  ◯デンシモ : 血のアンクレット  /  ◯ギド : 生命の木の実



『こんな石のために…』
 そう呟くダークの前に、精霊が降臨する。
『……選ばれし者よ……目覚めるのじゃ……暗黒の闇……力を求め……再び世界に……滅びの時……迫る……その果てなき絶望の闇に……光を照らす者を求め……我らはこの世に戻った……選ばれし者よ……己が力を……目覚めさせ……世界を……滅びから……救え……』

 ダークは吹っ切れた。精霊の力を手に入れた事により、それは実感と確信に変わった。力を手に入れ、魔族を制圧しようと決心をした。
 意識を取り戻し、追い付いてきたデルマは、実の兄デンシモを自分が殺したというダークの変わりようと、その言動が信じられずにいた。


- + - N e x t - + -




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