1　・　2　・　3　・　4　・　5　・　6　・　7　・　8　・　9　・　10　・　11　・　12　・　13
　
　

- + - 本 拠 地 - + -

　
　
　本拠地を取り戻した王子軍は、また新たな活動を開始していく。
　その頃、東のエストライズを占拠した筈のアーメス西海兵団だったが、西海神将シュラをはじめ兵卒に至るまで一向に争う様子が無い。
　異国での観光を楽しんでいる様で、アーメス兵達の態度も穏やかだった。
　西の方でキルデリク軍が敗走したとの報告を受け、シュラに詰め寄るアレニアだったが、シュラは素晴らしい慰安旅行で充分休暇を満喫出来たと答えただけだった。
　群島諸国連合艦隊が接近しており、相手の意図が分からない為アーメス本国からそちらの警戒に当たる様にと命令を受けたと言い、エストライズでは何もしないまま撤退してしまった。
　
　そして、群島諸国連合艦隊がアーメス軍を牽制してくれたのは、ルクレティアがスカルド提督に対して使者を送っていたからだった。
　
　東の脅威が消え去った今、敗走するアーメス南岳兵団とキルデリク軍を追撃する絶好の機会。王子はどちらかの追撃戦の指揮を執る事になる。
　
　

- + - キ ル デ リ ク 追 撃 戦 - + -

　
　
　キルデリクを追う場合は、水上戦と陸上戦を同時にこなす追撃戦となる。
　水上戦では、アイテムを持つ右下の紋章弓船とだけ戦う様にし、近くにいるバフラムとも戦う事になるが、両方とも弓なのでこちらは突撃船と竜馬隊だけを向かわせる。残りの船隊は矢の雨や雷魔法を付け、地上部隊への攻撃役に回す。攻撃する船は陸地沿いに南下し、中州の小さな陸地より左へは行かない様に。
　
　地上では、とにかく王子の歩兵隊を早くドラートへ突撃させ、重槍隊と騎馬隊で露払いをする。
　敵の右側の弓隊には重槍隊を、左側のディルバ隊や騎馬隊には騎馬隊をぶつけ、相性が悪い組み合わせになりそうな時は星魔法や矢の雨で撃退する。
　
　この戦争イベントで天命の冠、烈火の欠片、流水の欠片が入手出来る。
　王子隊がドラートに侵入すれば大勝利となるが、その為には行動は迅速に。SELECTボタンで時間を止めながら、ユニットを動かしていこう。
　
　

　
　
　追撃戦に勝利すると、王子達がドラートへと入る。
　リューグとランスが固定メンバーとなるので、残りのキャラを編成して要塞内へ突入する。しかし、キルデリク達はバフラム艦隊に乗り込んで脱出を図っていた。王子はリューグの相棒ランスに乗せてもらい、ダハーカへと乗り込む。
　バフラムはディルバやキルデリクを逃がす為、捨て身で艦隊をラフトフリート船団へと突撃させた。ダハーカは逃げず、バフラム艦と上手くすれ違う。そこでバフラムはダハーカに乗り込み、不得手な白兵戦へと持ち込もうとした。
　しかし、其処へ立ち塞がったのは駆け付けた王子だった。
　王子はバフラムと戦い、これを退けた。
　バフラムはかつての頭領ラージャに看取られ、息を引き取った。
　
　追撃戦は終わり、キルデリク達はストームフィストへと逃れていった。一方のアーメス南岳兵団も、ボズやダインの指揮の下、セーブルから追い払われていた。そしてマハの部下だったジダンは戦死する。
　

　
　

- + - ア ー メ ス 追 撃 戦 - + -

　
　
　アーメス南岳兵団を追撃する場合は、セーブル前の山林でジダンを追い詰める事になる。
　敵ユニットは歩兵隊・騎兵隊・弓隊が入り交じっているので、突撃を付けた騎馬隊や重槍隊を前に出して行く。特に、敵陣の左下に歩兵隊・重槍隊が集まっているので、森の中を通り抜けて左下から騎馬隊を近付ける。そして有利な相性を維持しつつ歩兵隊・重槍隊をまとめて始末し、弓隊が近寄って来たら逃げよう。
　同時に、街道に沿って弓隊の集団を進め、矢の雨や紋章魔法で遠距離攻撃をしつつ、早めにジダンの騎馬隊に矢の雨を集中させてHPを減らし、大勝利を獲得しよう。
　
　大勝利を得易くする為に、黎明魔法と星魔法を出来るだけ多くの敵がいる所で使い、そして有利な相性をぶつけて早めに倒していく。
　歩兵3ユニットを左下に引き付けておけば、後は弓隊の集団を突撃させても不利な相性は無い。
　この戦争イベントで天命の冠、烈火の欠片、流水の欠片が入手出来る。
　
　

　
　
　追撃戦に勝利すると、ジダン達が籠城などしない様、速やかに後を追う。
　固定メンバーとしてダインが入り、残りのキャラを編成してセーブルへ突入する。そして街の右上へ移動すると、立ち尽くすジダンの姿があった。
　マハは、自分達が逃げる為の捨て石としてジダンを見捨て、その上追って来られない様に門を閉ざして厳重に塞いでいた。追い詰められたジダンは逆上し、王子に襲い掛かって来る。
　
　ジダンを倒すと、セーブルは王子軍の手に戻る事になる。
　
　

　
　

- + - 本 拠 地 - + -

　
　
　戦争イベントが無事終わったら、パーティを編成してまずはセラス湖の遺跡へ向かう。
　そしてぐるぐると回っていく螺旋状の通路を底まで下りると、宝箱が3つあるので盾の封印球、雷鳴の欠片、武術の心得・実践が入手出来る。
　これでまたスキルのランクが上げられるので、本拠地のゼガイに話し掛けてスキルをチェックする。
　
　次に塔基部下層に行き、左端の酒場を訪れる。
　すると、キサラに裏ルートで入手したお酒を勧めているログがいた。ログは何処かで怪しい取引をしているらしく、カナカンのブドウ酒、ナガールの薬、ゼアラントの盾など、現在ではゴドウィン家のお膝元ハーシュビル軍港にしか荷揚げされていない各国の品を手に入れていた。
　そこで、ログの密輸ルートを調べる為、ハーシュビル軍港に行ってみる。
　
　

- + - ハ ー シ ュ ビ ル 軍 港 - + -

　
　
　ハーシュビル軍港に着いたら、左手にある倉庫へ入る。
　すると、其処には管理事務所の役人ハレスと取引をしているログがいた。
　ハレスは自分の事を腐敗した役人だと言い放ち、各国からの貿易船の伝票を誤摩化して物資をログなどへ横流ししている事を明かした。当然あってはならない事だが、そのお陰でファレナ女王国内に各国の貴重な物資が流れているのも事実。
　「あ、ありがとう・・・」とその恩恵に預かっている事に礼を言う。
　更にハレス達軍港の役人は、この内乱でゴドウィン家・王子軍のどちらが勝つか賭けもしていると言う。
　
　ハレスやログと別れたら一旦船で軍港を出て、再び軍港を訪れて管理事務所へ行ってみる。
　すると、ハレスが王子軍に物資を横流ししていたという事が軍港にバレてしまい、逮捕される前に逃亡してしまったと聞かされる。ログを頼って行方を眩ませたのでは、と本拠地の塔基部下層にある酒場を訪れてみると、やはりハレスはそこに匿われていた。
　こうして、管理事務所の元役人ハレスが仲間になる。彼を同行させておくと非常に便利で、固有スキルの交渉によって買い物をする時に値引きして貰える。これで通常より一割引という安さで物が買えるので有り難い。
　
　

- + - 本 拠 地 - + -

　
　
　軍議の間に入ると、ヤシュナ村から書状が届いている、とルクレティアから聞かされる。差出人はアーメス西海兵団総帥シュラ・ヴァルヤで、付き人二人と共にヤシュナ村の宿に滞在しているという。
　暫く前にエストライズで休暇を楽しんでいたシュラが、王子にどの様な用件で再びファレナ女王国に入って来たのか。
　「会ってみよう」という王子に、ルクレティアも同行しようと言い出す。レレイとシウスは護衛として付いて来るというので、彼女達を同行者としてパーティに入れ、ヤシュナ村へと移動する。
　
　

　
　

- + - ヤ シ ュ ナ 村 - + -

　
　
　大温泉宿に入ると、シュラの付き人のシャルミシタという女性が早速出迎えた。
　本来なら王子の城まで伺うべきところだが、非公式の会談として王子と話しがしたいと言う事で、書状に従ってわざわざお越し下さっただけで有り難い、とシャルミシタは素直に謝意を述べた。
　2階の右側の部屋に入り、西海神将シュラ・ヴァルヤとの対面となる。
　シュラの護衛ニフサーラは無類の美少年好きで、王子を一目見るなりなんだか嬉しそうだ。
　
　シュラが早速切り出した今回の用件というのは、以前にゴドウィン家の手引きによってファレナ女王国に侵入したお詫びとして、自分達を王子軍に入れて欲しい、というものだった。本当なら西海兵団ごとといきたいが、それでは外交問題として支障があるので、自分達だけでも手伝いがしたいと言う。
「考えてもいい」と答える王子。
　アーメス新王国にも急進派や穏健派などがある。それらを取りまとめている大部族長会議に対し、マハ・スパルナ率いる南岳兵団がその多数派を握ってしまった。そしてゴドウィン家が提案した「反乱軍殲滅に協力すれば旧バロウズ領を全てアーメスに割譲しても良い」という条件に乗り、南岳兵団はファレナ女王国に出兵したのだった。
　但し、ゴドウィン家は太陽の紋章についての研究も進めているので、万が一太陽の紋章を宿せる様な事になれば、逆にアーメス新王国は太陽の紋章の脅威に晒される事になる。
　王子軍の奮闘により、マハ・スパルナ達は敗北を喫してアーメスへ逃げ帰ったので、それによって大部族長会議の首脳陣や国王陛下も目が覚めたという。そこで非公式の親善使節 兼 助っ人という名目で、シュラ達は王子軍に派遣されたのだった。
　
　王子はこれを受け入れ、シュラ、シャルミシタ、ニフサーラが仲間になる。
　
　

- + - 本 拠 地 - + -

　
　
　本拠地に戻ると、シュラ・ヴァルヤと妹ユマ・ヴァルヤ（ジョセフィーヌ）の対面となる。
　南岳兵団と戦った王子軍にヴァルヤ家の長女が加わっていたという事が発覚すれば、王子軍もまたアーメスと内通していたという事になる。その事について厳しく叱られたジョセフィーヌは、号泣して逃げ出してしまった。
　流石のジョセフィーヌも、実の兄を前にしては何も言い返せないのだった。
　
　軍議の間に入ると、ストームフィスト方面の斥候部隊が黄昏の紋章と思われる攻撃を受けたと報告を受ける。
　ストームフィストには追撃戦を逃れたディルバ将軍やキルデリクもいるので、ソルファレナへ突入する前にやはりストームフィストを叩くべきだと軍議は決定する。
　
　

- + - ス ト ー ム フ ィ ス ト 攻 略 戦 - + -

　
　
　今回の戦争イベントでは水上戦と陸上戦が同時に進行し、アイテムを所持しているのは水上戦の2ユニットのみ（運の石、力の石）。
　そこで、竜馬隊やビーバー隊で一気に水上戦を制し、陸上部隊は速やかにストームフィストを目指す。
　
　敵は歩兵ユニットが多いので、強力な騎馬隊を編成して一気に攻撃し、右上にいる弓隊は矢の雨で牽制する。ストームフィストに近付くと、援軍として闘技奴隷のシュンのユニットが出現するが、このユニットは下の方に下げて攻撃を受けない様にする。
　シュンのユニットを護りつつ、王子の歩兵隊がストームフィスト入り口に辿り着けば大勝利となる。
　
　

　
　

- + - ス ト ー ム フ ィ ス ト - + -

　
　
　戦争イベントに勝つと、伏兵として参戦してくれたシュンが仲間になる。ゼラセとゲオルグも固定メンバーとなるので、残りのキャラを編成する。
　適当な編成で一旦終えて、シュンやゼラセを同行者に入れ、もう一度ルクレティアに話しかけて主力メンバーを選び直そう。
　
　ルクレティアの立つ場所から真っ直ぐ下に下り、道の無い茂みに入り込んで地下通路へと下りる。
　地下室を通り抜け、医務室から試合場へと出ると、其処には罠が仕掛けられていた。
　試合場に出た無防備な王子達を取り囲み、一斉にゴドウィン兵がボウガンを構える。そして王子達を嘲り笑い、キルデリクがやって来た。
　しかし黄昏の紋章によって、包囲していたゴドウィン兵は残らず倒され、キルデリクを残すのみとなってしまった。王子は、烈身の秘薬を飲んだキルデリクとの一騎討ちに応じる。
　
　キルデリクの行動は単純で、「ゴアッ！！」と短く叫ぶ時は攻撃をしてくるので必殺で応じる。
　「ガアアアアーーーーーーーーっっ！！！」と叫ぶと必殺でくるので防御をする。これだけで良い。
　
　一騎討ちに勝つと、キルデリクは烈身の秘薬の副作用によって絶命してしまう。
　王子達は急いでゴドウィン城へと向かうが、城門前にはディルバ将軍が待ち構えていた。ディルバ将軍は雷の紋章の「飛翔する雷撃」で全体攻撃をしてくる。魔法に弱いゲオルグなどにはダメージが大きいので、使われたらすぐに流水の紋章で回復を。
　
　城内の宝箱を開けて回り、2階の左下のギゼルの部屋に入ると、其処で待っていたのは黄昏の紋章を宿したサイアリーズだった。
　戦乱に紛れ、サイアリーズはサイアリーズの決意で行動をしている。王子やリオンに死なれては元も子も無いし、かといってゴドウィン側にも勝ってもらう訳にはいかない。王子達に言えない複雑な事情を抱え、サイアリーズは王子に戦いを挑み、敵わないと分かると風の紋章で王子達の動きを止め、船で脱出をして行ってしまった。
　
　1階に下り、入り口の方に引き返していくと、ボズとクレイグが合流して来た。
　ストームフィストの制圧も着々と進み、ルクレティアも入城して来た時、ツヴァイクやローレライが2階の右上の部屋で妙な物を見付けたという。ローレライをパーティに入れ、2階へ向かう。
　部屋に入ると、机の上にシンダル遺跡から発見したと思われる石板が集められていた。
　しかし、此処にあるのは大した情報の書かれていない石板だった。何処で発見されたものかも見当が付かないので、ツヴァイク達にも答えは出せなかった。
　
　その頃、太陽宮ではいよいよ来るべき総力戦に向けて準備が始まった。
　もうレインウォールに兵力を回しておく訳にはいかないので、兵力を太陽宮へと集結させる。そして、サイアリーズがその撤収の指揮に当たる事に。
　この機に乗じて、ようやくサイアリーズはゴドウィン側に寝返ってまでやり遂げておきたかった事を実行出来るのだった。
　
　

　
　

- + - 本 拠 地 - + -

　
　
　ゴドウィン城でプラチナムハンマーを入手したので、ドンゴに渡して武器を最高レベルの16まで上げられる様にする。そしてお金が許す限り、主力キャラの武器をLV16にしておく。
　また、これから最後の戦争イベントをこなし、強敵との連戦になるので、紋章・装備・スキルを再確認して主力を万全の状態にしておく。
　
　そして王子の部屋に入ると、場面はレインウォールに切り替わる。
　サイアリーズはサルムとユーラムに、ゴドウィン軍がレインウォールから撤退する旨を伝える。
　ゴドウィン卿に長い間街を制圧され、更にこの時期になってわざわざやって来たサイアリーズに対し怯えきっているバロウズ親子。サイアリーズは、自分にしか出来ない仕事を片付ける為、口実を作ってバロウズ邸まで足を運んでいた。
　サイアリーズはサルムを側へ呼ぶと、黄昏の紋章の力を収束させてサルムへ放ち、即死させてしまった。
　これで長年元老院を牛耳っていた有力貴族の片方は、ほぼ完全に没落してしまった事になる。例えこのまま王子軍がゴドウィン卿を打ち破ったとしても、バロウズ家は再び勢力を取り戻そうとする筈だ。そうなると、折角ソルファレナを取り戻したとしても、やがては元老院に国政を支配される悪しき慣習が残ってしまう。
　ルセリナに対しては非常に酷な事だが、サルムを殺害する事で、サイアリーズは王子達に変わって国政を変えていこうとしている。
　とはいえ、サイアリーズも非情に徹しきれず、バロウズ邸を出る時は沈痛な面持ちをしていた。そしてギゼルはサイアリーズの行動を読んでおり、もしサルムに対して何も出来ずにいた時は、代わりに始末させる為ドルフを派遣していた。
　
　本拠地に場面が戻ると、リオンの様子を見に医務室へと行ってみる。
　しかし、リオンはまだ辛そうにしている。それほど回復はしていない様だ。
　軍議の間に行くと、ソルファレナへ攻め込む体勢が整っていた。明日にでも出撃出来るがどうするか、とルクレティアに聞かれ、「ああ、行こう」と答える王子。
　
　決戦前夜を迎え、本拠地の人々は思い思いの時間を過ごしている。寝る前に、色々と見て回ってみる。
　まずルクレティアの部屋を尋ねると、ルクレティアからサイアリーズの離反について語ってくれる。ルクレティアはサイアリーズの決意を凡そ感づいており、ゴドウィン派へ回ったからといって王子を敵に回した訳ではない、と断言した。
　次に空き部屋の筈のサイアリーズの部屋に入り、出ようとするとカイルが入って来た。戸締まりに来たのだが、やはりサイアリーズの事が気掛かりな様だ。
　斎主ハスワールの部屋に入ると、戴冠式の時のリムスレーアの事を語ってくれる。張り詰めていて痛々しい表情だったが、彼女には可愛い笑顔がやはり似合うので、それを取り戻してあげよう、と言う。
　下の階に下りると、シンロウとモンセンが売り場に残っていた。シンロウは、この戦争が終わったらアーメスで商売がしたいと言った。モンセンは生真面目な商売人として、実際に使う人の声を参考に製造の段階からしっかり手掛けたいと言う。
　更に下の階に下りると、食堂の回りに人が集まっている。レツオウとシュンミンが、出撃する人々の為のお弁当を夜を徹して作っており、ニケア・リンファ・チサトは手伝おうとしてやって来たのだった。
　オボロ探偵事務所は相変わらずのんびりとマイペースで、サギリの事が気になるナクラが入り口前に佇んでいた。
　エレベーター横の歯車の部屋では、バベッジ・ソレンセン・ルウが、戦争とは関係無く趣味（研究）に没頭していた・・・。
　ルナスの部屋でイサトに話し掛けると、もし戦争に敗れた時のルナスの立場について聞ける。ゴドウィンが王子軍を破れば、国の財政を立て直す為に上流の金脈を当然開発するだろうし、女王を頂点とする政権も変え、女王国の聖地であるルナスを尊ぶ意味も失われる。また、聖地ルナスが汚されてしまえば、イサトとウルダの故郷アルセイドにもその影響が及ぶ事になるだろう。
　提督ラージャの部屋では、お年寄りが集まってお茶を飲んでいた。種族・地域を超えて、ラージャ、タルゲイユ、サイロウ、ワボン、フワラフワルが揃っていた。・・・ゲンオウがいてもよさそうだが、流石にあの巨体が此処には入れないのかも（苦笑
　下層まで下りると、イザベルとマティアスが、それぞれ自分の経歴を語る。そして酒場では、いつもの面子が穏やかな時間を過ごしていた。
　アーメス新王国の部屋に行くと、シュラが王子軍に加わった本音を少し語ってくれる。ファレナ女王国では男は何の力も持たないので王子も全く目立たない存在だったが、内乱が勃発した途端王子軍を編成し連戦連勝、更にマハ・スパルナの南岳兵団をも退けてしまった。そこで、王子とはどんな人物か直に見てみたくなったという。
　大道芸人の部屋に行くと、人間の姿に戻ったエルンストに会える。今夜は満月なので、夜明けまでは人間の姿でいられるのだ。
　最上階の封印の間に行くと、ツヴァイクは紅衣の巡礼者について語る。シンダルの伝承の中にそう呼ばれる者達がおり、紅衣といえば当然キリィの服装に思い当たる。キリィはシンダルの過去を追っている訳では無く、過去の遺跡や文明を調査しているツヴァイクやローレライとは目的が違っているのも、それに関係するのかも知れない。
　3階の軍議の間の前から外に出ると、普段は封印の間にいるゼラセがおり、珍しく自分の事を語る。レックナートはゼラセの事を「夜を渡り星を抱く者」と呼んでいる様で、ゼラセはそれは過分な言葉だ、と言う。また、王子の人となりを見てきた結論として、王子は黎明の紋章に相応しい主だと認めてくれる。
　
　医務室に行くと、シルヴァは気を利かせてリオンと二人きりにさせてくれるが、其処にロイがやって来る。だが、シルヴァがそのまま、ロイを外に追い出してくれる。
　塔の1階に戻ると、ガヴァヤが奔走していた。このどさくさに紛れて、誰とでもいいから婚約をするんだと叫び、走り去っていった。
　また、ビッキーは、戦乱が終わる度に祝勝の宴会に参加出来ず、その都度くしゃみをしてご馳走を食べられずにいるので、今度こそ食べてやるんだと決意を新たにしていた。が、お約束として、きっと無理だろうと思うww　可哀想なビッキー。
　
　塔を出て庭園の方に行くと、ゲオルグが佇んでいた。
　ゲオルグは左目の眼帯を着ける事になった経緯を話す。また、自分を救ってくれたフェリドへの恩義から王子に協力しているが、王子自身が、協力したいと思うに値する人物だから、俺はお前とリムスレーアの味方なんだ、と話してくれた。
　
　下に行くと、竜馬騎兵団は習わしとなっている出陣前の儀式を行っていた。団長クレイグに話し掛けると、皆笛を手にし、演奏を始める。
　
　
　リオンとゲオルグに会い、2階の王子の部屋に戻ると、いよいよ夜が空け出撃となる。
　軍議の間に行くと、首脳陣が揃っていた。
　そして、医務室で寝ていたリオンもようやく回復し、王子の護衛としてダハーカに乗り込む事に。
　ただ、今回の戦争イベントでは、王子はユニットとして出撃はしない。本陣としてダハーカにいるだけだ。
　
　

- + - ソ ル フ ァ レ ナ 攻 略 戦 - + -

　
　
　今回の戦争イベントでも水上戦と陸上戦が同時に進行し、3カ所に分かれての侵攻となる。この内、アイテムを所持しているのは北側の陸上戦の2ユニット（ザハーク隊以外の、騎馬隊と紋章弓隊）と、南側の騎馬隊のみ、そして水上の突撃船と紋章弓船。ただ、水上戦では2ユニット共魔の石なので、大勝利を確実に狙うなら無理に入手しなくても良いアイテムだ。陸上戦ではタチバナの具足、グレイコート、フジワラの篭手が入手出来る。
　陸上戦ではザハーク隊とアレニア隊には近付かず、アイテムを持つユニットの真正面で8マスまで近付いて誘き寄せ、それだけを倒す様にする。そして、水上戦はダハーカをまず敵船団手前の小島前に動かし、ビーバー隊と竜馬隊で守る。そして陸上部隊がアイテムを入手出来る頃合いで、ダハーカを一気に水門に突入させ、地近付く敵を竜馬隊とビーバー隊で蹴散らす。
　
　ボズの重槍隊が狙う紋章弓隊は雷の紋章を一度使うので、突撃を駆使しつつ、使われても回復出来る手段を整えておく。水上部隊は、ダハーカが水門に辿り着ければ良いので、星魔法や矢の雨で蹴散らせばそれで済む。
　水門にダハーカが辿り着けば大勝利となる。
　
　

　
　
　水門を制圧し、勢いに乗る王子軍だったが、ルクレティアは全軍に停止する様指示を出す。
　何故この戦捷に乗じて追撃しないのかと兵卒から声が上がり始めるが、ソルファレナの港には黄昏の紋章を宿したサイアリーズの姿があった。これを見越して逸早く潜入したゼラセは、サイアリーズの動きを抑える。
　急いでソルファレナへ突入する王子は、パーティを編成して動き出す。
　サイアリーズとの最後の戦いになるので、サイアリーズの魔法を封じ込めるべく、速さが高くLV4の魔法を複数回使えるキャラに大地の紋章を宿しておく。
　一階に降りて、ルセリナに話し掛けて誰かに大地の紋章と流水の紋章を宿す。また、リオンの装備も要チェック。何も身に付けていなければ、先程の戦争イベントで入手したグレイコートを着け、後はルセリナに話し掛けて適当な装備を着けたキャラの物を外し、リオンに装備させる。
　そしてスキルと紋章と陣形をチェックし、準備が完了したらダハーカの入り口へと向かう。
　
　ダハーカ入り口ではログとランが待っており、二人の船で急いでサイアリーズの元へ。
　その頃港では。
　アレニアの時とは違い、黄昏の紋章を宿すに相応しい王族のサイアリーズが相手では、ゼラセといえど力を封じ続けるのは苦しい。夜の剣さえあれば・・・というゼラセは、夜の紋章を宿した星辰剣と関わりがあるか、それに近い存在なのかもしれない。
　サイアリーズとの戦いに突入したら、まずは大地の紋章で「守りの天蓋」を。これで魔法を無効化し、一気にサイアリーズを倒す。
　
　アレニアはギゼルに伝令を送り、サイアリーズが戦死したと伝える。
　一瞬悲痛な面持ちとなるギゼルだったが、ここまで来ては後戻り出来ないので、太陽の紋章を発動する様決断を下す。
　まだ誰にも宿っていない太陽の紋章だったが、研究の成果により、その力を僅かながら解放する事に成功する。太陽宮から二年前のロードレイク暴動の時と同じ強い閃光が発せられ、間近にいた王子達はその脅威に晒される。咄嗟に翳した王子とサイアリーズの手から、それぞれの紋章が輝きを放って周囲の者を護り、何とかこの危機を回避した。
　ただ、その余波は堰を決壊させ、まだ撤退が出来ていない水軍へと襲い掛かるが、このフェイタス河は昔からよく氾濫し、下流域に被害を及ぼしていたので、この様に堰が崩れた時の為、水量をあちこちに分散させて吸収する仕組みが出来ていた。攻略戦に突入する前からこの事態を予測していたルクレティアは、ビーバー族達に命じて被害を最小限に抑える事に成功した。
　再び太陽宮から紋章の発動がみられたが、王子の黎明の紋章とサイアリーズと黄昏の紋章がそれを抑え込み、黄昏の紋章に生命力を吸い取られたサイアリーズは力尽き、倒れてしまった。
　
　ここで、サイアリーズに宿っていた筈の黄昏の紋章は、傍にいたリオンの左手に移ってしまった。
　王子はリオンの手を引き、サイアリーズの事はルクレティアとシルヴァに任せて、先へと急いで行った。
　
　サイアリーズは、最後まで憎らしい口調のルクレティアに呆れながらも、彼女に王子の事を頼み、息を引き取った。
　
　
　
　
　

- + - ソ ル フ ァ レ ナ 攻 略 戦 - + -

　
　
　また三カ所に別れての進軍となる。
　但し、南側（左下）の敵の水上部隊はアイテムを何も持っていないので、これと戦うのは意味が無い。
　よって、これを迎え撃つ紋章弓船は敵船を右へと引き付け、下に回り込みながら左へ逃げて岩場辺りへ向かえば時間を稼げるので、これで逃げ続ける。橋の近くには寄れないので、ゼラセの星魔法は陸上には届かない。矢の雨での援護しか出来ないので、敵船を引き付けて3ユニットまとめて星魔法で追い払い、その隙に逃げるに限る。どの船種にも対応出来る様、ビーバー隊を盾にする事は忘れない様に。
　その間に陸上部隊は太陽宮へと突っ込んで行く。
　右上の水上部隊は全て弓船なので、シュラの強さAの突撃船で蹴散らしてキサラの親子弓船で回復と矢の雨で援護する。
　
　陸上部隊は、紋章弓隊さえ倒せば後は全て歩兵。これだけをボズの重槍隊と王子の歩兵隊で倒し、残りをダインの騎馬隊とクレイグの竜馬隊で突撃すれば楽勝なので、戦争開始後から王子は一気に太陽宮へと向かわせる事。騎馬隊の方が足が速いので、露払いをして王子に敵が近付く事は無い。

　王子が太陽宮の入り口に辿り着けば大勝利となる。
　
　

　
　

- + - ソ ル フ ァ レ ナ - + -

　
　
　リオンとミアキスを連れ、残りのメンバーをルセリナに話し掛けて編成し、太陽宮へと向かう。
　そして、太陽宮で立ち塞がるのは、アレニアとザハークだった。
　二人とも高確率でパリングをして攻撃を防ぐので、こちらは協力攻撃を中心にして、通常攻撃はしない様にする。
　
　
　
　
　
　二人を倒したら、右へと進んで二階の王子の部屋の方へ行き、その先の倉庫へ入る。
　此処に太陽のリングと学術の心得・博士号があるので入手する。
　謁見の間へと到達すると、其処にはリムスレーアとギゼルが待っていた。
　ギゼルは王子に一騎討ちを挑み、王子はそれに応える。ギゼルの台詞は分かり易いので、行動を選ぶのにあまり迷いはしない筈。
　ギゼルを倒すと、太陽宮は解放され、ゴドウィン派の完全敗北となる。但し、マルスカールは黎明の紋章・黄昏の紋章によって太陽の紋章が封じられると、すぐに部下の者に命じ、太陽の紋章を宿した像を持ち去って行ってしまった。
　結局、太陽宮とリムスレーア陛下は奪還したものの、マルスカールと太陽の紋章の行方を追わねばならなくなった。
　
　
- + - N e x t - + -